うなぎ食べたぁ~!? どうもこんばんは、そうだいでございます。
なんか、まだまだそんなに暑くはなっていないのですが、じわ~じわ~と気温と湿度が上がってまいりました……まいったねェこりゃ。
アナログ放送終了なんですって。
どぉ~オでもいいッスねぇ~!! 私もう、TVがなくなって1年がたとうかとしております。
それ以来はずっとラジオ、特にTBSラジオのヘヴィリスナーになっているわけなのですが、私個人の今の実感としては、「TVやっぱほしい!」と「TVもういらない!」という感情を比率であらわすとだいたい1:9くらいになっていますね。
TVって、観たい番組もあるけど、それよりもはるかに多く観なくていい番組がありますよね。そっちのほうに振り回されなくてよくなるからすっごくラクなんですよ。
TBSラジオおもしろいですからねぇ~! もうTBSラジオとパソコン1台があったらあとはもういいや。
1年前の私にはとても想像つかない生活でしょうなぁ。
あっ、そういえば、こんな感じでNONBENN&DARALYと続けているこの『長岡京エイリアン』も、そろそろ来月8月で開設1周年を迎えようとしているんですよ。
よもや、ここまで続けてきちゃうとはねぇ……思えば遠くへ来たもんだ。はひ~。
おっと、感傷にひたっているヒマはねぇや。今日も今日とて「ざっくりすぎるアイドルグループ史」なんだずぁ~。
今回はいよいよ! 現在のアイドルグループ界の覇王となっているAKB48、彼女たちが「あやしいアキバのアイドルグループ」から「だいたいの日本人が名前くらいは知っている国民的アイドルグループ」に急成長をとげていった2008~09年の動きを追っていきたいと思います。
えっ? ハイご名答! 今回は資料だけ! タイトルにそうかいてあるからね。
だって多いんですもの、情報がぁ……
っつうことでまぁ、ズンドコいってみましょう~。
アキバから全国へ、AKB48の2008~09年
2008年
1月
・AKB48初のベストアルバムとなる『SET LIST グレイテストソングス 2006-2007』がリリースされる(オリコン最高29位)
・7thシングル『ロマンス、イラネ』がリリースされる(オリコン最高6位)
・AKB48の初の看板番組『AKB1じ59ふん!』(日本テレビ関東ローカル 毎週木曜深夜1時59分から)が放送開始となる
2月
・自身初のリメイクとなる8thシングル『桜の花びらたち2008』がリリースされる(オリコン最高10位)が、その際の特典となったスペシャルイベントへの参加条件が独占禁止法の「不公正な取引」にあたるのではないかと物議をかもし、世間のバッシングの対象となる
※当初、スペシャルイベントに参加するためには「初回盤にランダムについてくる特製ポスター全44種類をすべてそろえられたら」という条件が設定されていたが、最終的にイベント企画は中止となった
※この騒動によって、それまでのAKB48の楽曲リリースを担当していたレコード会社デフスター(ソニー系列)がレコード契約を解除する
※この『桜の花びらたち2008』のプロモーションビデオ(監督・高橋栄樹)から、AKB48メンバーによるセリフつきドラマが積極的に導入されていくようになる
4月
・AKB48の看板番組『AKB1じ59ふん!』が、毎週月曜深夜0時59分から放送の『AKB0じ59ふん!』にリニューアルされる(日本テレビ関東ローカル)
6月
・ネット配信限定の9thシングル『Baby!Baby!Baby!』がリリースされ、メンバー全体・個別ともに水着姿を前面に押し出したPVが撮影される
7月
・篠田麻里子(22歳)がAKB48メンバー初のソロ写真集『Pendulum』(ワニブックス)を発表する
※これ以降、メンバー全体のグラビア展開が雑誌・写真集・DVDなどで本格化する
・AKB48の全国展開第1弾として、名古屋・栄を拠点としたアイドルグループ「SKE48」のメンバーオーディションが開始される
9月
・メンバー板野友美(17歳)が、ギャル系ファッション雑誌『Cawaii!』(主婦の友社)の専属モデルとなる
・AKB48第2のグループ内ユニット「ノースリーブス」(チームAメンバー)の結成が発表される
10月
・7月からおこなっていたオーディションの結果、16名による名古屋・栄を拠点としたアイドルグループ「SKE48」が結成される
※おもなメンバーに、松井珠理奈(じゅりな 11歳)、松井玲奈(17歳)がいる(通称「松井JR」)
・レコード会社をキングレコードにうつし、移籍後初のシングルとなる10th『大声ダイヤモンド』がリリースされる(オリコン最高3位)
・『大声ダイヤモンド』の選抜メンバーに結成したばかりのSKE48から松井珠理奈が選出され、前田敦子(17歳)とのダブルセンターに抜擢される
・AKB48の看板番組『AKB0じ59ふん!』が、毎週水曜深夜0時29分からの『AKBINGO!』にリニューアル
※『AKBINGO!』は2010年10月から放送地域を全国に拡大しており、現在はAKB48の旗艦番組となっている
・AKB48第3のグループ内ユニット「渡り廊下走り隊」(チームBメンバー)の結成が発表される
※渡り廊下走り隊は2010年7月から7人組の「渡り廊下走り隊7(セブン)」に増員されている
11月
・チームAに所属していた人気メンバー中西里菜(20歳 のちのAV女優やまぐちりこ)がAKB48を卒業し、グラビアアイドルとしての活動を続ける
12月
・東京秋葉原のAKB48劇場に併設されてファンの交流の場となっていた喫茶店「48's Cafe」が、2008年いっぱいの営業をもって閉店する
(この年のNHK『紅白歌合戦』にはAKB48もハロー!プロジェクト陣営も出場しなかったが、アイドルグループとしてはPerfumeと、活動を再開したばかりの第2期SPEEDが出場していた)
2009年
3月
・メンバーの中核的存在だった大島麻衣(20歳 チームA)が選抜された最後のシングルとなる11th『10年桜』がリリースされ、AKB48としては初めて売り上げ枚数10万枚を突破する
4月
・東京NHKホールで上演されたコンサート「神公演予定」への出演をもって、大島麻衣がAKB48を卒業する
※その後、大島はタレント・グラビアアイドル・歌手として活動
6月
・12thシングル『涙サプライズ!』がリリースされる(オリコン最高2位)
・次期シングルの選抜メンバーをファン投票で決定するイベント「AKB48 13thシングル選抜総選挙『神様に誓ってガチです』」が開催され、チームAの前田敦子がトップ当選を果たす
・AKB48の「お姉さん」的存在と言われるアイドルグループ「SDN48」が結成される
※グループ名の由来は、秋葉原のAKB48劇場で「土曜日の夜(SaturDay Night)」を中心に公演をおこなっていることから
8月
・13thシングル『言い訳Maybe』がリリースされる(オリコン最高2位)
(同月にリリースされたモーニング娘。の40thシングル『なんちゃって恋愛』もオリコン最高2位だった)
(ちなみに、AKB48の首位獲得をはばんだのはSMAPの『そっと きゅっと』で、モーニング娘。の首位獲得をはばんだのは浜崎あゆみの『Surise/Sunset LOVE is ALL』だった。勝てねぇ~!!)
・日本武道館で開催されたコンサート「AKB104 選抜メンバー組閣祭り」で、AKB48史上初となるチームA・K・B・研究生の一部メンバーのシャッフル(組閣)が実施される
※ここで各チームに初めて「キャプテン制」が導入され、チームAキャプテンに高橋みなみ(18歳)、チームKキャプテンに秋元才加(21歳)、チームBキャプテンに柏木由紀(18歳)が就任する
・「第1回AKB48総選挙」の上位メンバーが参加した水着写真集『AKB48総選挙!水着サプライズ発表』(集英社)がリリースされ、約10万部の大ヒットとなる
※ヒットの原因は内容以外にも、写真集としては比較的安価(定価1000円)で、コンビニでも販売される「ムック」形式だったことが大きかった
10月
・14thシングル『RIVER』がリリースされて売り上げ約25万枚の大ヒットとなり、グループ初のオリコンチャート1位を獲得する
※『RIVER』の売り上げ枚数は、それまでのAKB48がリリースしたすべてのシングルの累計枚数を上回るものとなった
(同月にリリースされたモーニング娘。の41stシングル『気まぐれプリンセス』がオリコン最高4位だったため、ここにいたって、ついにAKB48がチャート順位でモーニング娘。を上回ったことになる)
12月
・NHK『紅白歌合戦』にAKB48が2年ぶり、初の単独枠での出場を果たす
第1回「AKB48 13thシングル選抜総選挙『神様に誓ってガチです』」について
・開票日 2009年7月8日
・当選者順位 1~30位
・当選者に投票された総票数 5万4026票
・立候補者 AKB48、SKE48、研修生の98名
・1位(前田敦子)の獲得票数 4630票
・最終当選者(30位)の獲得票数 1050票
・当選者の権利
1位~12位 歌番組や音楽雑誌などのメディアで活動できる「メディア選抜」
13位~21位 タイトル曲のレコーディングに参加できる「選抜」
22位~30位 カップリング曲を担当できる「アンダーガールズ」
・有権者
投票券つき12thシングル『涙サプライズ!』の購入者、ファンクラブ「柱の会」会員、
AKB48モバイル有料会員、DMM「AKB48 LIVE ON DEMAND」の月額会員
※したがって、「1人1票」という制限はない
2008~09年に結成されたAKB48関連のアイドルグループ・ユニット
SKE48(2008年7月~)16~48名
松井珠理奈(11歳)・松井玲奈(17歳) ら
愛知県名古屋市中区栄(さかえ)のサンシャインSAKAE2階にある劇場「SUNSHINE STUDIO」(定員300名)が拠点
チームはS・K2・E・研修生の4組に分かれている
AKB48とは違ってメンバー全員が同じ芸能事務所「ピタゴラス・プロモーション」に所属している
メンバーの多くが東海地方出身
2008年7月からメンバーオーディションを実施し、16名の結成メンバー(現在のチームS)によって10月から活動を開始する
SKE48の追加メンバーオーディションはおよそ年に1回のペースで実施されている
2009年2月に追加加入したメンバーによって「チームK2」が発足する
2009年8月にシングル『強き者よ』でCDデビューを果たす(オリコン最高5位)
2010年12月に追加加入したメンバーによって「チームE」が発足する
2011年3月にリリースした5th『バンザイVenus』が売り上げ枚数20万枚を突破し、自身初のオリコン1位を獲得する
4日後!7月27日に6thシングル『パレオはエメラルド』がリリースされる予定
SDN48(2009年6月~)21~40名
大堀恵(25歳 元チームK)、佐藤由加理(20歳 元チームA)、小原春香(21歳 元チームB) ら
AKB48の「お姉さん」的存在のセクシーアイドルグループ
AKB48在籍経験者もいるが、ほとんどのメンバーはオーディションによって新規加入している
AKB48関連のグループでは例外的に「恋愛」と「結婚」が容認されているが、「妊娠・出産」は禁止
メンバーの中には、AKB48のイベント運営アシスタントや研修生の講師をつとめている者もいる
2009年6月にオーディションによって選ばれた17名とAKB48メンバーの4名によって21名体制で結成
SDN48の追加メンバーオーディションはおよそ年に1回のペースで実施されている
※年齢規定は「20歳以上、上限なし」
2011年6月現在は40名となっている(うち、AKB48在籍経験があるのは7名)
AKB48には見られないセクシー路線の楽曲とパフォーマンス
東京・秋葉原のAKB48劇場での公演も、夜7~8時から深夜にかけて上演される
2010年11月にシングル『GAGAGA』でCDデビューし(オリコン最高3位)、2011年6月現在までに2枚のシングルをリリースしている
ノースリーブス(2008年9月~)3人組
小嶋陽菜(20歳)、高橋みなみ(17歳)、峯岸みなみ(15歳)
AKB48第2のグループ内ユニット
※AKB48史上初のグループ内ユニットである「Chocolove(チョコラヴ)」は2007年のみの活動で自然消滅している
※チョコラヴについては「ざっくりすぎるアイドルグループ史」第34回の2007年6月の項を参照のこと
AKB48チームAのメンバーに所属していた3名で結成される
※3名は2007年ごろからライヴ公演で3人組として歌唱していることが多かった
3名とも、「渡り廊下走り隊」のメンバーと同じく芸能事務所は「プロダクション尾木」に所属している
2008年11月にシングル『Relax!』でCDデビューを果たす(オリコン最高13位)
3名のしっかりしたヴォーカルが特徴的
衣装は制服ではないノースリーブのキャミソールなどで、AKB48よりもハードな曲調であることが多い
2011年1月にリリースした1stアルバム『ノースリーブス』が、AKB48内ユニットとしては初のオリコンアルバムチャート1位を獲得する
2011年6月にリリースした最新7thシングル『唇 触れず…』が、自身初の売り上げ枚数10万枚突破を記録する(オリコン最高3位)
代表曲 6th『Answer』(2009年10月 オリコン最高2位)
渡り廊下走り隊7(2008年10月~)7人組
14~16歳 渡辺麻友(14歳 センター)、平嶋夏海(16歳 リーダー) ら
AKB48第3のグループ内ユニット
AKB48チームBのメンバーから結成される
牧歌的でノリの軽いアイドルソングを唄う、グループ内で比較的もっともおニャン子クラブに近いユニット
※秋元康の設定ではおニャン子クラブのグループ内ユニット「うしろゆびさされ組」(1985~87年)と「うしろ髪ひかれ隊」(1987~88年)の正式な妹分ユニットということになっている
※実際に、メンバーは全員それらと同じ「プロダクション尾木」所属で、楽曲CDも同じ「ポニーキャニオン」からリリースされている
2008年3月にNHK教育の番組でエンディング曲『恋のチューイング』を歌唱していた3人組ユニット「お菓子なシスターズ」が母体となっている
同年10月に加入した平嶋夏海がリーダーに就任して正式に4人編成の「渡り廊下走り隊」が発足する
2009年1月にシングル『初恋ダッシュ』でCDデビューを果たす(オリコン最高10位)
同年2月からの1名の追加加入により5人組となる
2010年7月からはさらに2名が追加加入し、グループ名も「渡り廊下走り隊7(セブン)」に改称して7人組となり現在にいたる
2011年6月までに7枚のシングルと1枚のアルバムをリリースしており、来月8月には8thシングルが発売される予定
代表曲 4th『アッカンベー橋』(2010年3月 自身初のオリコン1位獲得)
《字数の都合上、この「ざっくりすぎるアイドルグループ史」ではAKB48関連の「期間限定・活動場所限定のグループ内ユニット」は詳しくはあつかいません。ここで名前と簡単な説明だけをあげておきます。》
ほね組(2007年)板野友美・小野恵令奈ら4名
NHK教育の番組で『ほねほねワルツ』を歌唱
ICE(2007年)大島優子・小野恵令奈・河西智美ら5名
秋元康プロデュースのオリジナルビデオアニメ『ICE』の声優やテーマ曲を担当
クレヨンフレンズ(2007年)大島麻衣ら4名
アニメ『クレヨンしんちゃん』のオープニングテーマ『ユルユルでDE-O!』を歌唱
ナットウエンジェル(2009年~)宮崎美穂ら
全国納豆協同組合連合会と提携して国民の納豆消費を推進
AKB卓球部(2009年~)8~10名
テレビ東京で放送される「世界卓球選手権」を応援するために毎年グループから選抜
Queen&Elizabeth(2010年)板野友美・河西智美
『仮面ライダーW』にゲスト出演した2名により結成
チームドラゴン(2010年)篠田麻里子をのぞいた「神7」と柏木由紀の7名
アニメ『ドラゴンボール改』のエンディング曲を担当
ミニスカート(2010年)研修生のみ3名
タカラトミーのゲーム機「プリティーリズム・ミニスカート」のPR
チームキネクト(2010年)SKE48の松井珠理奈と松井玲奈の2名
マイクロソフトのゲーム機X-box360のアタッチメント商品「Kinect(キネクト)」のPR
野菜シスターズ(2010年~)25~30名
カゴメの飲料「野菜1日これ1本」のPR
MINT(2010年)前田敦子・河西智美ら5名
サイバーエージェントのインターネットサービス「アメーバピグ」との連動企画により結成
Team KISHIN(2010年)倉持明日香ら6名
写真家・篠山紀信の企画写真集のモデルにより結成
チームPB(2010年)柏木由紀・宮澤佐江ら7名
集英社の青年向け雑誌『週刊プレイボーイ』との連動企画
チームYJ(2010年~)峯岸みなみ ら7名
集英社のマンガ雑誌『週刊ヤングジャンプ』との連動企画(2011年には「YJ7」としてメンバー再編成)
YM7(2011年)河西智美ら7名
講談社のマンガ雑誌『週刊ヤングマガジン』との連動企画
ちかれたび~。
いやぁ、2009年には、AKB48とモーニング娘。との頂上決戦、凄絶なるアイドルグループ「夏の陣」と「冬の陣」があったんですなぁ。しらなんだしらなんだ。
もう~、次回、次回! あれもこれも、み~んな次回ッッ!!
なんか、まだまだそんなに暑くはなっていないのですが、じわ~じわ~と気温と湿度が上がってまいりました……まいったねェこりゃ。
アナログ放送終了なんですって。
どぉ~オでもいいッスねぇ~!! 私もう、TVがなくなって1年がたとうかとしております。
それ以来はずっとラジオ、特にTBSラジオのヘヴィリスナーになっているわけなのですが、私個人の今の実感としては、「TVやっぱほしい!」と「TVもういらない!」という感情を比率であらわすとだいたい1:9くらいになっていますね。
TVって、観たい番組もあるけど、それよりもはるかに多く観なくていい番組がありますよね。そっちのほうに振り回されなくてよくなるからすっごくラクなんですよ。
TBSラジオおもしろいですからねぇ~! もうTBSラジオとパソコン1台があったらあとはもういいや。
1年前の私にはとても想像つかない生活でしょうなぁ。
あっ、そういえば、こんな感じでNONBENN&DARALYと続けているこの『長岡京エイリアン』も、そろそろ来月8月で開設1周年を迎えようとしているんですよ。
よもや、ここまで続けてきちゃうとはねぇ……思えば遠くへ来たもんだ。はひ~。
おっと、感傷にひたっているヒマはねぇや。今日も今日とて「ざっくりすぎるアイドルグループ史」なんだずぁ~。
今回はいよいよ! 現在のアイドルグループ界の覇王となっているAKB48、彼女たちが「あやしいアキバのアイドルグループ」から「だいたいの日本人が名前くらいは知っている国民的アイドルグループ」に急成長をとげていった2008~09年の動きを追っていきたいと思います。
えっ? ハイご名答! 今回は資料だけ! タイトルにそうかいてあるからね。
だって多いんですもの、情報がぁ……
っつうことでまぁ、ズンドコいってみましょう~。
アキバから全国へ、AKB48の2008~09年
2008年
1月
・AKB48初のベストアルバムとなる『SET LIST グレイテストソングス 2006-2007』がリリースされる(オリコン最高29位)
・7thシングル『ロマンス、イラネ』がリリースされる(オリコン最高6位)
・AKB48の初の看板番組『AKB1じ59ふん!』(日本テレビ関東ローカル 毎週木曜深夜1時59分から)が放送開始となる
2月
・自身初のリメイクとなる8thシングル『桜の花びらたち2008』がリリースされる(オリコン最高10位)が、その際の特典となったスペシャルイベントへの参加条件が独占禁止法の「不公正な取引」にあたるのではないかと物議をかもし、世間のバッシングの対象となる
※当初、スペシャルイベントに参加するためには「初回盤にランダムについてくる特製ポスター全44種類をすべてそろえられたら」という条件が設定されていたが、最終的にイベント企画は中止となった
※この騒動によって、それまでのAKB48の楽曲リリースを担当していたレコード会社デフスター(ソニー系列)がレコード契約を解除する
※この『桜の花びらたち2008』のプロモーションビデオ(監督・高橋栄樹)から、AKB48メンバーによるセリフつきドラマが積極的に導入されていくようになる
4月
・AKB48の看板番組『AKB1じ59ふん!』が、毎週月曜深夜0時59分から放送の『AKB0じ59ふん!』にリニューアルされる(日本テレビ関東ローカル)
6月
・ネット配信限定の9thシングル『Baby!Baby!Baby!』がリリースされ、メンバー全体・個別ともに水着姿を前面に押し出したPVが撮影される
7月
・篠田麻里子(22歳)がAKB48メンバー初のソロ写真集『Pendulum』(ワニブックス)を発表する
※これ以降、メンバー全体のグラビア展開が雑誌・写真集・DVDなどで本格化する
・AKB48の全国展開第1弾として、名古屋・栄を拠点としたアイドルグループ「SKE48」のメンバーオーディションが開始される
9月
・メンバー板野友美(17歳)が、ギャル系ファッション雑誌『Cawaii!』(主婦の友社)の専属モデルとなる
・AKB48第2のグループ内ユニット「ノースリーブス」(チームAメンバー)の結成が発表される
10月
・7月からおこなっていたオーディションの結果、16名による名古屋・栄を拠点としたアイドルグループ「SKE48」が結成される
※おもなメンバーに、松井珠理奈(じゅりな 11歳)、松井玲奈(17歳)がいる(通称「松井JR」)
・レコード会社をキングレコードにうつし、移籍後初のシングルとなる10th『大声ダイヤモンド』がリリースされる(オリコン最高3位)
・『大声ダイヤモンド』の選抜メンバーに結成したばかりのSKE48から松井珠理奈が選出され、前田敦子(17歳)とのダブルセンターに抜擢される
・AKB48の看板番組『AKB0じ59ふん!』が、毎週水曜深夜0時29分からの『AKBINGO!』にリニューアル
※『AKBINGO!』は2010年10月から放送地域を全国に拡大しており、現在はAKB48の旗艦番組となっている
・AKB48第3のグループ内ユニット「渡り廊下走り隊」(チームBメンバー)の結成が発表される
※渡り廊下走り隊は2010年7月から7人組の「渡り廊下走り隊7(セブン)」に増員されている
11月
・チームAに所属していた人気メンバー中西里菜(20歳 のちのAV女優やまぐちりこ)がAKB48を卒業し、グラビアアイドルとしての活動を続ける
12月
・東京秋葉原のAKB48劇場に併設されてファンの交流の場となっていた喫茶店「48's Cafe」が、2008年いっぱいの営業をもって閉店する
(この年のNHK『紅白歌合戦』にはAKB48もハロー!プロジェクト陣営も出場しなかったが、アイドルグループとしてはPerfumeと、活動を再開したばかりの第2期SPEEDが出場していた)
2009年
3月
・メンバーの中核的存在だった大島麻衣(20歳 チームA)が選抜された最後のシングルとなる11th『10年桜』がリリースされ、AKB48としては初めて売り上げ枚数10万枚を突破する
4月
・東京NHKホールで上演されたコンサート「神公演予定」への出演をもって、大島麻衣がAKB48を卒業する
※その後、大島はタレント・グラビアアイドル・歌手として活動
6月
・12thシングル『涙サプライズ!』がリリースされる(オリコン最高2位)
・次期シングルの選抜メンバーをファン投票で決定するイベント「AKB48 13thシングル選抜総選挙『神様に誓ってガチです』」が開催され、チームAの前田敦子がトップ当選を果たす
・AKB48の「お姉さん」的存在と言われるアイドルグループ「SDN48」が結成される
※グループ名の由来は、秋葉原のAKB48劇場で「土曜日の夜(SaturDay Night)」を中心に公演をおこなっていることから
8月
・13thシングル『言い訳Maybe』がリリースされる(オリコン最高2位)
(同月にリリースされたモーニング娘。の40thシングル『なんちゃって恋愛』もオリコン最高2位だった)
(ちなみに、AKB48の首位獲得をはばんだのはSMAPの『そっと きゅっと』で、モーニング娘。の首位獲得をはばんだのは浜崎あゆみの『Surise/Sunset LOVE is ALL』だった。勝てねぇ~!!)
・日本武道館で開催されたコンサート「AKB104 選抜メンバー組閣祭り」で、AKB48史上初となるチームA・K・B・研究生の一部メンバーのシャッフル(組閣)が実施される
※ここで各チームに初めて「キャプテン制」が導入され、チームAキャプテンに高橋みなみ(18歳)、チームKキャプテンに秋元才加(21歳)、チームBキャプテンに柏木由紀(18歳)が就任する
・「第1回AKB48総選挙」の上位メンバーが参加した水着写真集『AKB48総選挙!水着サプライズ発表』(集英社)がリリースされ、約10万部の大ヒットとなる
※ヒットの原因は内容以外にも、写真集としては比較的安価(定価1000円)で、コンビニでも販売される「ムック」形式だったことが大きかった
10月
・14thシングル『RIVER』がリリースされて売り上げ約25万枚の大ヒットとなり、グループ初のオリコンチャート1位を獲得する
※『RIVER』の売り上げ枚数は、それまでのAKB48がリリースしたすべてのシングルの累計枚数を上回るものとなった
(同月にリリースされたモーニング娘。の41stシングル『気まぐれプリンセス』がオリコン最高4位だったため、ここにいたって、ついにAKB48がチャート順位でモーニング娘。を上回ったことになる)
12月
・NHK『紅白歌合戦』にAKB48が2年ぶり、初の単独枠での出場を果たす
第1回「AKB48 13thシングル選抜総選挙『神様に誓ってガチです』」について
・開票日 2009年7月8日
・当選者順位 1~30位
・当選者に投票された総票数 5万4026票
・立候補者 AKB48、SKE48、研修生の98名
・1位(前田敦子)の獲得票数 4630票
・最終当選者(30位)の獲得票数 1050票
・当選者の権利
1位~12位 歌番組や音楽雑誌などのメディアで活動できる「メディア選抜」
13位~21位 タイトル曲のレコーディングに参加できる「選抜」
22位~30位 カップリング曲を担当できる「アンダーガールズ」
・有権者
投票券つき12thシングル『涙サプライズ!』の購入者、ファンクラブ「柱の会」会員、
AKB48モバイル有料会員、DMM「AKB48 LIVE ON DEMAND」の月額会員
※したがって、「1人1票」という制限はない
2008~09年に結成されたAKB48関連のアイドルグループ・ユニット
SKE48(2008年7月~)16~48名
松井珠理奈(11歳)・松井玲奈(17歳) ら
愛知県名古屋市中区栄(さかえ)のサンシャインSAKAE2階にある劇場「SUNSHINE STUDIO」(定員300名)が拠点
チームはS・K2・E・研修生の4組に分かれている
AKB48とは違ってメンバー全員が同じ芸能事務所「ピタゴラス・プロモーション」に所属している
メンバーの多くが東海地方出身
2008年7月からメンバーオーディションを実施し、16名の結成メンバー(現在のチームS)によって10月から活動を開始する
SKE48の追加メンバーオーディションはおよそ年に1回のペースで実施されている
2009年2月に追加加入したメンバーによって「チームK2」が発足する
2009年8月にシングル『強き者よ』でCDデビューを果たす(オリコン最高5位)
2010年12月に追加加入したメンバーによって「チームE」が発足する
2011年3月にリリースした5th『バンザイVenus』が売り上げ枚数20万枚を突破し、自身初のオリコン1位を獲得する
4日後!7月27日に6thシングル『パレオはエメラルド』がリリースされる予定
SDN48(2009年6月~)21~40名
大堀恵(25歳 元チームK)、佐藤由加理(20歳 元チームA)、小原春香(21歳 元チームB) ら
AKB48の「お姉さん」的存在のセクシーアイドルグループ
AKB48在籍経験者もいるが、ほとんどのメンバーはオーディションによって新規加入している
AKB48関連のグループでは例外的に「恋愛」と「結婚」が容認されているが、「妊娠・出産」は禁止
メンバーの中には、AKB48のイベント運営アシスタントや研修生の講師をつとめている者もいる
2009年6月にオーディションによって選ばれた17名とAKB48メンバーの4名によって21名体制で結成
SDN48の追加メンバーオーディションはおよそ年に1回のペースで実施されている
※年齢規定は「20歳以上、上限なし」
2011年6月現在は40名となっている(うち、AKB48在籍経験があるのは7名)
AKB48には見られないセクシー路線の楽曲とパフォーマンス
東京・秋葉原のAKB48劇場での公演も、夜7~8時から深夜にかけて上演される
2010年11月にシングル『GAGAGA』でCDデビューし(オリコン最高3位)、2011年6月現在までに2枚のシングルをリリースしている
ノースリーブス(2008年9月~)3人組
小嶋陽菜(20歳)、高橋みなみ(17歳)、峯岸みなみ(15歳)
AKB48第2のグループ内ユニット
※AKB48史上初のグループ内ユニットである「Chocolove(チョコラヴ)」は2007年のみの活動で自然消滅している
※チョコラヴについては「ざっくりすぎるアイドルグループ史」第34回の2007年6月の項を参照のこと
AKB48チームAのメンバーに所属していた3名で結成される
※3名は2007年ごろからライヴ公演で3人組として歌唱していることが多かった
3名とも、「渡り廊下走り隊」のメンバーと同じく芸能事務所は「プロダクション尾木」に所属している
2008年11月にシングル『Relax!』でCDデビューを果たす(オリコン最高13位)
3名のしっかりしたヴォーカルが特徴的
衣装は制服ではないノースリーブのキャミソールなどで、AKB48よりもハードな曲調であることが多い
2011年1月にリリースした1stアルバム『ノースリーブス』が、AKB48内ユニットとしては初のオリコンアルバムチャート1位を獲得する
2011年6月にリリースした最新7thシングル『唇 触れず…』が、自身初の売り上げ枚数10万枚突破を記録する(オリコン最高3位)
代表曲 6th『Answer』(2009年10月 オリコン最高2位)
渡り廊下走り隊7(2008年10月~)7人組
14~16歳 渡辺麻友(14歳 センター)、平嶋夏海(16歳 リーダー) ら
AKB48第3のグループ内ユニット
AKB48チームBのメンバーから結成される
牧歌的でノリの軽いアイドルソングを唄う、グループ内で比較的もっともおニャン子クラブに近いユニット
※秋元康の設定ではおニャン子クラブのグループ内ユニット「うしろゆびさされ組」(1985~87年)と「うしろ髪ひかれ隊」(1987~88年)の正式な妹分ユニットということになっている
※実際に、メンバーは全員それらと同じ「プロダクション尾木」所属で、楽曲CDも同じ「ポニーキャニオン」からリリースされている
2008年3月にNHK教育の番組でエンディング曲『恋のチューイング』を歌唱していた3人組ユニット「お菓子なシスターズ」が母体となっている
同年10月に加入した平嶋夏海がリーダーに就任して正式に4人編成の「渡り廊下走り隊」が発足する
2009年1月にシングル『初恋ダッシュ』でCDデビューを果たす(オリコン最高10位)
同年2月からの1名の追加加入により5人組となる
2010年7月からはさらに2名が追加加入し、グループ名も「渡り廊下走り隊7(セブン)」に改称して7人組となり現在にいたる
2011年6月までに7枚のシングルと1枚のアルバムをリリースしており、来月8月には8thシングルが発売される予定
代表曲 4th『アッカンベー橋』(2010年3月 自身初のオリコン1位獲得)
《字数の都合上、この「ざっくりすぎるアイドルグループ史」ではAKB48関連の「期間限定・活動場所限定のグループ内ユニット」は詳しくはあつかいません。ここで名前と簡単な説明だけをあげておきます。》
ほね組(2007年)板野友美・小野恵令奈ら4名
NHK教育の番組で『ほねほねワルツ』を歌唱
ICE(2007年)大島優子・小野恵令奈・河西智美ら5名
秋元康プロデュースのオリジナルビデオアニメ『ICE』の声優やテーマ曲を担当
クレヨンフレンズ(2007年)大島麻衣ら4名
アニメ『クレヨンしんちゃん』のオープニングテーマ『ユルユルでDE-O!』を歌唱
ナットウエンジェル(2009年~)宮崎美穂ら
全国納豆協同組合連合会と提携して国民の納豆消費を推進
AKB卓球部(2009年~)8~10名
テレビ東京で放送される「世界卓球選手権」を応援するために毎年グループから選抜
Queen&Elizabeth(2010年)板野友美・河西智美
『仮面ライダーW』にゲスト出演した2名により結成
チームドラゴン(2010年)篠田麻里子をのぞいた「神7」と柏木由紀の7名
アニメ『ドラゴンボール改』のエンディング曲を担当
ミニスカート(2010年)研修生のみ3名
タカラトミーのゲーム機「プリティーリズム・ミニスカート」のPR
チームキネクト(2010年)SKE48の松井珠理奈と松井玲奈の2名
マイクロソフトのゲーム機X-box360のアタッチメント商品「Kinect(キネクト)」のPR
野菜シスターズ(2010年~)25~30名
カゴメの飲料「野菜1日これ1本」のPR
MINT(2010年)前田敦子・河西智美ら5名
サイバーエージェントのインターネットサービス「アメーバピグ」との連動企画により結成
Team KISHIN(2010年)倉持明日香ら6名
写真家・篠山紀信の企画写真集のモデルにより結成
チームPB(2010年)柏木由紀・宮澤佐江ら7名
集英社の青年向け雑誌『週刊プレイボーイ』との連動企画
チームYJ(2010年~)峯岸みなみ ら7名
集英社のマンガ雑誌『週刊ヤングジャンプ』との連動企画(2011年には「YJ7」としてメンバー再編成)
YM7(2011年)河西智美ら7名
講談社のマンガ雑誌『週刊ヤングマガジン』との連動企画
ちかれたび~。
いやぁ、2009年には、AKB48とモーニング娘。との頂上決戦、凄絶なるアイドルグループ「夏の陣」と「冬の陣」があったんですなぁ。しらなんだしらなんだ。
もう~、次回、次回! あれもこれも、み~んな次回ッッ!!