午前10時、プーカー・ナーンファー・ホテルから東南に3kmにある「ワット・プラタート・チェー・ヘーン」に到着です。
ナーン川の東、プー・ピアンの丘の上に建つ仏塔までは、麓から真っすぐに幅広い参道が伸びています。
参道両側には巨大なナーガが首をもたげています。
正月でお寺の敷地内は露店が並び、駐車場まで入っていけません。空いた路肩に車を停め、裏参道を仏塔へ進みます。
裏参道脇に屋根の破れた礼拝堂があります。
ビルマ様式の仏像が安置されています。
礼拝堂の後方に建つ仏塔です。
礼拝堂の向かいには手入れにされたビルマ様式の仏塔「プラ・マハ・チェディ・チャウェダコン」が建っています。午年生まれの人が参拝する仏塔で、2014年は午年だったため、たくさんの花が供えられていました。
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表参道に設けられた新年を迎える祭壇です。
竹を碁盤に組んだ間に木の葉が挟まっています。
由来を調べれば面白そうですが・・・。
机の上に紙とペンがあり、みんな名前と住所を書いて、あたりに貼っていきます。
カボチャやバナナ、サトウキビにも名前と住所が書かれた紙が貼りつけられています。
こちらの旗(紙片)には名前と生年月日が書いてあります。
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仏壇がしつらえてあります。タンブンをしていきます。
奉納された飾りです。
日本の初詣で見る御幣や絵馬、大晦日に神社へ納める家族と新年齢を記した半紙の人形(ひとがた)などと共通するところがあります。おみくじもあります。日本のように運勢を書いた紙を木の枝に結ばないので目立ちませんが、日本人以上におみくじは大好きな人たちです。
こちらは幟(トゥーン)が奉納されています。
竹竿に吊るされた幟(トゥン・チャイ)です。特に6mから7㎡の長尺の「トゥーン・チャイ」を「トゥーン・サオ・ワー」と呼びます。
「ワー」とは長さの単位で、1ワーが約12cmです。「サオ」は12の意味で、「トゥーン・サオ・ワー」は12ワー(長尺)のトゥン(幟)です。
ここまで来る途中の竹組の周りに吊るされていたのが「トゥーン・サオ・ワー」になります。
ナーン王国のカーンムアン王統治時代にスコータイ王国のリタイ王から授かった仏舎利と金、銀製の仏像が安置された仏塔です。
(2013年10月31日アップの「ナーンの夕暮れ ワット・プラタート・チェー・ヘーン」も参照してください。)
礼拝堂に参拝します。
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露店を冷やかしながら、車へ戻ります。
宝くじです。毎月1日、15日に当選番号が発表されます。
今日が抽選日で午後に当選番号が発表されます。タイ人には人気があり、当選を祈願した人もたくさんいることでしょう。また、ご利益を願って買う人もたくさんいるでしょう。
午後12時30分、裏参道の入り口でアイス・コーヒーを買い込み出発です。
プレーを目指します。およそ140kmです。
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