
2011年3月11日
私は数ヶ月前に相方さんを亡くし、小さな犬2匹と一人で暮らしていた
その区域では一番古いマンションで、あの地震を経験しました。
公表された震度は5強でしたが、地盤の悪かったマンションの震度計は7を指していました。
7回建ての100軒近く入ったマンションで、犬と貴重品を抱え、
3階から降りてこれたのは私が一人だけでした。
それ以外の方は激しい揺れに誰も降りてこられず、叫び声だけが聞こえました。
お隣の大きなスポーツジムの全面ガラスがまるでとけた飴の様にグニャグニャと揺れて、
スパのボイラーが爆発するかもしれないと、みんなで支え合いながら離れた駐車場まで逃げました。
その後、揺れがおさまって部屋に戻り、崩れたものを片付けて
やっと座れたその時に、目に飛び込んできたのは、本当にリアルタイムで襲う津波の映像。
まさかの事態に、声を枯らして逃げてくださいと叫ぶアナウンサーの声。
東京で震度7に遭遇したことは、被災地の皆様に対する気持ちを大きく変えました。
あれから四年が経ちました。
心よりお祈り捧げたいと思います。
一日も早く、すべての人々の心安らぐ時が訪れますように。
合掌

《亡くなられ帰天された方のために》
私の魂の愛が、あなたへと向かいますように。
私の愛の想いが、あなたへと流れていきますように。
私の魂の愛と、私の愛の想いが、
希望の高み、愛の領域で、
あなたを支え、あなたを助けますように。
「死者のための祈り」ルドルフ・シュタイナー

《愛する方を天に送られた方へ》
「人間は、お互いに愛し合えるかぎり、
またその愛し合った気持ちをおぼえているかぎり、
死んでもほんとうにいってしまうことはない。
つくり出した愛はすべてそのまま残っている。
思い出はすべてそのまま残っている。
死んでも生きつづけるんだ
この世にいる間にふれた人、育てた人すべての心の中に」
「モリー先生との火曜日」より ミッチ・アルボム著

わたしの いちばんすきなひとに
つたえておくれ
わたしは むかしあなたをすきになって
いまも すきだと
あのよで つむことのできる
いちばんきれいな はなを
あなたに ささげると
「しぬまえにおじいさんがいったこと」より

《この出来事を超えて生きるすべて人達のために》
・
平和を求める祈り
主よ わたしをあなたの平和の道具としてお使い下さい
憎しみのあるところに愛を
いさかいのあるところにゆるしを
分裂のあるところに一致を
疑惑のあるところに信仰を
誤っているところに真理を
絶望のあるところに希望を
闇に光りを
悲しみのあるところによろこびをもたらすものとしてください
慰められるよりは慰めることを
理解されるよりは理解することを
愛されるよりは愛することを
わたしが求めますように
わたしたちは与えるから受け
ゆるすからゆるされ
自分を捨てて死に
永遠の命をいただくのですから
アッシジの聖フランチェスコ