今の自分は、今までの１００％

伝えたいことがあります

次世代へ

子どもたちへ

親たちへ

あなたたちへ

そして　なにより

私自身へ


それは、今のあるがままの自分が

もっともベストだということ

今ある自分が、今までの１００％だということ


あのとき　こうしていれば　の

あのときは

どうあがいても　戻ってきません

このとき　あれを言わなければ　の

このときも

取り消しようがないのです


あのときの自分も

このときの自分も

そのときは、それが１００％なのです

だから

なにも　間違っていないし

なにも　おかしくはないのです

必然的に　そうなって

運命的に　こうなった

それは

すでに

それまでの１００％の自分が仕組んだ計画の一部なのです


だから

思いっきり

自分を出して

自分の思いを伝えて

自分のできることを　

羽を伸ばして

やっていけばいいんです


それが　今の１００％の自分の精一杯のできることなのだから


悩んでいる　とき

困っている　とき

自分が自分ではないと　感じるとき

それも

その自分が　今は１００％

あがいたりせず

そのままの自分を見つめましょう


人間だって　泳ぎを忘れるときがあります

混乱したり　自分の軸を見失った時

泳ぎ方が　真っ白になって

海の底へと　ただただ沈んでいくだけです

どんなにあがいても

どんなにバタバタ手足を動かしても

混乱している頭では

海面に上がってくることは　至難の業です

むやみに動くと

体力は消耗し　疲れきってしまって

泳ぎ方を思い出した時には

腕や足の力が　入りません


ならば

呼吸を少し　ためて

体の力を抜いてみるのです

ふーーーっと

海の波や　浮力に身を任せてみるのです

時間がかかるかもしれません

距離があるかもしれません

海面は一向に見えないように見えるかもしれません

それでも

漂う自分の体を感じて

静かに時を待つ感情を感じて

今のおかれている自分を　見つめてみるのです


すると

自然な形で　海面に浮いてきます

いつまでも　海底にばかりいられないのも　人間のようなのです


海面に上がったら　人は　安心します

安心すると　ふと　比べたがります

海面の色や　形の感じ方は

人それぞれ違うから

あの人の海面が　輝いて見えるとか

その人の周りが　濁っているとか

そういうふうに比べるのではないのです

そして再び

泳ぎ方を忘れたりするのです


こうして

人間は

面白いように

浮きと沈みとを体験しながら

本当の泳ぎ方を　マスターしていくのだと　思います


だからね

悩んでいいんだよ

今の１００％の自分を　認めてあげましょう

よく　やっているんだよ　と