
「未だ見ぬタイへ」というタイトルでタイ政府観光局から提供を受けた写真で制作されています。
水際にヤシの木が茂る自然な水路に朝日が射しこみ、黄緑色の色調の中を若い女性が果物を満載した小舟を操り、市場へ向かうところです。こんな若い女性が舟に乗っているのであれば、ぜひ行って果物を買はねば・・・。ということで、「ドン・マノーラ水上マーケット」へ出かけます。
会報には、マーケットが開かれるのは月に6回、朝6時から8時半としか載っていません。
これでは、いつ開かれるのか分かりません。
調べると、太陰暦の月の満ち欠けで第2、7、12日の午前6時から8時までとなっています。タイのカレンダーを見て、直近の休日で該当日を探します。

左折が「ター・カー水上マーケット」へ、「ドン・マノーラ水上マーケット」の表示はありません。とりあえず右折します。


午前6時40分になっていました。「ター・カー水上マーケット」も初めてなので、観光していくことにします。
人もまばらで、小舟もほとんどありません、写真に写っていたような若い女性はどこにも見当たりません。







陸にも買い付けのピックアップ・トラックが停まっています。






手前の女性は豚肉の量り売りをしています。


観光客用の水上マーケットではなく、地元の人の生活の一部です。













■ター・カーから北へ10km行くとダムヌン・サドゥアック水上マーケットがありますが、観光客を乗せたエンジン・ボートで我が物顔に乗り入れてくるようになり、水上マーケットの風情がなくなり久しいです。
南西に10kmでアムパワー水上マーケットですが、休日は水路沿いの路地が昼間から往来が困難になるほど観光客が押し寄せてきます。かって、アムパワーの市場は夕方から開く、と言われていたのを昼間訪れて食堂を探すが、水路沿いの店はほとんどが扉を閉ざす寂しい市場でした。
素朴なター・カー水上マーケットもこれから変わっていくのでしょうか、その前にドン・マノーラにも訪れておきたいと思います。