KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

食べると言う危険

2011-06-26 | これからの世界
【署名のお願い】自然エネルギー100%と原発の段階的廃止を実現するため「エネルギー基本計画」を変えよう!


*小さい頃からお世話になった地元の父のご友人の骨董商の方が
何年もかかって裏の浜でシーグラスを広い手作りされた地球型のランプ
台は何十万もする文化財級の古伊万里の花瓶なんですよ。
長い時間をかけて丸くなったガラスたちがとても綺麗です*



私は本来、なんにしても作ることが好きです。
上手か下手かってことは抜きにして、なにか造れることはこの上ない喜びなのです。

自分を考えるに、基本人生は俳優系の感覚の上にあるのだと思いますが
そこに「手仕事」を外すことはできないのです。
もちろん製作系だけじゃなくて、食べることも好きなので、お料理をすることも好き。

でも、そんな私にもネックが…(;´・ω・)

私の場合、誰かの為に手と心を動かすことが張り合いと言いますか、喜びの元なのですね。
つくづく手仕事と言うものは、人が自分が生きる為だけに考えたのではなく
人間が関わる中で自分以外の人の幸せとそれを見て喜ぶ為に生まれたものだと感じます。

相方さんが居なくなり、我が家の食卓は本当に寂しくなりました。
食べる人が居ないと言うのは、本当に寂しいものです。
食欲すら愛する人が居たからわいていたんだなって思います。
食べてくれる人が居ないなぁって思うと
保存食なども造る気持ちになれません。

今の唯一の救いは小さな子どもたち(チワワだけど)が居ること、
近くにカンナ嬢が居てくれるので、その3人の為には料理ができることです。
3人が居なかったら本当に味気ない毎日だったでしょう。
本当にありがたいなぁと思っています。


そんな寂しさの中で311が起こり、原発事故が起こり
日本の自然と生態系には大きな衝撃が走りました。
放射能と言う生命あるものに危険を及ぼすものに、
水が侵され、土壌が侵され、畑が、海が、山が、川が、、、
世界各国に福島由来の放射能物質が飛散している事実から考えて
小さな島国である日本では、もう汚染のない場所はどこにもありません。
しかも3カ月を超えた今でも放射能は出続けています。
このままではこれから遠方の地も汚染の影響が大きくなっていくでしょう。

すでに日本の農産物、海産物は危険です。
こう言えば風評被害と言う方もいるでしょう。
でも、放射能の放出はチェルノブイリ以上に達しています。
関東圏の子どもたち40歳までしか生きられないという予測すらもあります。
風評でなく、すでに実害です。


一人になって、心配なのは、そんな世界に住むことになった人々。
特に放射能の影響を強く受ける子どもや若い人や自然や動物たち。

私の親しい人はロハス系と言うかナチュラルに暮らしてる人が多くて
これまでは地産地消を促進していたり、自然農をやっていたり
ヴィーガンスイーツを作ったり、マクロビ系のお料理を作ったり
教えたりされている方がいっぱいいっぱいいます。

皆、自然を愛する生活の中で、そんな食生活を選ばれて、
多くの方がオーガニック素材や玄米食を推奨しています。
皆さん、とても健康に良い食生活をされています。

でも残念なことに、今はそれが一番危険になってしまいました。
311以降、原発被災地から近い関東圏の食物はどれも危険と考えていいものです。

特に玄米は危険だそうです。
なぜなら、玄米はその糠や表皮に大気中、土壌中の
全ての汚染物を集める習性があるからです。
植物も表皮にそういった要素が集まります。

玄米食はミネラルもビタミンも取れるけど、今後は放射能もとってしまいます。
オーガニック素材で皮をむかなくてもいいと思っていたお野菜も同じです。
お肉だって国産は危険です。
もう海外のお肉を選んで食べなくてはなりません。


私自身は食には全くこだわりがありません。
自分が良い思うものを大事にして、
何より食べる喜びを尊重する方です(;^ω^)
だから、あまり困りません。

でもこだわってお食事をされていた人がその方針を変えたり
味を変えて食べるのは、大変だろうなぁって思います。

でも、敢えて今は言いたいのです。
控えてほしいのです。
玄米菜食なさっているかたはとくに。
お子さんのいる方は特に。

マクロビも玄米菜食も自然食も何も悪くないだけに
そう言う事が出来なくなる現状が辛いです。

でもそこにこだわれば、人が死にます。
私の知ってる環境家の方がおっしゃってましたが
「善意と愛情で子どもを殺してしまう」と。
本当にそう思います。

今は健康に関しての選ぶ視点を変えるべき時です。
今までの健康の基準に縛られてはいけないのです。
未来の為には大事なのです。


被曝は累積です。
毎日、どれだけそれらを遠ざけるかで今後が違います。
この汚染された関東圏で暮らすしかないのなら
出来る限り、子どもたちの為に出来ることしてあげてほしい。

政府の皆さまには、その危険な地域から早く皆さんを移動させて
本当に安全な地において農業や漁業を再開できるように
してあげて頂きたいと心から願っています。
被曝被害の少ない土地こそ危機感を持って、
その自然を守る様に努力をしてほしいと願います。

少なからずとも、私の知る子どもたちが
20年、30年後も元気でいることを毎日祈っています。