祈りと詩は「今」を支える魔法の言葉
私の心にしみわたり そして天に昇る
父よ、御旨が行われますように
私たちがあなたを御愛しする為に
心を尽くし、いつもあなたを思いながら
魂を尽くし、いつもあなたを望みながら
思いを尽くし、私たちのあらゆる意向を尽くしながら
力を尽くし、魂と体のあらゆる活力を
何よりも、あなたの愛にのみ役立てながら
あなたをお愛しするために
父よ、私たちが自分のように隣人を愛し
全ての人をあなたの愛に近づける努力を払い
他人の善を私たち自身の善のように喜び
諸悪に耐えるよう人々を助け
誰をも侮辱せずに生きる
そういう力をお授けください
アシジの聖フランチェスコ
自分の感受性くらい
茨木のり子
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
こちらへたどり着きました。
必要な祈りがここにありました。
ありがとうございます。