11月14、15日にシー・コーラプームで「シー・コーラプーム神殿、千年の伝説祭・2014」が開催されました。スリンの県庁所在地では14日から16日までイーサンの三大祭りの一つ、スリン象祭りが開催されますが、訪問者が多く道路は大渋滞、大混乱しています。
混乱を避けてスリンからさらに40km東にあるシー・コーラプームまで行ってきました。前日はバンコクの東方80kmにあるチャチョェンサオで宿泊し、午前6時に出発です。国道304号線で二山越えパク・トーン・チャイに出て国道24号線をひたすら東へ、国道214号線でスリンへ、そして国道226号線でシー・コーラプームまで420kmの走行予定です。
国道304号線をカビンブリーを過ぎたあたりです。雨季は、とおに終わっていますが、青空がのぞきません。
この一週間前にローイ・クラトーンがあり、タークまで行ってきたのですが、やはり大雨でした。
プラチンブリー側の山道の登り口付近の2車線道路が4車線道路になったあたりに新しく出来たガソリン・スタンドがあって休憩です。
午前8時、朝食です。
バーミー・ナームを食べます。
ガソリン・スタンドの裏に人工池を囲んだ宿泊施設を建設中です。
■池の周りに生えた雑草の花を写しました。
「アメリカ・ハナグルマ」
「クウシンサイ(空心菜)」「アサガオナ」、タイでは「パック・ブーン」の花です。
い湿地近くの地表や池、流れのない川などいたる所を覆うように自生しており、葉や茎は食材となります。
「クウシンサイ」の花ですが、白花です。
「ベンガルヤハズカズラ」(ソーイ・インタニン=サファイアの首飾り)です。
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フアイ・ナーム・キアオの休憩所でトイレ中継です。
「ムラサキ・モククワンジュ」「ウスベニ・ハカマノキ」、葉の形から「羊蹄木」と呼ばれています。タイでは「チョン・コー」と呼ばれています。
タイでは「ダー・ラー」と呼ばれる「トーチ・ジンジャー」です。
ショウガの仲間です。この花はピンク色をしていますが、良く見かけるのは真紅色をしています。肉厚の花びらは食用になります。
マメの仲間のようです。「チョウマメモドキ」(トゥア・ライ)です。
「スズメナスビ」です。一応小さな実もなっています。
「ヒメノカスリ」「スパイダー・リリー」、タイでは「パラップ・プルーン・ティン・ペット」と呼ばれています。
パパイヤの木です。売られているパパイヤの果実よりかなり短い実です。
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シー・コラプームに到着です。
「プラサート・シー・コラプーム」です。
12世紀の第18代クメール王、スールヤヴァルマン2世(在位:1113年~1150年)時代の建物です。25mX26m、高さ1.5mのラテライト製基壇の上に、煉瓦造りの中央祠堂と四隅に祠堂を配置しています。
中央祠堂は塔上部が崩壊していますが、まぐさ石と入口柱に素晴らしい彫刻が残っています。
16世紀のアユタヤ時代に仏教寺院に改造されました。
まぐさ石の10本腕のシヴァ神像です。
シヴァ神の下に彫られた神々の像です。
ピラスター(付柱)下部に彫られたアプサラ像です。
破風横のナーガとマカラの像です。
とりあえず宿泊場所を確保しようと、地区の役員の方に尋ねると、単車に乗ってきている観光案内の人にホテルまで先導するように指示をしてくれました。
案内された遺跡の裏にあるホテルです。荷物を置いてすぐに出かけます。まずガソリンスタンドで飲料水を購入します。
「ルリマツリ」です。
「ジョウゴバナ」「ヘリトリオシベ」です。
「ピンク・ノウゼンカズラ」
「ブンガー・サー・リー」木は15mぐらいまで成長します。
「インド・コルク・ツリー」タイ語は「ビープ」25mにもなる高木です。花は甘い香りがします。
その後、お礼を兼ねて遺跡へ戻ります。シー・コーラプームは絣織の産地で実演中です。
樹脂紐を使っていますが、糸を取り上げてから結び終えるまで実に素早い作業です。
染め上がった糸です。
絹糸です。タイのカイコは黄色い繭が多いようです。
天然染料で染めた生地が一つだけあったので購入しました。価格は合成染料の倍です。
彼女たちが分業で織に従事しているそうです。
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遺跡の基壇に設けられた舞台で練習をしています。
午後5時、警備の警官たちがやって来ました。警備分担の打ち合わせ中です。
こちらは午後8時からのショーに出演するチビッ子たちです。
前から4列目の通路に面した良い席が取れました。場所の確認をしていると警備のお巡りさんやって来て、通路からの撮影は良いが、舞台の上に登って撮影しないように注意を受けました。舞台に昇るという非常識なことは思いもつかなかったのですが・・・。
開演は午後8時、まだまだまだ時間があります。とりあえず腹ごしらえです。
メリーゴーランドと回転車も営業しています。いつも不思議なのがどのようにして運搬するのでしょう。
見ていてわかったのは、遊技代が1回、30バーツで少し高額ですが、時間は無制限のようです。乗っている人が、飽きて降りると言うまで回り続けるようです。
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