の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

謹賀新年・2015年

2015年01月06日 | 陶磁器(タイ)

2015年、明けましておめでとうございます。
いつも「の~んびり タイランド」に訪問していただきまして、ありがとうございます。
本年もよろしくお願いします。

■新年早々に入手したタイの陶器を紹介します。
タイ北方窯でチェン・ラーイのウィアン・カロンで焼成されたお皿です。
見込みに聖鳥ハムサを描き、周りに黒く塗りつぶされた魚文、蓮華文がそれぞれ対で配置された、他に類を見ない鉄絵皿です。
直径:23.7cm、高台径:14.2cm、高さ:5.8cmでカロンの一般的な大きさです。14世紀から15世紀に製作されています。
ナム・メー・ヒューの窯跡から発掘されたもので、焼成中になんらかの問題が発生して物原に廃棄されていたそうです。
発掘者が破片を雑に接合をしているので、接着剤のにじみが表面に現れているのが残念です。

シーサチャナライのバーン・タオ・パー・ヤンのサトウキビ畑で耕作中に出土した鉄絵合子です。
上面は花なのか、花の蕾かよく分からない植物が描かれています。パイナップルと言う意見もありましたが、ブラジル原産のパイナップルが東南アジアで普及するのは1600年前後で、合子が造られた15世紀から16世紀には、まだタイには伝わっていません。
側面は五つの枠に仕切られて羊歯のような植物が描かれています。
直径:11.8cm、高台径:7.4cm、高さ9.2cmです。
コメント
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