KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
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南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

聖なる12日の祈り

2010-12-29 | KOFUKU日記


最近、相方さんの昔からのお友達やおとうさんが
このブログに遊びに来てくれる様になりました

相方さんが残してくれたものから、新しいものが生まれていくのは
本当に美しく喜ばしいなぁと思います

反面、「あ、、、もう、おバカはかけないわね、、、」とか思っちゃったりして(笑)

ええ、でも、そのまま、嘘なく真っ直ぐ行きますよ。
それが私ですから。

相方さんと私が住んでいる夢の街の合言葉は「愛と真実」ですからね

新しいお仲間の皆様、そんな私を今後ともよろしくお願い致します(ぺこり)

そしてそんな幸せを残してくれた相方さん、どうもありがとう。



さて、今朝起きたら、私ってば声が大変な事になってました。
風邪による、久々の声枯れです。
鼻水も襲ってきましたが、相方さんが残してくれた
保湿ティッシュが窮状を救ってくれてます。
体調はお薬とお父さんのくれたサプリと滋養のある食事で保っています。
まだ熱が上がらないから、これならいい感じに治るかもです。



さて、世間は三日後に迫った「お正月」ムードで一杯ですね。
昨日行ったスーパーもお正月一色でした。


先日終わったクリスマス。
この国はキリスト教国ではないので、たんなるイベントになっちゃってますが
実は12月25日だけではありません。


クリスマスは正式には12月25日から1月5日までの12日間を指します。
また、この12日間に見る夢は次の年の1年の予知夢とも言われます。

今日の夜は五日目、5月の予知夢。


あ、脱線しました。

いえいえ、今日、言いたかったのはですね、
この聖なる12日間に何を想うかということです。

相方さんへあるクリスマスに贈った詩があります。
それは、ある物語からの抜粋。


この物語では、ある貧しい男がクリスマスを前に友に何を贈ろうかと悩んでいます。
でも自分は貧しくて、世の中の美しい物はなにも持っていない。

そこで、彼は自分の持っているものから贈り物をする事を思いつきます。

それは「クリスマスの12日間に友の為に祈る」ことでした。

その祈りを羊皮紙に書きとめ、彼は友人に贈ります。
友はその祈りを喜び、それを書き写し、またの他の友に贈るのです。

その美しい祈りの詩はその貧しい男が幸せの後に亡くなった後も
多くの人に語り継がれ、現在も生きているというお話。


では皆様にもこの祈りをお贈りします。
どうぞ、静かな気持ちで読んでみてください。





クリスマスの祈り
ブライアン・モーガン



クリスマスの一日目に
君のために喜びを祈ろう。

あふれるばかりの喜びと
心を動かす笑い声を。

笑い声は病をいやし
喜びはたましいを高く舞あげる。



クリスマスの二日目に
君のために吐息を祈ろう。

心を晴らす深い吐息を。
人は吐息をつくときに

どうにもならない現実を
うけいれるのだろう。



クリスマスの三日目に
君のために涙を祈ろう。

あふれる涙は目を澄みわたらせ
きらめく星をうつしてくれる。

流した涙はたましいをきよめ
いやしの道へと進ませる。



クリスマスの四日目に
君のために静けさを祈ろう。

平和をもたらす静けさを
争いも戦いも心のなかで芽生え

心のなかで芽をつまないと
いけないものだから。



クリスマスの五日目に
君のために知恵を祈ろう。

正しい決断へとみちびく知恵を。

知恵の声に従い
日々ことばとおこないで
かしこくふるまえるように。



クリスマスの六日目に
君のために忍耐を祈ろう。

苦難にうちかつ忍耐を。

じっと耐えているうちに
困難はすぎさり、
しんぼう強く待つときに成功はおとずれる。



クリスマスの七日目に
君のために勇気を祈ろう。

雄々しく進みゆく勇気を。

行く手に誘惑や危険が
待ちうけていても
まっすぐに問題に立ち向かえるように。



クリスマスの八日目に
君のためにあわれみの心を祈ろう。

人の痛みを理解するあわれみの心を。

ほんとうに人を助けられるのは
人を理解したとき、

ほんとうに人を理解できるのは
おなじ痛みを経験したときだから。



クリスマスの九日目に
君のためにはたらく喜びを祈ろう。

夢を実現するために
すすんではたらく喜びを。

その夢が君のものでも
君の助けるだれかのものでも
かわりはない。



クリスマスの十日目に
君のために信仰を祈ろう。

ゆるがぬたしかな信仰を。

信仰は人としての生き方と
生きる目的をかたちづくり
人を神に近づける。



クリスマスの十一日目に
君のためにのぞみを祈ろう。

心にあふれる豊かなのぞみを。

のぞみは心のあり方をさだめ
進むべきめあてとなり
生きる理想をつくりだす。



クリスマスの十二日目に
君のために愛を祈ろう。

心の底から湧きでる愛を。

くらしのなかで行き交う人に
いつも愛を
あたえることができるように。







私はこの年末年始の慌しいときだからこそ、
相方さんを見つめるぴーちゃんの様に真っ直ぐに素直に、
一日の最後に知っている誰かの為に、そしてまだ見ぬ友の為に、
そして天に帰った人たちの為に、祈りを捧げたいと想うのです。

そしてもちろん、誰でもない、自分のためにも。
自分を愛せない人には、決して他の人も愛せないと想うから。


皆様が美しく愛に満ち溢れた年末年始をお迎えになられますように。