2022年1月12日(水)
アオアシシギかなあ?

20220108
「タゲリが見てみたい」と私
「なら案内するわ。おらんでも勘弁してよ」と友
イカルチドリやタシギを見た次は、芦原の湿地帯を歩いた。
足元からバサバサバサと小さな鳥が飛び立ってく。
魚採り・釣りばかりしてた2年前まではあまり思いもしなかった
「迷惑かけてすまんすまん」という気持ちが湧いてくるから不思議なもんだ。
しばらく歩いたとき、いろんな鴨たちに混じって少し小さめの灰色の鳥を見つけたっ!
1本足打法で、右を見て

左を見て

ゆるりと歩きはじめ

実にマナーのいいヤツだわ~!とぼんやりしてて
「シギの仲間だっ!」と気付いた頃には

一目散に駆けてった!

なんて姑息なヤツだっ!
典型的なシギ科の鳥のフォルムだけど、これといって特徴がない。
強いていえば、口ばしがほんの少し反り返ってることと脚の色が黄緑っぽいこと。
一応、私の地域での季節ごとの過去情報も確かめ
アオアシシギとしておいた。
けど、違ってたらご指摘くださればありがたいな。
ちなみに、俳句の世界で「鴫・しぎ」の仲間は全部ひっくるめて秋の季語。
ただし、江戸時代初期には多くのシギの種類を判別して名前をつけてたらしいから
私の「シギ仲間の判別力」は江戸時代以前の人々と同じくらい真っ白なんだろうなあ。

今朝は珍しいことに雪が積もった。
アオアシシギかなあ?

20220108
「タゲリが見てみたい」と私
「なら案内するわ。おらんでも勘弁してよ」と友
イカルチドリやタシギを見た次は、芦原の湿地帯を歩いた。
足元からバサバサバサと小さな鳥が飛び立ってく。
魚採り・釣りばかりしてた2年前まではあまり思いもしなかった
「迷惑かけてすまんすまん」という気持ちが湧いてくるから不思議なもんだ。
しばらく歩いたとき、いろんな鴨たちに混じって少し小さめの灰色の鳥を見つけたっ!
1本足打法で、右を見て

左を見て

ゆるりと歩きはじめ

実にマナーのいいヤツだわ~!とぼんやりしてて
「シギの仲間だっ!」と気付いた頃には

一目散に駆けてった!

なんて姑息なヤツだっ!
典型的なシギ科の鳥のフォルムだけど、これといって特徴がない。
強いていえば、口ばしがほんの少し反り返ってることと脚の色が黄緑っぽいこと。
一応、私の地域での季節ごとの過去情報も確かめ
アオアシシギとしておいた。
けど、違ってたらご指摘くださればありがたいな。
ちなみに、俳句の世界で「鴫・しぎ」の仲間は全部ひっくるめて秋の季語。
ただし、江戸時代初期には多くのシギの種類を判別して名前をつけてたらしいから
私の「シギ仲間の判別力」は江戸時代以前の人々と同じくらい真っ白なんだろうなあ。

今朝は珍しいことに雪が積もった。
俳句を始めてから知ったのですが、シギって種類多いんですね。なので季語「鴫」も今は秋全般の季語になっている歳時記が一般的でしょうか。 傍題もたくさんありますよね。
「鴫」を晩秋の季語にしている水原秋桜子編の『俳句歳時記』(平凡社)の「鴫」の項には次のようにあります。 少し長いのですが、引用します。(p.370)
「鴫 傍題:田鴫 山鴫 青鴫 玉鴫 磯鴫 鴫の看経 草鴫 鶴鴫 赤脚鴫 青脚鴫 大尺鴫」
「二、三十種類あって、翼長は一〇乃至二〇センチ、全体褐色のもの多く、嘴はすべて長い。傍題の「鴫の看経」を境として、それより前に列記した「田鴫」以下の五種は田野か山地に住むもの、「草鴫」以下の五種は河口や港湾に住むものである。「田鴫」以下は草にこもってしずかにしていることが多く(その時の姿を鴫の看経という)、「草鴫」以下は、塩田や潮のさし入る河口の蘆原などで餌をあさる姿をよく見かける。又、「田鴫」以下は居付くあいだが長く、殊に「田鴫」「山鴫」は猟鳥として屈指のものだが、「草鴫」以下は少し寒くなると南方へ渡ってしまう。なお鴫の一種である「大地鴫」は、夏鳥であるから区別しなければならない。」
鴫の生態は、初版の1959年当時の情報だと推察されます。一般的な晩秋にくるいわゆる渡り鳥でないと夏鳥に認定されることも多かったようですし、鳥に詳しい方々からしたら、いやいや冬に見かけるでしょうと、別なツッコミどころも沢山あるのだろうなと思います。が、俳句の世界では、ということで。
一応、いつき組が使っている歳時記でも、「雷鴫」(傍題が大地鴫)だけは夏の季語です。 あ、「鴫焼」も夏の季語だ…ってこれは「茄子の鴫焼」ですね(^^)
立てば淋し立たねば淋し鴫一つ 正岡子規
感染者数の増加が日ごと急増しています。 くれぐれもご自愛下さいませ♪ 長々と失礼しました
<(_ _)> また伺います(^^)♪
様々な会合や活動も中止となり、買い物以外人と接することもなく、散歩でも人に会うこともなく過ごしております。
シギの仲間を判別していった江戸初期の博物学もなかなかやるもんだなあ、と思ってます。
アオアシシギ・アカアシシギ・キアシシギなんて早口言葉のような連中にくわえ、コアオアシシギとかソリハシシギとか、よく似た連中がいっぱいいるのに・・・
「鴫焼」というステキな洒落も感謝です。