「がんばろう、日本」とか、
「がんばろう、東北」とか、
「ひとつになろう、日本」とか、
(ひとつになんかなれる訳ないじゃん)
そんなキャッチフレーズは好きじゃないのですが、
とりあえず、こんなの作ってみました。
テレビでは、「今年の連休は、いつもと違う連休になっています」
と、アナウンサーが言っていましたが、
「うちなんか、いつもと同じだよ」
と、一人で突っ込みを入れていました。
新聞のコラムにこんな記事がありました。
「偉ぶる事も飾る事もなく、日々の仕事をしてきた民の強みは、
さして変わらぬ生活を続ければいいということです。
湯水のごとく電気は使ってこなかったし、オール電化などという掛け声は、
ハナから信じていなかった」
「日本の力を信じている」というたいそうな標語も、
「民の力を信じている」の意味である限り、内実をもつはずです。
原発をどうにかしてくれるのも、
何をしゃべっているのかわからない、東電のエリート社員でなく、
現場で身を挺して働いている、下請け企業の人です。
たいそうな事を書いてしまいましたが、
今年も渋滞の映像を見ながら、
「渋滞なんて、巻き込まれたことないし」
と、ボランティアにも行かず、のんびり過ごしている私は、
どこか、日本人として疎外感を感じてしまうのでした。