■「タ・ムアン遺跡群」から国道224号線、214号線を東へ50km進むと「チョン・チョム」の国境のチェックポイントがあります。
道路標識には「アンコール・ワット、アンコール・トム」の表示が揚げられています。国境を超えると約150kmで「アンコール・ワット」です。
国境の柵です。柵の向こうはカンボジアです。
チョン・チョム国境市場です。同じ国境市場でアランヤプラテートのロン・クルア市場と比べると規模はかなり小さいですが、扱っている商品はカンボジアからの衣類、中国からの電気製品、コピー商品と全く同一です。だだし、価格はロン・クルア市場より安く、最高で半額になっています。
■市場を覗いた後、国道2283号線から国道24号線を「ウボン・ラーチャターニー」へ向かって走行します。国道24号線沿いにもたくさんのクメール遺跡がありますが、ウボン・ラーチャターニーに近い2カ所を紹介します。
東行する国道24号線は「デット・ウドム」で北に方向を替えウボン・ラーチャターニーへ至りますが、その手前約20kmにある国道2214号線を南下すると「トゥン・シ・ウドム」の町があります。町を過ぎると「バン・ノーン・オム」村があって、村役場と同じ敷地に「プラサート・バン・ベン」があります。
11世紀に建立されたロッブリー様式のヒンドゥー寺院です。外周をラテライトの塀に囲まれ、一部埋められていますが、環濠をもった寺院遺跡です。
祠堂へ向かう参道です。
参道の途中が左右に突き出たテラス状になっています。
突き出たところに石囲いをした穴が規則正しく開いています。木造の柱があって、屋根がついていたようです。
寺院門(グプタ)です。この場所で象に乗ったインドラ神を彫刻したまぐさ石が発掘されています。
東向き寺院で、ラテライトの基壇の上に煉瓦造りの祠堂が南北一列に三基建っています。左右の祠堂は上部が崩れ去っています。
三つの祠堂は夫々リンガが祀られていたようです。
中央の祠堂は基壇が陥没して、かなり前方へ傾斜しています。
破風の煉瓦に直接彫刻をして、漆喰で仕上げられていたようです。
右側の祠堂です。
左側の祠堂です。
祠堂内には折れたリンガが放置されています。
■「プラサート・バン・ベン」から国道2214号線を国道24号線まで戻らず、国道2192号線で右折し「デット・ウドム」へ向かいます。左手に「プラサート・トーン・ルアン」があります。
何度も往復して、何度も人に尋ねてやっと入り口が判りました。
割れた木札に書かれているのが遺跡の表示です。これだけです。
幹線道路から狭い農道を行くと、田んぼの中に遺跡がありました。東向きの三基の祠堂が南北に並んでいます。煉瓦積みでラテライトの基壇の上に建っています。
中央の祠堂」が大きく、左右に一回り小さな祠堂がありますが、右手の祠堂上部は崩れ去っています。
11世紀から12世紀のバプーオン様式です。
この寺院の東100mに380㎡のバライ(聖池)跡があります。
下校のスクールバス(?)です。屋根の上にも生徒が乗っています。
宿泊はウボン・ラーチャターニーの「トーサン・ホテル」にしました。
道路標識には「アンコール・ワット、アンコール・トム」の表示が揚げられています。国境を超えると約150kmで「アンコール・ワット」です。
国境の柵です。柵の向こうはカンボジアです。
チョン・チョム国境市場です。同じ国境市場でアランヤプラテートのロン・クルア市場と比べると規模はかなり小さいですが、扱っている商品はカンボジアからの衣類、中国からの電気製品、コピー商品と全く同一です。だだし、価格はロン・クルア市場より安く、最高で半額になっています。
*************
■市場を覗いた後、国道2283号線から国道24号線を「ウボン・ラーチャターニー」へ向かって走行します。国道24号線沿いにもたくさんのクメール遺跡がありますが、ウボン・ラーチャターニーに近い2カ所を紹介します。
東行する国道24号線は「デット・ウドム」で北に方向を替えウボン・ラーチャターニーへ至りますが、その手前約20kmにある国道2214号線を南下すると「トゥン・シ・ウドム」の町があります。町を過ぎると「バン・ノーン・オム」村があって、村役場と同じ敷地に「プラサート・バン・ベン」があります。
11世紀に建立されたロッブリー様式のヒンドゥー寺院です。外周をラテライトの塀に囲まれ、一部埋められていますが、環濠をもった寺院遺跡です。
祠堂へ向かう参道です。
参道の途中が左右に突き出たテラス状になっています。
突き出たところに石囲いをした穴が規則正しく開いています。木造の柱があって、屋根がついていたようです。
寺院門(グプタ)です。この場所で象に乗ったインドラ神を彫刻したまぐさ石が発掘されています。
東向き寺院で、ラテライトの基壇の上に煉瓦造りの祠堂が南北一列に三基建っています。左右の祠堂は上部が崩れ去っています。
三つの祠堂は夫々リンガが祀られていたようです。
中央の祠堂は基壇が陥没して、かなり前方へ傾斜しています。
破風の煉瓦に直接彫刻をして、漆喰で仕上げられていたようです。
右側の祠堂です。
左側の祠堂です。
祠堂内には折れたリンガが放置されています。
***************
■「プラサート・バン・ベン」から国道2214号線を国道24号線まで戻らず、国道2192号線で右折し「デット・ウドム」へ向かいます。左手に「プラサート・トーン・ルアン」があります。
何度も往復して、何度も人に尋ねてやっと入り口が判りました。
割れた木札に書かれているのが遺跡の表示です。これだけです。
幹線道路から狭い農道を行くと、田んぼの中に遺跡がありました。東向きの三基の祠堂が南北に並んでいます。煉瓦積みでラテライトの基壇の上に建っています。
中央の祠堂」が大きく、左右に一回り小さな祠堂がありますが、右手の祠堂上部は崩れ去っています。
11世紀から12世紀のバプーオン様式です。
この寺院の東100mに380㎡のバライ(聖池)跡があります。
下校のスクールバス(?)です。屋根の上にも生徒が乗っています。
宿泊はウボン・ラーチャターニーの「トーサン・ホテル」にしました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます