撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

名鉄 喜多山(2012.8.19) 6026F 準急 尾張瀬戸行き 行先系統板

2020年08月09日 12時16分33秒 | 名鉄
8年前に、名鉄瀬戸線 喜多山駅で行先系統板を掲出した6000系を撮りました。
1枚目は、喜多山駅に到着したク6026の準急 喜多山行きです。
行先系統板は、「尾張瀬戸」と表示されています。



2枚目は後追いで、大森・金城学園前駅に向かうモ6226です。
行先系統板は、尾張が省略されて「瀬戸」と表示されています。



6000系は、名鉄として30年ぶりに新造の3扉の通勤用車両として1976年に登場しました。
通勤用車両でありながらクロスシートが採用されたことが評価され、1977年には鉄道友の会のブルーリボン賞に選出されています。
6000系の増備車として、1984年には回生ブレーキを採用し前面デザインが非貫通に変更された6500系が登場しました。
さらに、1987年には制御方式に界磁添加励磁制御を採用した6800系が登場し、1992年まで6000系は発展しながら増備されていました。

瀬戸線の輸送力増強対応として、1995年に2両編成×8編成が転属し、2両編成×2編成が連結された4両編成で運用されていました。
喜多山検車区のピット延長が行われたことに伴い、4両固定編成の運用も可能となったことから、1996年には4両編成のうち中間車2両×6組が瀬戸線に転属して、1996年には6編成が4両編成化されました。
さらに、2000年に4両編成×1編成と中間車2両×2組が転用され、1995年に転属した残る2編成も4両編成化されています。
2008年以降、瀬戸線に4000系が登場したことにより、瀬戸線の6000系は2011~14年に引退しました。

この年の8/18~19の2日間限定で、1978年8/20に栄町駅乗入れを開始してから34周年になるのを記念して、当時の車両が掲出していた行先系統板を6000系に取り付けて運行するというイベント開催されました。
6026Fは1995年7月に瀬戸線に転属しました。
1996年5月に中間車モ6339+サ6139がモ6326+サ6126に転属、改番の上、組み込まれて4両編成化されました。
2013年5月に引退しています。