カネノナルキ(金のなる木)」に花が咲きました。
「金のなる木」は、ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物で、原産地は南アフリカ東部で、ナミビア、アフリカ東部、マダガスカル等に分布しています。
日本には昭和初期に渡来し、「カゲツ(花月)」と呼ばれていますが、本来の和名は「フチベニベンケイ」です。
「金のなる木」
金のなる木は、乾燥や低温などの厳しい環境に適応した丈夫な植物です。
嘗て、新芽が小さいうちに、5円玉の穴に通しておき、そのまま成長させて、5円玉が抜けない状態にして、枝にお金がなったように仕立てたものが流行しましたが、その姿から成金草とも呼ばれています。
多肉質の葉や茎にたっぷり水分を蓄えることができるので、乾燥に強い反面、過湿にさせると根腐れしやすくなります。
「名前の由来」
名前の由来は、諸説あって、その一つは、
・栽培業者が販売促進のために、五円硬貨の穴を頂芽に通して固定し、若枝が硬貨の穴を通ったまま成長するようにして硬貨が生ったように見せかけたことからとする説や、
・他には、葉が丸っこく分厚い形でお金のように見えるからとする説などがあります。
英語でもマネーツリー、ダラープラントなどといいます。
・花は小さいですが星形のきれいな花です。
「花の咲かせ方」
花期は冬で、花を咲かせるためには、1年を通して水やりを控え、出来るだけ日光に当て、そして、夏を過ぎたら絶対に切り戻しをしないことと、真冬の厳しい寒さ(0℃以下)や霜に当てないようにすることです。
以上の点に気をつければ比較的簡単に栽培でき、花を咲かせることができます。
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母が、育てて随分と増えたのですが、数年前の寒波にやられて全滅しました。
いまは、わずかに育っている程度です。
五円硬貨を穴につけてましたが、家は相変わらずお金持ちとは無縁です。
ブラタモリは、3月いっぱいで終えるそうです。
ブログ記事の話題を友にふったら、教えてくれました。残念。