珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

男は木刀を買いたがる

2015年02月18日 | 日々のこと

1か月程前の「有吉、マツコの怒り新党」でのこと。

ある主婦からの怒りのメール、

「うちの主人は観光地へ行くと、木刀を買いたがります。

それが、幼稚で嫌です」

大体、そんな感じの内容でだった。

すると、有吉さん、マツコさん、口をそろえて

木刀は男のロマンなんだよ、買いたいものなんだよ、

そのくらい良いじゃないか、文句言うなよ、

男にとってああいうものは、なんちゃらかんちゃらと、

男と木刀の関係について、ひとしきり熱く語っていた。

 

そういえばあるわ、我家にも夫の木刀が。

多分、修学旅行で買ったのだろう、けっこう年代物だ。

結婚したときにはもうあった。

振り回しているのは見たことがないが、いつもベッドの枕元に置いてある。

そうか、ロマンだったのか・・・

でも、よくよく見ると、我が家の木刀は、お土産にしては立派過ぎるような気がする。

お土産の木刀は持ったことがないので、はっきりとは言えないが

夫のは、重いし、長さもあるような気がする。

お土産のは、もっとちゃっちいのではないかしら。

そこで、夫に訊いてみると、

「あれは、修学旅行のお土産などという、まがい物ではないぞよ、

道場で、実際に使っていた本物である」

と、自慢をする。

そう言えば、夫のほうに、剣道の道場をやっていた親戚がいたっけ。

そこで、ありがたくも頂いたのだそうだ。

そして、何度かの引っ越しにも捨てられることなく、

人生をずっと一緒に歩んで来たわけだ。

なるほど、夫の木刀は、ワンランク上のロマンだったのね。

 

これを書きながら、朝のワイドショーを観ていたら、

外国人のお土産についてやっていて、男性観光客が

日本刀や木刀を買っていた。

どうして、それを買ったのか訊かれて、

「これを持つと、侍や忍者になったような気がするんだよ」

洋の東西を問わず、男のロマンに変わりはないらしい。