私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

かに道楽『かにの日』俳句に入選!:6月の俳句結果②

2021-06-29 10:18:22 | 俳句
2021年6月29日(火)

夏井いつきさんが選者になってる俳句募集サイトはたくさんあって
その一つが、「かに道楽『かにの日』俳句大募集!」

昨年、近しい俳句仲間が『特選』をとっちゃったから、私も他の仲間も火がついた。
決して「3万円のお食事券」に目がくらんだわけではない!
夏井さんに高評価されることがうれしいんぞっ!
俳句に人生を賭してきた夏井さんの生き様に、勝手に共感してるから。

今年は、次のような募集内容

※ かに道楽HP『かにの日』俳句大募集より引用(今は削除されてます)

結果、私も他の仲間も入選!


やったーっ! ワーイワーイ!
5千円分タダで食えるぞっ!(オッサン言うてることとちゃうがなっ!)

投句した数句の中の
蟹の目に碧しデボン紀の水面
かにのめにあおしデボンきのすいめん が、入選してた。

※ 写真のカニは、広島県レッドデータⅡ類のハクセンシオマネキ

私、理系で地質時代(地球の歴史)も好きなもんで
カニ・エビ(節足動物の十脚類)の祖先が生まれたのが、たしか古生代のデボン紀(約4億年前)頃だと
軟骨魚類(サメやエイ)たちが生まれた頃とほぼ同じ頃だったよなあ~、と曖昧な知識が浮かんで
あの頃の温暖な空はどんな色だったんだろう?
透き通ってたであろう水面を眺めるとどんな気持ちになったんだろう?

単純にそう思って、後は語句と語順だけ整理して・・・投句。

なお、下記にリンクさせてるから、見たいお方はみてみてね。
かにの日 入賞句発表 ( かに道楽HPより)

怠け者の私でさえ、何度か見たことのある俳号のお方がけっこう並んでるな。
私の句はたまたまの「グリコのおまけ」ならぬ「カニのおまけ」なんだろうなあ。
だから、生き物好きの子どもたち、家族で一緒に応募してみるのもいいかもね。

例えば、カニの第4歩脚の多様性を文学的表現にしあげた句なんか、見事だわ!大好きだわ!
こういう理系っぽい感覚の句、私の好みだし目標でもあるなあ。

前回・今回と特選句・入選句に入った3人は、俳句はじめて2年目のど素人ばかり。
ただ、下手なりに投句を続けた中心メンバーたち。
もちろん、互いの句にアドバイスも評価もしない。
それぞれ感性も成育歴も環境も違うんだもん、できる訳がない。
もちろん仲間の句はその人に著作権、許可なしに載せもできんわな。


今年の『お~いお茶新俳句大賞』二次審査通過?!もどうやら本当の話みたい。

湯船で1分もかからず浮かんだ新俳句といえるかどうかもわからん冗談句だったのになあ。

ただ、詳しく調べてみると「著作権はすべて伊藤園に所属」となってるために
一切合切紹介できないんだよね。
本名投稿だしね。
ま、佳作で十分だから入選しててほしいなあ。


夏井いつきさんは「自分に関わって一度でも俳句をつくれば『いつき組』を名のっていい!」と言われる。
言われるけど、なんかど素人のまま「いつき組のあたなごっちです」とは恥ずかしくて言えなかったんだよね。
いつか、自己評価(投句のときは最高と思い込んでる)に他己評価がちょっぴりでもついてきたら・・・
と、私は自分を『いつか組』と陰で呼んでたんだけど・・・

そろそろ『いつか組』から『いつき組』へと呼び変えてもいい頃なのかなあ~
コメント (2)
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