私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

イシガニ(245種目)残念!

2019-11-28 09:42:34 | 昆虫以外の節足動物
2019年11月28日(木)

まだまだ小さなイシガニをいつものタナゴ竿・仕掛けで釣った。


これで245種目。


両方ともハサミがない。残念!無念!


私が釣り上げたとき、すでになかったのである。


ま、比較的大きなハサミをもつコイツらのこと
もし、ついてたら岩場に隠れて釣り上げられなかったにちがいない。


そう考えればラッキーなのだが・・・

11月22日(日)のこと。
近場の停船場へ。


なかなかアタリも遠い。
マハゼねらいの投げ釣りの人も2~3匹。

かみさんは3m、私はいつもの1.8mのタナゴのべ竿。

2人とも釣れたのはタケノコメバル数匹ずつ。


アカオビシマハゼ数匹ずつ。


私にウロハゼ1匹。


またまた私に小さなダイナンギンポ1匹。




あまりに釣れない若者がワーワーキャーキャー釣ってる私らに近づいてきた。
「いろいろ釣れていいですねえ。横でやってもいいですか?」
もちろん観察ケースに入れて、紹介してったぞ!

干潮の時刻も近づき、手を伸ばしても仕掛けが届かなくなってきたころ


少し大きめのイシガニがシュッパッと岩陰から跳びついてきた。
アワセをくれると宙を舞って落ちた!

「わっ!イシガニおるでっ!いつものケフサイソガニとちゃうわ!」
「確かに大きかったね!私も釣り落とすの見たよ」

そっからはヤッキになって、腰かがめて・・・
結構いるのである。
次から次から現れてはエサをとり岩場へ隠れる。
不思議なもんだ。
例年、イソガニの仲間ばかりだったのに・・・

やっとこ釣れたと思ったら、ハサミがなかったコイツ。
立派なハサミを紹介したくて、その後も粘ったあげく
イシガニはそれっきり、腰がまるっきり。
しばらく立てなくなってた。

さてさて、このイシガニ
瀬戸内でよく食べるガザミと同じワタリガニ科である。
だから第4歩脚が平べったくなってて、泳ぎにたけている。
移動速度も半端ない。

なのにだ。
基本、岩場のすき間を生活の場所にしてる。
泥地でも砂地でももちろん生活できるようで、生活環境は広いみたい。
ハイブリッド型適応なのである。

食べてもガザミに負けぬ旨さだしね。

ともかく、この日はアレヤコレヤ種類を釣った私の勝ち!
しぶい日には腕がものを言うんでいっ!