2015年のブログです
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竹田津さんは北海道在住の獣医で写真家,エッセイスト。
映画<キタキツネ物語>を作った人でもあります。
その竹田津さんの22年前のエッセイと写真の本です。
特に,写真は秀逸で,もっと大きな写真集で見てみたいようなすばらしいものばかりです。
舞台は道東を流れる一本の川。
その変わりざまとそこに関わる農家や漁業,林業の人たち,そして,そこに生活をする人々を冷静な文章で描きます。
その文章は冷静ながらも,抑えた怒りがにじみます。
あからさまな怒りにならないのは,誰もがそこで生きているせいでしょうか。
自分も加害者であるという事実が筆を抑えるかのようですが,しかし,なんとかしようよ,なんとかしなければ,という熱い思いが伝わります。
批判は簡単ですが,堅実な変革は痛みを伴い,ゆっくりとしか変わらないようです。
今度は道東の小さな川を眺めに訪れたいと思いました。 (2015 記)
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2020年春の追記です
コロナがなかなか収まりません。今年の夏、じーじは北海道に行けるでしょうか。少し心配になってきました。 (2020.4 記)
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2023年秋の追記です
なんのかんのといいながら、ここ4年の間も北海道におじゃましました。
フェリーの会社はおかげさまでコロナにそれほど神経質ではなく、あやしいじーじとタントくんを運んでくれています。感謝です。
今年の夏も東川の図書館では、ブログの作成や更新などでお世話になりました。こちらもおおらかで助かっています。
一度、机の目の前に中国人のすごい美人ちゃんが座って、じーじの美人恐怖症が悪化しそうになりましたが、困ったのはそれくらいでした(それと、アメリカ人の美人ちゃんに写真を撮られそうになったピンチ(?)もありましたが、今となれば笑い話です)。 (2023.10 記)