■「ロイ・ルア・ファイ」(灯明舟流し)です。数万個の灯明で飾り付けられた舟が満月に照らされたメコン川を下っていきます。
かって、ナコーン・パノムを中心に北部イサーン、中部ラオスにまたがる「シー・コタブーム」という国があり、その頃から続く祭りだと言われています。
対岸のラオスでも「ロイ・ルア・ファイ」が催されています。
午後5時です。川の中ほどまで灯明舟が曳航されていきます。「ロイ・ルア・ファイ」祭りの開始時間は午後7時です。開始までまだ2時間あります。
午後5時25分、陽が沈み、空が紫色に染まる頃、先頭の舟に灯明に点火されました。
全ての灯明が灯るのに30分以上かかっていました。
後方でも灯油が燃えて黒煙が立ち昇っています。
午後5時53分、十五夜の月が顔を出します。
ドラえもんの「コーム・ローイ」です。みんなが注目しています。
午後6時57分、打上げ花火が上がって「ロイ・ルア・ファイ」の開始です。出入国チェックポイントを出て船乗り場へ行く階段で観戦です。帰国、入国する人を乗せた船が入ってきます。この場所からだとトイレに行くにもパスポート・コントロールを通らなければなりません。
それぞれの灯明舟が流れる順序に従って配置についています。



それぞれの灯明舟が、花火の手法を変えながらメコン川を流れていきます。





全長100m近くあった灯明舟ですが、メコン川に浮かぶと大きさを感じません。







こちらは対岸のラオスの灯明舟です。国力の差でしょうか、灯明舟は距離があるとはいうものの、かなり小さく映ります。
かって、ナコーン・パノムを中心に北部イサーン、中部ラオスにまたがる「シー・コタブーム」という国があり、その頃から続く祭りだと言われています。
対岸のラオスでも「ロイ・ルア・ファイ」が催されています。

























