朝7時30分にホテルをスタートしました。
国道22号線でサコーン・ナコーンを経由、国道213号線、国道12号線でカーラシン、マハ・サラカームから国道23号線、そして国道2号線でナコーン・ラーチャシーマ、サラブリから国道1号線、アウター・リング・ロードを通りバンコクへ戻ります。750kmの走行です。
まず、昨夜流された灯明舟が係留されている、メコン川畔へ寄っていきます。
昨夜9番目に流された、全長52mの灯明舟です。
この灯明舟は灯明を取り外し、かたづけの最中です。
この灯明舟は全長80mあります。明るいと、その大きさがよく分かります。
舟首のパヤ・ナークの頭です。
灯明はユニット毎に外し、ロープで岸まで運びます。
灯の点かなかった灯明もあるようです。
そういえば、ロイ・ルア・ファイを紹介した本がありましたが、1万個以上の電球を絵柄に沿って・・・とか、電球をともした竹のやぐらが川岸に・・・といった表現がされていました。しかし、ナコーン・パノムの灯明舟流しは、灯油を入れたコーヒーの空き缶に灯芯を挿しただけの簡単な燭台を点灯しており、電球は使っていません。また、川岸の竹を組んだやぐらが灯明舟です。
およそ1時間メコン川畔にいました。午前8時50分に出発です。
空いた道路を快適に飛ばしていました。サコーン・ナコーンの手前で警察のネズミ取りです。
幸運にも路肩からのスピード測定で、片側2車線道路の左側にはぎっしりと車が詰まっていたため、わが車両のスピードを測定できず、たくさんの警官を横目に無事通過です。
ところがサコーン・ナコーンとカーラシンを隔てるプー・パーン山脈を越えてアップ・ダウンの直線道路で、前方の遅い車両をごぼう抜きし、坂道を登ったところで警官が待っていました。追い越し禁止車線です。警官は正式な違反切符を書きながら、「違反金をいくら払う、400,300,200バーツのどれが良いか?」と尋ねてきます。意味が分からず、安くするようにお願いすると、車両証明書の不携帯という違反に変わって、300バーツの違反金を払うことになりました。追い越し違反は400バーツで、100バーツのおまけです。
「正式な違反切符」とは、バンコクなどの人目が多いところでは、違反切符に適当なことを書き、違反金をポケットに仕舞い込む輩もいます。公文書を書き損じにしてお金だけせしめるというやり方です。
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ソムデットのガソリンスタンドにある食堂で昼食です。
カノム・チーンを注文しましたが、鶏の足がいっぱいです。とりあえず麺だけ頂きました。
マハ・サラカームへ向かう国道213号線はドヴァラバティーの環濠遺跡カンタラウィチャイを通ります。国道に面した「プラ・プタループ・ユーン・モンコーン」に参拝をして行きます。午後1時になりました。バンコクまであと521kmです。
どんな意味があるのでしょうか、結界石の上にもち米が供えてあります。
国道23号線です。今日は交通取締りが各地で行われています。スピードをひかえ目に走行することにします。
おかげで、国道2号線へ出る手前のネズミ取りを無事通過することができました。
午後3時、国道2号線のガソリンスタンドで休憩です。バンコクまで残り400kmになりました。
コーヒー・ショップ「アメゾン」で一服です。
オーク・パンサー旅行の全走行1,874km、ナコーン・パノムからは743kmの走行距離でした。
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