私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ヒナハゼ vs アベハゼ :さあ、どっちだ?

2019-08-17 09:19:19 | 汽水釣り
2019年8月17日(土)

先日、友と燧灘東部へ出かけた話の続き。

河口域のガサをササッとすませたもののあまりに暑い。
少し上流域の木陰へと移動して撮影することに。

1つのバケツにはマハゼやヌマチチブなどが
もう1つのバケツには、小さなアベハゼとヒナハゼがいる。

友は、採集したすべての魚を撮影してる。
横着者の私は、ヒナハゼと


ついでにアベハゼだけを撮影。


友の撮影が終わるまでバケツをのぞき込んでたら
ムラムラとしょ~もない好奇心が湧いてきた。

「なあ? バケツの中でコイツら釣れるんちゃうか?」
「何言っとるんな。囚われの身ですぐ食うわけないわ!」と友。

そう言われるとよけい試してみたくなる。
ヒナハゼの摂餌行動がみられるかもしれないし・・・。

3尺タナゴ竿・極小タイバラ仕掛けにイソゴカイのかけらをつけて・・・
バケツ釣り開始だ!

さあ、結果を予想してみよう!
A.どちらも釣れる。
B.ヒナハゼが釣れる。
C.アベハゼが釣れる。
D.どちらも釣れない。

私のとぼしい経験でいえば、この2種は同所的に採れることが多い。
おそらくヒナハゼがアベハゼより上層部にいるのだろうケド。
エサとなる物質は同じように流れてきてるハズ・・・

こんなとき、タナゴ竿・仕掛けはとっても便利だ。
この3年間、タナゴ釣り以外にもいろんな魚釣りに使ってみてあらためて思う。
池でも干潟でも漁港でもバケツでも・・・どこでも楽しめる可能性無限大の釣りだ。
毎回毎回タナゴばかり釣るのは、あきっぽい私には無理。
そうでなくても周辺から急激にタナゴたちが減っちゃってるし。
マハゼやスズメダイなんかだと割と簡単に釣れちゃうし
キュウセンやシロギスなんかだと竿が満月のようにしなってすごい闘いになるし
もう、おもしろくておもしろくて・・・みなさんもいかがですか?

さてさて、そろそろ結果発表といきますか。

アベハゼはいともあっけなく食いついてきた。


ヒナハゼは完全にゴカイを無視。
エビのかけらにも見向きもしない。

ということで、正解はC!
みなさんの予想はあたりましたか?

「アベハゼ食いつくんなっ! バカなんとちゃうか?」と友が言う。
確かに私もバカなハゼだと思った。

が、よくよく考えてみれば
常に劣悪で、しょっちゅう激変する環境に生きるアベハゼのしたたかさなのかもしれないな。
アベハゼはタフな魚です。
よくよくよくよく考えてみたら名前もアベやもん。
少々のことはへっちゃらに強引に生き抜くんやろな。

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2 コメント

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Blue Wing Oliveさんへ (私魚人)
2019-08-18 07:29:42
コメントありがとうございます。

生き物の行動や習性を見るのは楽しいですよね。
私の考えがあってるかどうかはあてになりませんが
アベはシンゾウに毛が生えてるのかもしれない、と思いました。
返信する
こういうの (Blue Wing Olive)
2019-08-17 12:27:14
一度、試したくなりますよね〜
今のところ、私は実行したことはありませんが。
魚種によって、行動が異なるのも興味深いですね。
そのあたりの理由は、私魚人さんの分析どおりなのでしょうね。
朝、大きなニジマスをラインブレイクで逃し、夕方、同じ場所で釣り上げた魚の口から、切れた朝のフライを回収したということがありました。
釣られてから、再び捕食を開始するまで、諸条件によって色々なケースがありそうですね。
返信する

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