KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

愛のちから

2010-07-09 | KOFUKU日記
一生懸命働いた6月。そしていろんな出会いが巡った6月でした。
多くの人の愛に助けられた6月でもありました。
感謝の月でした。

そして7月に入ってから4日間のお休みがあり…。
…その4日間で個人的に2つの大きなことが起こりました。
人生ってほんと分かりませんなぁ。

とても個人的なことだから、どういうことかは書かないけれど
そのことで、本当に信頼する人、数名に連絡しました。
もちろん、他の友人や知り合いの方々も大事な人ですが、
何でもかんでも話せるわけではありませんもんねぇ。
良い意味でも悪い意味でも。

今回、連絡したのは絶対に連絡をしなくてはならなかった
私にとって魂の家族や仲間と感じている人たちです。

そして、連絡したみんなから愛が届きました。嬉しかったです。
心強かったし、励まされました。

今回、起こった出来事は自分の人生を振り返るような出来事で、
「まあ、あたしったらなんて数奇な運命なのだか!」
と自ら思ってしまうような日々になっております(^^;)
ええもう、バタバタざんす。

けれども、やっぱり、そういう中で見つかるのは愛。
不思議なものです。悲しみや苦しみと愛はセット、一つです。
おかげさまで愛多き人生。ありがたいです。


私の中の七夕は8月7日ですが、多分、みなさんは7月なのかな。
七夕に寄せて願うこと。

「この世にあるすべてのものが、深い愛を感じることが出来ますように
そう心から願いました。


さて、このところ、そんなこんなでバタバタしております。
その為にいろいろお役所通いなんてのもしてまして、
お仕事も急なお休みを取らざるを得なくなりました。

さすがにやっともらえた仕事だったから周りのほうが心配してくれて
「仕事は大丈夫ですか?」と…。

実はお休み2日目まで即連絡もらえていたけれど
3日目からはこなくなってしまいました。
とうとう首になっちゃうかなぁ~、でも事情が事情だから仕方ないよなぁ
とか思ってました。

「やっと先月から働かせてもらえる派遣が見つかって、
行かせて貰ってる工場からも指名もらえるようになったんですが、
この三日間、ドタキャンが続いたのが原因か、会社から連絡もなくなりました。
首になっちゃうかもしれません」とアタシ。

「そうですよねぇ。厳しいですよねぇ。でも仕方ないですもんねぇ」と相手の方。

そうなの、仕方ないの。と思いつつ
役所で書類に筆を進めているとお仕事用の電話が鳴る。

「出て構いませんよ」とお役所の方。
知らないケータイ番号。電話に出ると、「あんじゅさん?」と怒鳴るような声。
派遣会社の担当さんであった。

うわ、やばい!と思い「あああ!すみません!」と反射的に答えると、
電話の向こうから

「あんじゅさん?あんじゅさん、大丈夫っ??身体は?平気?」
っとおっしゃる声が!

「ハイ大丈夫です。この度は申し訳ありません」というと

「良かった~、あんじゅさんの体調は大丈夫なんだね!
あんじゅさん、こっちのことは何も心配しなくていいんだからね。
人には色々な都合だって、予期せぬ事だって起こるんだから。」

そうおっしゃる。ちょっとなみだ目になりつつ、
「ハイありがとうございます。今いろいろ対応中です」と答えると

「あーそれはよかったー。
実はねぇ、私のところもね、昔はとっても大変でねぇ
だからあんじゅさんの気持ちも事情も良くわかるんだ。」
と話してくださった。
辛い思いをした人は、人の痛みも察することが出来るのだろう。
そして、心から愛を傾けることも出来る。偽善なんかじゃなくね。

「あのね、会社で話をしてね、あんじゅさんは週の就業時間や指名に関係なく
働ける意思のあるときに優先で必ず仕事に入れることになったから、
心配しなくたって大丈夫だからね。働いたほうが良いだろうしね。
工場の人もそれでいいからきてって言っているからね。
大変だろうけど、皆応援してるから、気を強く持って、頑張るんだよ!
来週の予定が決まったら連絡してね。休んでも全然構わないから!」
と言ってくださった。

私の登録している派遣会社は、通常、どんな事情があっても
一日でも決まった仕事を休むと1,2週間入れてもらえなくなるのだ。
でも、それをまげて、入れてくださるという。
なんてありがたい話だろうか。
すっかり首になると思ってただけに嬉しかった。

と、鼻をすする音が。
電話を置いて目を上げると、区役所の方が号泣している。
担当さんの声が大きかったので、話が全部聞こえたそうだ。

「ほんと、世の中って捨てたもんじゃないですね。
なんていい人たちなんでしょうか!
良い会社で良かったですね!あんじゅさん、頑張りましょうね!」

ほんと役所の方にも、会社さんにも感謝です。
皆さん優しくてありがたいです。

実は疲労で朝から貧血っぽくてふらふらしていたが、俄然元気が出る。
人の愛って、人にパワーをくれるんだなぁ、って実感する。

すると漠然と答えが下りてきた。
時に音声で聞こえることもあるあの感覚。

そして神様や天使は、人の愛の中に宿って、
私たちにその存在を教えてくれるんだなってわかった。

そして、その愛情がそんな風に感じられるのは、
その人が賢人とか聖人とかスピリチュアルな特別な人とか
そういうのでなくて本当にただの人、
ただの人間だから、余計にそうなのだって分かった。

大事なのは、人間としての心で、その愛をいかに聖なる事として
相手の人としてのぞんざいと共に受け止められるかなのだということも。

心の中で教えてくださった大いなる存在にも、
その愛を宿せる優しい人たちにも、手を合わせて感謝した。

7月は大変な始まりになったが、それと共に大いなる愛を頂いている。
何に関しても、素晴らしく、愛の深い、忘れられない季節になりそうだ。

人はきっと、私の人生を波乱万丈と呼ぶだろう。
中には「そんな悪いことばっかり起こるなんて
何かあなたが元凶なんじゃないの?」とまで言う人も居る。

なんとでも言えばいいさ、と私は思う。
だってアタシは、もう随分前から知ってるのだ。
喜びも苦しみもすべては幸せに繋がっていることを。

私はとても幸せです。多分誰よりも幸せの種を貰っている。
皆様に、すべての出来事に、すべてのものに心から感謝します。