私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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トビハゼ:地上戦VS空中戦 の巻  釣査126種目

2017-10-09 20:56:58 | 周縁魚
2017年10月9日(日)

トビハゼを初めて釣った。 タナゴ竿釣査126種目だあ!


ひさかたぶりに我が家から2番目の近さににある漁港へ。


マハゼが釣れはじめたらしいからである。
昨年は、ここで釣った大きなマハゼを天ぷらにして食べた。
今年も食べたい。
だから行ってみたのである。

純絶滅危惧種のトビハゼが今年は多いぞ。
満潮時につかるあし原にも、突堤のきりたった壁面にも・・・・・・ええことやね。

そのとき、ふと思い出したのである。
『東京湾の魚類』だったか『大阪湾の生き物』だったか『荒俣磯魚ワンダー図鑑』だったか
「トビハゼはゴカイなどの環形動物を食べる」と書いていたようないないような・・・・・・(全然思い出しとらんヤンケ)
書籍名も確かではないし、私自身もゴカイを食べるとは信じてはいない。
お許しくだされ。
確かめたいダケなのである。

さっそく、かみさんに告げる。

私は、あし原の水たまりをねらうことに。
つまり地上戦に挑んだ。


アカン! ピョンピョン逃げよるわ。

かみさん、突堤のカベに垂直にはりついとるヤツらを上からねらうみたいだ。
つまり空中戦である。


そんなんカベに張りついとるだけでも大変やろに、釣れるわけおまへんで。

「父さあ~ん! すぐ釣れたあ~!」


な、な、なんとかなり大きなトビハゼをいとも簡単に・・・・・・


すぐに私も地上戦をあきらめ、空中戦に。
ちっこいのをなんとかゲット。


トビハゼに地上戦を挑んだ私の完敗なのである。

どうやらトビハゼの飛び出した目は、水平方向に敏感だケド、垂直方向には鈍感みたいだ。
顔の前からソロソロと空中を降りてくるイソゴカイをまったく怪しむことなく食いついてくる。
どう考えても空気中にゴカイなどおるわけはないのに・・・・・・・

なんてえことだ!
だからこれまで何度も何度も釣ろうとして失敗して、
ムツゴロウやタビラクチみたく、干潟の泥の付着藻類を食べると思ってたんやわ。

まちがいなくゴカイを食べる。
藻類を食べるというのはゴカイなのである。(このゴカイは漢字で書かんかいっ! ややこしわ!)

ま、今回もかみさんのおかげじゃ、と深く感謝してたら・・・・・・

タナゴ竿をへし折りそうなスズキの子(セイゴ)を釣りやがんの。
ええかげんににせいよ、ホンマ。


さらに追い打ちをかけるように大きなマハゼ。


まいりました。
なんでも言うことを聞きます。

「おもしろかったわあ! 父さん、次の漁港行くよお!」

「はいっ! 分かりました! ただちに!」  (下の写真のまんまですわ)









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