ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

インナーチャイルドと 出会う

2010年11月13日 | 手放す~しがみつくのをやめる時
お風呂に入りました。 

なぜか今日は、久しぶりにローソクに火を点して、

お風呂場の中は、ローソクの明かりに囲まれての癒しの空間に。。。


体のクリーニングをした後、

湯船に浸かって、

ハー(HA)呼吸法をしました。

ハー(HA)呼吸法とは、聖なるエネルギーを吸い込む呼吸法のことだそうです。

ハワイの、問題解決技法である「ホ・オポノオノ」の著書に

掲載されていた呼吸法で、

瞑想などに使えると書いてあります。


HAには、生命エネルギーを活性化する働きがあるのだそう。

早速、湯船に浸かりながら、姿勢を正し、

背筋を真っ直ぐに伸ばして、軸を直線にしました。

本来ならば、両足は床にしっかりつけていなければならないらしいですが、

今回はご勘弁を。

手は、自然と膝の上に置いていました。

そして、鼻から息を吸い、鼻から吐いていきます。

その具体的な方法については、こちらを・・・。

ただ深呼吸を繰り返すのではない手法を取りながら、

呼吸が終わると、瞑想に入りました。


私は、お風呂に一人で入ったり、調理をしたり、車を運転していたりすると、

ふと、言葉が出てきます。

頭の中に、言葉が連なって、何か話しかけてきます。

アイデアだったり、最近の自分に対しての意見だったり、

アドバイスだったり・・・。

きっと、私の中にある何かが作動して、

ぱぱっと出てくるのだと思います。


瞑想に入ると、それはよりクリアになって、表れます。

「何を迷っているの。

あなたは、ちゃんと道を進んでいるよ。

迷うなとはいわないけれど、迷っていいけれど、

予定通り進んでいるから、自分を信じろ。」

そんなことを、自分の中が言っています。


次に、私はインナーチャイルドと話すことに決めました。

なぜか突然、話したくなったのです。

会いたくなったのです。

はじめ、幼い自分を、懐にいだくと、

よしよしと頭をなでてあげました。

そして、なぜこんなにもビクビクしているのか、訊いてみました。

すると、彼女はこう答えたのです。


「怖かったの。 とっても怖かったの。」

その意味は、すぐに分かりました。

「パパが、怒るととき、すんごく怖かったの。

ママが怒られているとき、振り回していた野球のバッドや、

ゴルフのドライバー・・・。

わたし、自分自身が、あのバッドとかドライバーみたいに、

人を傷つける人間になるんじゃないかと、怖かったの。

わたしが、生きていることで、

人を傷つけてしまうのが、怖かったの。

悲しかったの。とっても。 

私が生きていることは、世の中にとってよくないと思ってるの。」


私は、はたと気がついたのです。

知らなかったのです。

あの両親の度重なる夫婦喧嘩のときや、

父が機嫌が悪い時に、持ち出すものや、投げるものに、

私の意識が、摩り替わってしまっていたことを。


号泣しながら、

私は、私の子どもの時代に、

「こわかったね、悲しかったね」って

言い続けました。


感じてはいけない感情はないと、教えてくれたのは、

来週の木曜に札幌から来られる西谷真美先生でした。

私はその教えを、そのまま生かして、

感じていいよ

いっぱい感じていいよ

泣いていいよ

涙、ぬぐわないで、

そのまま泣こう

って、言いながら、抱きしめました。


そうして、しばらく泣いて、

抱きしめたら、こどもはすっかりスッキリとして、

顔を上げました。

私は、彼女に、「大好きだよ」って伝えて、

さよならしました。


サヨナラしたら、

湯船の周りのローソクの火が、

くゆら くゆら と 揺れました

あ、帰っていったんだ

そう思いました。


こんなに鮮明に、幼い自分を見つめ、

幼い自分の感情を感じたのは、初めてかもしれません。

胸にぎゅーーっと、やさしく抱いて、

震える彼女に、「守るよ」って約束したことも。


「ホ・オポノポノ」の本には、インナーチャイルドを抱きしめる時は、

やさしく抱きしめようと書いてありました。

あんまりきつく抱きしめると、恐怖心を覚えるからだそうです。


また、会ってあげようと思います。

そうして、私の中に隠してあった恐怖心や、自信のなさを、

クリーニングしていこうと、思います。









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