懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

バレエの饗宴2017

2017-05-26 03:23:46 | Weblog
録画忘れ、帰宅も遅く、最後の演目・牧阿佐美バレエ団「眠り」第三幕、の途中からしか、見られなかった。

その前の新国立劇場、テーマとヴァリエーションだったかな、福岡雄大氏とか、見たかったし、

その前の井上バレエ団「ナポリ」第3幕、そして貞松・浜田バレエ団の新作初演「死の島」、と意欲的な演目が並んで、ちょっと見られなくって失敗!!

「死の島」は全く未見で情報も無かったし・・。勿体ないことをした。


なので、牧バレエの演目は、どちらかというと、オーソドックスな古典、だけど。

だから、この「バレエの饗宴」という、多角的に日本のバレエを見せる企画を見たというほどの感想ではないけど。

これはこれで、楽しめました。

この「バレエの饗宴」は良い企画で、これからも、バランスの取れた演目の差配で、見ごたえのある好舞台をTV放送も含め、
見やすい形で見せてくれたらいいな、と思います。


昔、マラーホフが、「日本のお客様は、古典が好き」と言っていたけれど。それがなぜなのかは難しい問で、自分にもその答えを、即答できない。

確かに、グランドバレエ、古典バレエ、って「バレエ見た~~~!」という満足感は、発生しやすい。

自分は、眠りが一番好きなわけでもないけど、やっぱ、チャイコはいい!と、改めて思った。

保守的な意見ですいません。

でも、一方、いいものに、古典/コンテの区別なんて、ないんだよね、観客の本音としては。

古いか新しいか、ではなく、面白いかつまらないか、それが全て。

牧バレエのは、久々に、ああ、昔ながらの日本のバレエを見たなあ、って感じ。

私的には、紫のチュチュのバレリーナさんが、ややバレエとして舞台映えしやすい容姿かも、と思ったが。

日本のバレエの定番?「王子だけ外国人!」も健在。この王子は、アームスの流麗さが抜けていた。

(他は、私的には、それぞれのバレリーナの方に目が行った。)

それぞれが、このバレエの秩序を担って、微笑ましい好舞台でした。

バレエにとって必要な要素に、はれやかな心、清らかな心、のようなものがあるように思った。

せっかく4バレエ団共演なのに、一つのバレエ団しか見られず、片手落ちでもったいなかったけど、

今後もバレエの饗宴という企画が、こんな感じで、続いていったら嬉しいです。


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