2017年6月18日(日) 東方漁港見聞釣録 Part2 なのだ。
体長4cmほどのアミメハギである。 ついに95種類釣ったぞ。
相棒が釣った個体である。
黒い毛が何本も尾柄に見えるのでオスらしい。
さておき、見ちょれ~、今日こそリベンジじゃあ!(何度このセリフを書いたことやら・・・)
訪れたのは、初めての古びた漁港。
船着場の階段が好ポイントじゃね。
さっそくすわりこんで釣り開始。
いきなりおっきなアイナメやタケノコメバルがワッと押し寄せる。
入れ食い状態じゃ!
2mにも満たないのべ竿で釣りをする人もいなかったからだ。
軟調子のストロー竿が満月のようにたわむ。
釣り上げるのもひと仕事だ。
何が上がってくるのかワクワクしっぱなし!
こんな安上がりな気持ちのいい釣りを何でみんなしないんだろ?
理由はたぶん1つ。
慣れるまではとっても恥ずかしいのじゃ。
通り過ぎる人たちの目線は
「なんや? あの道具は? あんなんで釣りしようるのはド素人やで」なのだ。
バケツの中は、けっこう漁港で一番沢山の魚がいるのにね。
ひとしきり釣った頃、小さなハギの仲間が寄ってくる。
ハギ類は今年初めて見た。
すぐさまねらって釣り開始。
ところがである。
近づいてはつっつき、ひっぱってはかじる。
なるほどっ! これがエサ取りと呼ばれる状態なんだわ。
無銭飲食常習犯を前に感心しきりなのだ。
であれば奥の手で逮捕じゃ!
金袖1号ハリを手持ち最小ハリのワカサギ0.5号につけかえる。
(なお、極タナゴ 極小ハリはもったいないので使わん)
ふるえる手で、イソゴカイの尾を1mmちぎりハリ先につける。
近づいてきた・・・・・・くわえたかも?・・・・・・水中のシモリウキがゆっくりたなびくように移動したっ!
「今じゃあ!」
息を呑む神経戦に勝利したのは私だ!
フフフ・・・・・・どんなもんでいっ!
あらっ? ハリのまれとる。
カッコワル~!
ちっこいアミメハギにハリを飲まれた下手くそアングラーになりさがってしまったわあ!
はずすのが大変だし、魚も弱ってしまう。
哀しい釣り方になってしまった。
しかも第1背ビレのトゲ、ゆがんどる!
お持ち帰りしてもどこ食べればええんか?
体長3cmほどのアミメハギのおそらくメスなのである。
トホホ、下のスポンジで休まれとるお姿に。
記録撮影のために駐車場を往復、アミメハギを海へ返してっと。
「釣り飽きたあ~! マコガレイもマハゼももう飽きたあ~!」 相棒の贅沢な言葉。
「アミメハギでも釣ったら?」
「ん。」
ハリもそのまんま、ゴカイも大きいまま、相棒テキトーにポイッ!
「そんなんじゃ釣れんで! 繊細な仕掛けでな、神経をしゅうちゅ・・・・・・」
「釣れたあ~!」
きれいなお魚の口元に、きれいにハリをおかけになられてからに・・・・・・もお~!
ホンマ私のちっぽけなプライドまでズタボロにしやがって・・・・・・ホンマッ!
といういきさつで冒頭の写真にたどりつくのである。
キレイに撮れてるのもなんか腹立つわあ~。
アミメハギはガラモ場や漁港でよく見かける小さなハギ。
体長8cmなんて書かれてたりするけど、そんな大きなアミメハギっておるんかなあ?
全長(頭から尾ビレの先まで)なら分からんこともないケド・・・・・・
とってもおいしいカワハギやウマヅラハギたちと同じ仲間であり、
さらにおいしいフグたちの親戚筋にあたる。
だからたぶんおいしい。
ところで、私の地方ではハギをハゲと呼んでる。
特にカワハギはマルハゲなんて呼んだりもするから、
知らないオッサンたちはビクッとしたりもするんだろうね。
ハギをハゲと呼ぶのなら、
山口県萩市は「ハゲ市」と呼ばんのんだろうか? オラ! 答えてみ?
おはぎは「おハゲ」ではないのか? オラオラ!
おいはぎに出くわしたら「オイ! ハゲ~!」と叫ぶわな?
すると、まわりのオッサンたちにボコボコにされるじゃろ? オラオラオラ!
かつて私は名だたる「妄想族の長」として
巷の人に「ブーブー」言われてたもんだ。(言われてたんかい!)
続く
体長4cmほどのアミメハギである。 ついに95種類釣ったぞ。
相棒が釣った個体である。
黒い毛が何本も尾柄に見えるのでオスらしい。
さておき、見ちょれ~、今日こそリベンジじゃあ!(何度このセリフを書いたことやら・・・)
訪れたのは、初めての古びた漁港。
船着場の階段が好ポイントじゃね。
さっそくすわりこんで釣り開始。
いきなりおっきなアイナメやタケノコメバルがワッと押し寄せる。
入れ食い状態じゃ!
2mにも満たないのべ竿で釣りをする人もいなかったからだ。
軟調子のストロー竿が満月のようにたわむ。
釣り上げるのもひと仕事だ。
何が上がってくるのかワクワクしっぱなし!
こんな安上がりな気持ちのいい釣りを何でみんなしないんだろ?
理由はたぶん1つ。
慣れるまではとっても恥ずかしいのじゃ。
通り過ぎる人たちの目線は
「なんや? あの道具は? あんなんで釣りしようるのはド素人やで」なのだ。
バケツの中は、けっこう漁港で一番沢山の魚がいるのにね。
ひとしきり釣った頃、小さなハギの仲間が寄ってくる。
ハギ類は今年初めて見た。
すぐさまねらって釣り開始。
ところがである。
近づいてはつっつき、ひっぱってはかじる。
なるほどっ! これがエサ取りと呼ばれる状態なんだわ。
無銭飲食常習犯を前に感心しきりなのだ。
であれば奥の手で逮捕じゃ!
金袖1号ハリを手持ち最小ハリのワカサギ0.5号につけかえる。
(なお、極タナゴ 極小ハリはもったいないので使わん)
ふるえる手で、イソゴカイの尾を1mmちぎりハリ先につける。
近づいてきた・・・・・・くわえたかも?・・・・・・水中のシモリウキがゆっくりたなびくように移動したっ!
「今じゃあ!」
息を呑む神経戦に勝利したのは私だ!
フフフ・・・・・・どんなもんでいっ!
あらっ? ハリのまれとる。
カッコワル~!
ちっこいアミメハギにハリを飲まれた下手くそアングラーになりさがってしまったわあ!
はずすのが大変だし、魚も弱ってしまう。
哀しい釣り方になってしまった。
しかも第1背ビレのトゲ、ゆがんどる!
お持ち帰りしてもどこ食べればええんか?
体長3cmほどのアミメハギのおそらくメスなのである。
トホホ、下のスポンジで休まれとるお姿に。
記録撮影のために駐車場を往復、アミメハギを海へ返してっと。
「釣り飽きたあ~! マコガレイもマハゼももう飽きたあ~!」 相棒の贅沢な言葉。
「アミメハギでも釣ったら?」
「ん。」
ハリもそのまんま、ゴカイも大きいまま、相棒テキトーにポイッ!
「そんなんじゃ釣れんで! 繊細な仕掛けでな、神経をしゅうちゅ・・・・・・」
「釣れたあ~!」
きれいなお魚の口元に、きれいにハリをおかけになられてからに・・・・・・もお~!
ホンマ私のちっぽけなプライドまでズタボロにしやがって・・・・・・ホンマッ!
といういきさつで冒頭の写真にたどりつくのである。
キレイに撮れてるのもなんか腹立つわあ~。
アミメハギはガラモ場や漁港でよく見かける小さなハギ。
体長8cmなんて書かれてたりするけど、そんな大きなアミメハギっておるんかなあ?
全長(頭から尾ビレの先まで)なら分からんこともないケド・・・・・・
とってもおいしいカワハギやウマヅラハギたちと同じ仲間であり、
さらにおいしいフグたちの親戚筋にあたる。
だからたぶんおいしい。
ところで、私の地方ではハギをハゲと呼んでる。
特にカワハギはマルハゲなんて呼んだりもするから、
知らないオッサンたちはビクッとしたりもするんだろうね。
ハギをハゲと呼ぶのなら、
山口県萩市は「ハゲ市」と呼ばんのんだろうか? オラ! 答えてみ?
おはぎは「おハゲ」ではないのか? オラオラ!
おいはぎに出くわしたら「オイ! ハゲ~!」と叫ぶわな?
すると、まわりのオッサンたちにボコボコにされるじゃろ? オラオラオラ!
かつて私は名だたる「妄想族の長」として
巷の人に「ブーブー」言われてたもんだ。(言われてたんかい!)
続く
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