の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

アンコール・ワット(乳海撹拌)

2015年08月05日 | カンボジア
第一回廊の東壁面へまわります。壁面は50mに及ぶ天地創造神話の乳海撹拌です。

神々「デーヴァ」とアスラ(阿修羅)が不老不死の妙薬「アムリタ」を得るため、マンダラ山に大蛇「ヴァースキ」を巻き付け撹拌棒にし、左右から引っ張り大海を撹拌します。
1000年の間に大海は乳色に変わりますが、マンダラ山は地下界へ沈んでいきます。

左にはヴァースキの頭を引く91人の阿修羅です。



神々はヴィシュヌ神に助けを求め、マンダラ山を引き上げてもらいます。
ヴィシュヌ神の化身、大亀「クールマ」は甲羅でマンダラ山を支えます。


一番上はマンダラ山の頂をつまんで引き上げるヴィシュヌ神です。真中は阿修羅と神々の間に立って撹拌を手伝うヴィシュヌ神です。
そして、さらに1000年間撹拌すると乳海から太陽、月、ラクシュミー(吉祥天)、アプサラなどが現れ、最後にアムリタが出現します。
ヴィシュヌ神の右手にアムリタの容器があります。

ヴィシュヌ神が変身した大亀クールマです。

右側は渾身の力を込めてヴァースキの胴を引く88人の神々です。

天空では水の精「アプサラ」が舞います。海の中では驚いた魚や海獣が逃げ回ります。



天空で舞うアプサラです。

神々の間に助けに入った大身の神「デーヴァ」です。

アムリタは神々と阿修羅の奪い合いになりますが、神々が手中に収めます。
(別項でラフーの横取りを記載しています。)

いよいよ南参道から中央祠堂へ登っていきます。


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