バン・モンを後にし、途中でホテルの空室を確認して予約を入れた「ヨージヤ・ヘリテージ・ホテル」に宿泊です。25部屋の小さなホテルです。
バンコクからピサヌロークまで314kmでした。
午後4時30分にチェック・インしました。価格交渉をしましたが、2,900バーツの宿泊料でした。
ひとまず部屋に荷物を置いて休憩です。
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午後5時40分、夕暮れを撮影にワット・シー・ラタナ・マハタート、地元の人はワット・ヤイと呼んでいますが・・・へ出かけます。ホテルからだとナーン川沿いに歩いて4、500mです。
ワット・ヤイの南にあるワット・ラーチャ・ブーラナの仏塔です。建立はスコータイ時代ですが、リタイ王(第6代スコータイ国王、在位1347年~1368or74年)の時代に修復されたことから「ブーラナ(修復)」と呼ばれています。
ナーン川に向かって西向きに建つワット・ヤイの本堂です。堂内に鎮座されているのはリタイ王によってチェン・セーン、ハリ・プーン・チャイの一級仏師を呼び寄せ、青銅で鋳造された3体の仏像の一つ「プラ・プッタ・チンナラート」です。一説には10世紀の鋳造とも言われています。
高さ3.5mのプラ・プッタ・チンナラート仏はタイで一番美しいといわれる仏像です。
他の2体は「プタ・プッタ・チンナシー」と「プラ・シー・サッサダー」と呼ばれています。
リタイ王は新興のアユタヤ王朝、ラーン・サーン王朝に対抗するため、1362年にピサヌロークに遷都しています。
後のアユタヤ王朝も南進するランナー王朝を防御するために第9代国王ボーロマトライローカナート(在位:1448年~1488年)治世の1463年から1488年にピサヌロークへ都を移すほどの要衝ですが、現存する遺構は多くありません。
本堂の東には釈迦の遺物が安置された同時代に建立されたクメール様式で、後のアユタヤ時代に現在のとうもろこし形に改築された仏塔と、高さ9mの施無畏印の仏陀立像「プラ・アタロッス」があります。
午後6時、暗くなりライトアップされました。もう少し写真を撮ります。
かっては大きな礼拝堂「プラ・ヴィハラ・カオ・ホーン」が建っていましたが、現在は基壇が残るだけです。
再び西側へ回って本堂前へ来ました。
タイで一番美しいと言われるお顔のアップです。ピサヌロークでは親しみを込めて「ルワン・ポー・ヤイ」と呼ばれています。
ナーン川に架かる国道12号線のナレースワン橋を見ます。新年の電飾がされています。
ホテルもクリスマス&新年の電飾です。
ロビーの照明です。
夜食にルーム・サービスでピザを注文、ちょっと大きすぎです。持ち運び用箱も依頼しました。
テラスのオイルランプに灯を点けて寛いでいたのですが、灯油が入っておらず灯芯を燃やしただけでした。
テラスから見るホテルのプールです。
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