ミスターホームズを見てきました。
国際線の飛行機内で見た友人が、おもしろくなかったと言っていたのですが、
ホームズものとなれば、一応見たいわ。
それに、なんたって真田君(真田広之さん)がでるんですよ。
見ないわけにはいかないわ。
まだ上映中なので、内容については控えますが、
宣伝に偽りありと思う人が多いのではないかと思います。
面白く無かったという意味ではなくて、
「ホームズが少年を助手に、過去の未解決事件を捜査する」と思ってみると、
期待を裏切られます。
93歳のホームズが、過去の失敗を薄れ行く記憶の中で見つめなおし、
自分に大切なものを見つけ出す、みたいなことかしらね。
ホームズファンの私としては、こういうのも有ってもいいよねと、満足でした。
映画が始まるなり、日本から帰国したホームズが、呂敷包みを大事そうに抱えていたのが驚きでしたが、
風呂敷って英国紳士が持っても、全然和感がないんですよ。
デザイン性が高いのかしらね。
ちょっと嬉しかったです。
日本での場面も多いのですが、かなり変です。
これはまあ、仕方がありません。
日本のひれ山椒という植物を、ホームズは、ボケ予防の薬と信じているのですが、
どうなんでしょうね???