の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

ロウソク奉納(スリンの田舎にて)

2014年09月13日 | スリン
■「アーサーンハ・ブーチャー」(三宝節)にスリンの東方、「シー・コラ・プーム」近くの小さな集落を訪れました。バンコクから486kmの距離に「シー・コラ・プーム」の町はあり、国道2371号線を暫く南下して左折、「シーサケット」方面にむかったところです。夕方から寺院へ参拝、ロウソクを奉納するのに立ち合いました。
午後3時45分に「シー・コラ・プーム」に到着です。市場で買い物をしてから行きます。



海水魚です。海から600km離れた内陸部まで運ばれています。タイの物流は優秀です。



淡水魚のなれずしです。

こちらも淡水魚を漬けて発酵させています。



白く盛られているのはキノコです。
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午後4時18分になりました。市場近くの「プラサート・シー・コラ・プーム」に立ち寄ります。ラテライトの基壇上に5基の祠塔が建つ、12世紀のクメール遺跡です。

中央祠塔です。

中央祠塔のまぐさ石です。中央は聖鳥ハンサに乗る10本腕のシヴァ神、下には左からシヴァ神の妻で、人の頭を串刺しにして持つドゥルーガ神、ヒンドゥーの三大神、4本腕のヴィシュヌ神、同じく三大神で四面四臂のブラフマー神、そしてシヴァ神の息子、象の頭で4本腕の富と知恵の神、ガネーシャ神が並んでいます。

中央祠塔入口の柱の下には、正面向きに女神像。

女神像の横面には門衛が彫られています。
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午後5時10分、村人たちが集まってきました。

寺院に奉納するロウソクです。

子供たちが持っているのは打ち上げ花火(バン・フャイ)です。

打上げ花火は、行列を先回りして打ち上げていきます。











村はずれにある祠です。

粗く削られた木片が三体あります。仏陀ではありません、神霊崇拝の偶像でしょうか・・・。お供えもあります。

子供が多い村です。みんな元気があります。





楽団と共に踊りながら行きます。



お寺の手前で勢揃いして、踊りながら寺院へ入って行きます。







僧侶が堂内に着座します。



奉納の行列はお堂の回りを三周します。









別のグループもやって来ました。

やはり、お堂を3周します。



読経の後、僧侶の先導で灯したロウソクを手にお堂を三周します。「ヴィアン・ティアン」です。









燃え残ったロウソク、線香は、境内の木の根元に花と一緒に供えて帰宅します。
翌日は近くにあるクメール遺跡「プラサート・プラーン・クー」に立ち寄ってから「ウポン・ラーチャターニー」のろうそく祭りを見に行きました。


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