私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

神石牛を・・・

2020-08-07 10:10:51 | 哺乳類
2020年8月7日(金)

神石牛に出会った。(たまには哺乳類も登場してもらおっ!)


実にきれいに手入れされてる。

数日前、山間の小道を歩いてて、突然眼下に元棚田らしき牧草地が広がって

そこにたくさんの牛たちがのんびりされていた。


かわいい!
横長に広がる瞳も、長いまつ毛も美しい!

高級ブランド牛肉だ! おいしそう! だなんてちっとも脳裏に浮かばない。
それは、私の食文化と牛たちの命や生活がかけはなれてしまってるから。

もっともスーパーに並んでたとしてもグラム何千円の世界だから
もともと縁はないのかもしれないけど。

かつて屠場を見学させてもらったことがある。
解体の様子を知り、その熱でしたたる汗ではたらく人の姿に
命をいただくことへの敬意や感謝を忘れてはいかぬと思ったりもした。

けど、いつの日か記憶はおぼろげになり、『牛は牛、牛肉は牛肉』と別物になってるな。

グルメだなんだと浮かれてちゃいかんなあ・・・
そんなことが経済を回すことの本質ではないよなあ・・・
食うための命を育ててることの重みとパックされたお肉がつながらなきゃ・・・

あらためて反省!

神石牛は、かつては農耕用の牛。
今では、比婆牛とともに『広島牛』というブランド食肉用の牛。

お~っ!
のんびり牛を見とる場合ではない。
フンコロガシなんかおらんかな?
私は、あまり相手にされん、いわゆる無益とされる生き物が好きなのだ。

ここで一句
炎天や牛と見し野に虫を追う


気持ちとしては、こっちの句なんだけどね。

炎天の憂しとみし世ぞ責を問う


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