2019年のブログです
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せきしろさんの『バスは北を進む』(2019・幻冬舎文庫)を読みました。
この本も旭川の本屋さんで見つけました。
せきしろさんの本は初めてです。
それにしても、せきしろ、って不思議なペンネームですね。本名なのかな?
北海道の道東、それも網走やオホーツク沿岸地方での子どもの頃の思い出が淡々と綴られます。
北海道の道北、旭川で子ども時代を過ごしたじーじにも同じような思い出があって、なんだか懐かしいです。
本当に懐かしい。
そして、なんとなく、温かいです。
北海道は外は寒い日が多いのですが…。
詩のような、こころがくつろぐ世界。
ふるさとって、そういうものでしょうか。
再び訪れると、風景はさびれているのですが…。
さびれていても、ふるさとはふるさと。
大切な存在。
大切な思い出です。
いいふるさとがあることは幸せなのかもしれません。 (2019.8 記)
北海道のなつかしい写真や情報が楽しみです。