どうもこんばんは~。そうだいです。今日もお疲れさまでした。なんか、夜中になってザーザー大雨が降ってきましたね。夜明けまで続くのかしら。
いや~、ついに近づいてまいりましたねぇ、24日が。
やっぱり時間というものは確実にたっていくものでして、その日が自分の中でだんだんと現実的なものになっていくのを感じて、それを思うたびに哀しい気分になっちゃうんですよ。
……え? そうですよ、24日の話です。もう残念でしょうがなくて。
……え? 「くりすますいぶ」? なんですか、それ? へ~、外国の風習。赤い老人がやってきて家の中の靴下をさがしてさまよう!? こわいねぇ~。
いや、その行事は関係なくて、私がなげいているのは24日にある別のことなんですよ。
そうそう、24日。私の住んでいる町にあるマンガ専門店「コミックトレイン」の閉店日ですよ!!
えー……小芝居、失礼いたしました。でも、関係ないですが、今年って全体的に「クリスマス」の感じ、静かですよねぇ! 私のいる地域だけかな? イルミネーションとか寒色でかなり地味だし。不景気さもここまできちゃったのかなぁ。今まではこんなことなかったのに。
それはさておき、近所にあるマンガ専門店が店を閉めることになったんです。今週いっぱい、24日金曜日までの営業なんですって。
その「コミックトレイン」というお店は、「本屋」さんではなく、完全な「マンガ専門店」でした。
駅から近くにある大学に行く道沿いにあるお店で、広さ自体は普通のコンビニエンスストアのほぼ半分。松屋とか吉野屋ぐらいといったところでしょうか。こぢんまりした店内に所狭しとマンガの雑誌や単行本がひしめいている空間でした。
さすがにスペースがそういうことだったので、大型書店のマンガフロアのようになんでもそろっている、という感じではなかったのですが、その分ご主人の厳選による各ジャンルの精鋭がおさえられている素晴らしいお店。
また、少年雑誌や青年雑誌の新刊単行本もちゃんと発売日にならんでいたし、私はここを本当によく使っていました。
私が今いる町にやってきたのは10年以上前のことなんですが、その時にはすでにあったお店です。閉店告知の手作りポスターによると22年やっておられたそうで。老舗だったんですねぇ。
私としてはちょっと引っ越しして離れた時期もあったのですが、まぁ10年くらいはお世話になったお店だったんですねぇ。思い起こすとあらためてしみじみしてしまいます。
いろんなマンガを買ったなぁ。天竺浪人、師走の翁、琴義弓介、みやびつづる、米倉けんご……
エロマンガばっかじゃねぇか!!
いや、誤解です、誤解なんです! いやらしいやつばっかり買ってたわけでもないし、コミックトレインさんもそういうのばっかり置いてるお店なんじゃないんですよ!?
アレなんですよ。別に普通のマンガの新刊単行本なんかも買ってたんですけど、あれじゃないですか、普通のマンガといやらしいマンガって、買うときに使うカロリーというか労力がハンパなく違うでしょ?
コミックトレインさんは、『ワンピース』みたいな人気商品であれ子供が読んじゃいけない内容の成年コミックであれ、基本的に立ち読み禁止のビニールは商品にかけていなかったのですが、コンパクトなお店であるだけに、立ち読みはお店の人が直接声をかけて禁止するというかたちをとっていました。売場のほとんどがレジから見わたせる構造になっていたわけなんです。
そういうかたちで立ち読みができない以上、エロマンガを買うときにもっとも必要になってくるのは「表紙を見ただけで内容を予測し、その漫画家の力量を見極める」観察眼であります。
ビニールがかかっていて読めないお店の場合もそうなんですが、有名な一般マンガの単行本であったらだいたいどんな内容のものなのかはすでに知っていたりするし、あらすじや売りどころもついているオビなどから読みとることができます。
ところが! エロマンガはカヴァー絵だけしか情報がない。しかも、絵だけうまくてマンガの内容はさんざん、または自分の趣味にまったくあわないという悲劇に見舞われる可能性が非常に高いんです。
それなのに、エロマンガ単行本の新品価格はだいたい1000円! 『バガボンド』などの青年コミックが600円、『ジャンプ』や『花とゆめ』などの少年少女コミックが400円ほどであることを考えると、失敗した時の金銭的・精神的リスクは尋常ではありません。古本屋さんにも売りづらいし。
そりゃもうあなた、買う時には相当な眼力が必要になりますよね……
背中に店員の視線を感じ、横にいる別のお客さんとテリトリーを時に争い時に譲りあいながら、正面にいならぶ無数のエロマンガの中からマイトレジャーをハントする……
もちろん、もっとも気にしなければならないのは入り口の自動ドアで、誰かが入ってきた時にそれが知り合いでないことを切に祈りながら作業を進める! いちいち開くたびに振り向いていたら不審すぎるので、気配だけ感じて性別を判定する!!
そりゃ、普通のマンガを買うのとはわけが違いますよ……あれは「狩り」に近かった。気分はもう、アリエッティのお父さんですよ。
なつかしいです……エロマンガ。もう何年も買ってませんね。私もおっさんになったのか。だって高いし。
私がコミックトレインさんに出会い喜んでお世話になった時からすでに10年以上たち、近所にはマンガコーナーの充実した大きな本屋さんも新しくできれば安い古本屋さんも増えてきたし、一方ではネットで簡単に買いたい本が手に入る時代にもなりました。
そんな中でコミックトレインさんが勇退していく事情もわからないでもないのですが、それでも心情としては純粋に残念な気持ちでいっぱいです。
ですが、ここはお世話になった者として、
「本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!」
と言わせていただきたいと思います。今週いっぱいは、毎日買いに行こうかな。
なに買おうか。やっぱりエロマンガ? いやいや、もうムリ~!!
いや~、ついに近づいてまいりましたねぇ、24日が。
やっぱり時間というものは確実にたっていくものでして、その日が自分の中でだんだんと現実的なものになっていくのを感じて、それを思うたびに哀しい気分になっちゃうんですよ。
……え? そうですよ、24日の話です。もう残念でしょうがなくて。
……え? 「くりすますいぶ」? なんですか、それ? へ~、外国の風習。赤い老人がやってきて家の中の靴下をさがしてさまよう!? こわいねぇ~。
いや、その行事は関係なくて、私がなげいているのは24日にある別のことなんですよ。
そうそう、24日。私の住んでいる町にあるマンガ専門店「コミックトレイン」の閉店日ですよ!!
えー……小芝居、失礼いたしました。でも、関係ないですが、今年って全体的に「クリスマス」の感じ、静かですよねぇ! 私のいる地域だけかな? イルミネーションとか寒色でかなり地味だし。不景気さもここまできちゃったのかなぁ。今まではこんなことなかったのに。
それはさておき、近所にあるマンガ専門店が店を閉めることになったんです。今週いっぱい、24日金曜日までの営業なんですって。
その「コミックトレイン」というお店は、「本屋」さんではなく、完全な「マンガ専門店」でした。
駅から近くにある大学に行く道沿いにあるお店で、広さ自体は普通のコンビニエンスストアのほぼ半分。松屋とか吉野屋ぐらいといったところでしょうか。こぢんまりした店内に所狭しとマンガの雑誌や単行本がひしめいている空間でした。
さすがにスペースがそういうことだったので、大型書店のマンガフロアのようになんでもそろっている、という感じではなかったのですが、その分ご主人の厳選による各ジャンルの精鋭がおさえられている素晴らしいお店。
また、少年雑誌や青年雑誌の新刊単行本もちゃんと発売日にならんでいたし、私はここを本当によく使っていました。
私が今いる町にやってきたのは10年以上前のことなんですが、その時にはすでにあったお店です。閉店告知の手作りポスターによると22年やっておられたそうで。老舗だったんですねぇ。
私としてはちょっと引っ越しして離れた時期もあったのですが、まぁ10年くらいはお世話になったお店だったんですねぇ。思い起こすとあらためてしみじみしてしまいます。
いろんなマンガを買ったなぁ。天竺浪人、師走の翁、琴義弓介、みやびつづる、米倉けんご……
エロマンガばっかじゃねぇか!!
いや、誤解です、誤解なんです! いやらしいやつばっかり買ってたわけでもないし、コミックトレインさんもそういうのばっかり置いてるお店なんじゃないんですよ!?
アレなんですよ。別に普通のマンガの新刊単行本なんかも買ってたんですけど、あれじゃないですか、普通のマンガといやらしいマンガって、買うときに使うカロリーというか労力がハンパなく違うでしょ?
コミックトレインさんは、『ワンピース』みたいな人気商品であれ子供が読んじゃいけない内容の成年コミックであれ、基本的に立ち読み禁止のビニールは商品にかけていなかったのですが、コンパクトなお店であるだけに、立ち読みはお店の人が直接声をかけて禁止するというかたちをとっていました。売場のほとんどがレジから見わたせる構造になっていたわけなんです。
そういうかたちで立ち読みができない以上、エロマンガを買うときにもっとも必要になってくるのは「表紙を見ただけで内容を予測し、その漫画家の力量を見極める」観察眼であります。
ビニールがかかっていて読めないお店の場合もそうなんですが、有名な一般マンガの単行本であったらだいたいどんな内容のものなのかはすでに知っていたりするし、あらすじや売りどころもついているオビなどから読みとることができます。
ところが! エロマンガはカヴァー絵だけしか情報がない。しかも、絵だけうまくてマンガの内容はさんざん、または自分の趣味にまったくあわないという悲劇に見舞われる可能性が非常に高いんです。
それなのに、エロマンガ単行本の新品価格はだいたい1000円! 『バガボンド』などの青年コミックが600円、『ジャンプ』や『花とゆめ』などの少年少女コミックが400円ほどであることを考えると、失敗した時の金銭的・精神的リスクは尋常ではありません。古本屋さんにも売りづらいし。
そりゃもうあなた、買う時には相当な眼力が必要になりますよね……
背中に店員の視線を感じ、横にいる別のお客さんとテリトリーを時に争い時に譲りあいながら、正面にいならぶ無数のエロマンガの中からマイトレジャーをハントする……
もちろん、もっとも気にしなければならないのは入り口の自動ドアで、誰かが入ってきた時にそれが知り合いでないことを切に祈りながら作業を進める! いちいち開くたびに振り向いていたら不審すぎるので、気配だけ感じて性別を判定する!!
そりゃ、普通のマンガを買うのとはわけが違いますよ……あれは「狩り」に近かった。気分はもう、アリエッティのお父さんですよ。
なつかしいです……エロマンガ。もう何年も買ってませんね。私もおっさんになったのか。だって高いし。
私がコミックトレインさんに出会い喜んでお世話になった時からすでに10年以上たち、近所にはマンガコーナーの充実した大きな本屋さんも新しくできれば安い古本屋さんも増えてきたし、一方ではネットで簡単に買いたい本が手に入る時代にもなりました。
そんな中でコミックトレインさんが勇退していく事情もわからないでもないのですが、それでも心情としては純粋に残念な気持ちでいっぱいです。
ですが、ここはお世話になった者として、
「本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!」
と言わせていただきたいと思います。今週いっぱいは、毎日買いに行こうかな。
なに買おうか。やっぱりエロマンガ? いやいや、もうムリ~!!
最近何度顔出しても営業していなかったので、なんと・・閉店していたのですね・・・
そうですね!たしかに買い辛さはありましたが地元民としましては、ほとんどのアニメコミックが買えた大変ありがたい良いお店でしたね。
あの手作りっぽいポイントカードも好きでした(けっこうためてたのに~)
便利なお店が無くなるのはホント寂しいですね。
でも、あなたにコミックトレインの閉店を事前に知らせることができなかったのが非常に無念です! 20年以上やってらっしゃったお店だったんですからね。
JUNさんともたぶん、どっかですれ違ったことがあるんでしょうねぇ。でも、あのお互いの距離をはかりながら自分の買いたいものを捜索するサバンナの生態系みたいな空気はコミックトレインならではのものがありました。
本当に寂しいですが、またあらたないいお店を探していきましょうね!