の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

タークのローイ・クラトーン

2014年12月09日 | ターク
■陰暦12月の満月はローイ・クラトン(灯篭流し)です。今年は11月6日が満月でした。
昨年は「スコータイのローイ・クラトン」でしたが、今年はバンコクから430km、スコータイの隣県でピン川沿いのタークへ行ってきました。
まずはねぐら確保です。ピン川右岸の「ロマニー・ガーデン・ホテル」に空室があり即チェックインです。朝食付きで一泊700バーツです。ローイ・クラトン祭りの会場までは車で5分ほどの距離です。



まだ午後1時30分、夕暮れまでは時間がありホテルの喫茶ルームで休憩です。

午後3時、ピン川の畔まで来ました。

ローイ・クラトンで用いられるクラトン(灯篭)が展示されています。



こちらがターク独特のヤシ殻の底に蜜蝋を固めて、太めの灯芯を立てたクラトンです。
ロウソクと違って多少の風で消えることはありません。






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ヤシ殻を用いたものは価格も安いです。

バナナの葉、茎を用いた普通のクラトンもあります。




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屋台もたくさん出ています。

カノム・チーン(タイそうめん)を注文しました。

少し物足りないので、汁かけそうめんもいただきます。


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食事を終るとだんだん雨足がひどくなってきました。低気圧が停滞していて数日来の雨です。来る途中の道路でも所々で激しく降られてきました。

午後5時15分です。ピン川沿いではクラトンを流す人が三々五々出掛けてきました。
川に入っている青年は、クラトンを預かり、川の中ほどまで持って行き流してくれます。
クラトンに供えられたお賽銭が彼の実入りのようです。
そのため、普通は1バーツ、5バーツ、10バーツのコインをお賽銭として供えていますが、中には20バーツ紙幣を供えている人も見かけました。







岸近くは流れも速く、胸まで水に浸かっています。暗くなると腰に安全ロープを結んでいました。

午後5時30分、雨の中を歩いてみます。他に歩いている人は見当たりません。クラトンを売っている人たちも諦め顔です。





テレビのニュースでしょうか、傘を差しながらの撮影です。

午後5時45分です。舞台が点灯されました。

ショーを見ながら食事ができるようになっていて、たくさんの人が食事を作っていました。しかし、最後まで食事をする人は見かけませんでした。





午後6時30分、雨は激しさを増してきます。






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午後8時、ショーが始まり、小降りになってきましたが、観客はまばらままです。







僧侶の読経でローイ・クラトンが始まります。

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舞台から流されるクラトンです。



彼らがクラトンを流します。忙しく動き回る中で写真を撮らせてもらいました。

午後8時50分です。クラトンが運び込まれます。



午後9時28分、展示されていた大きなクラトンに点火されます。

大きなクラトンを先頭にヤシ殻のクラトンが千個以上流されます。





















午後10時4分、しんがりに大型のクラトンを従えて全てのクラトンが光の帯を作り流れていきます。

よどみに迷い込んだクラトンがたくさんあります。


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