私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ミケとアジです! :ちょぴっとうさ晴らし

2018-10-17 18:23:51 | アート・カルチャー
2018年10月17日(水)

午前中、家で画像の整理。
さすがにやる気も失せてきた。

ということで、ついイラストを・・・

タイトル 『ミケとアジです』










昨日、こんな波止場を見ちゃったしなあ。


命を粗雑に扱う現場を見た後は・・・

箸休めならぬ「マウス休め」して、お茶もにごしてうさ晴らし。


おあとがよろしいようで・・・

悩殺の飛び道具: アヂアヂ台湾お魚旅㉜

2018-10-16 22:13:24 | 夏の台湾の魚たち
2018年10月16日(火)

台湾5日目(8月3日)

この日2ポイント目は、昨日私たちが偶然立ち寄った細流に再チャレンジすることに。

たまたまだが、若が案内してくれたポイントのすぐ近くだった。
ここなら若が見たがってた婚姻色の出たタイワンオイカワが見られるかもしれない。


新たに付け加えることだけにはしょる。

タイワンハナマガリを釣った。(昨日ここで釣りをしてたオジサンからもらってた練り餌を使用)




ガサ組は、特に付け加える成果もなく戻ってきたぞ・・・

と、若がタモ網を置き・・・手にしたのは、いきなりの飛び道具! (投網とも言う)


婚姻色が見事に現れたタカサゴオイカワが網に何匹もかかる。






ついでにメス


「婚姻色のタイワンオイカワ、採れませんでしたねえ」 と、残念がる若。

前ポイントでタイワンタナゴ近縁種に出会えず・・・
ここでもタイワンオイカワ婚姻色が採れず・・・
二刀流ガサや飛び道具という新しいワザを披露しつつ、疲労だけを蓄積する若であった。(私は見とるだけで楽しいケド)





秋桜やビッフェよりも・・・記念日にはキチヌが似合う

2018-10-15 23:03:20 | B級C級グルメ
2018年10月15日(月)

午前中、のんびり外国で釣った魚たちの写真整理をしていたら・・・

「あんた、今日何の日か知っとる?」

「・・・・・・あ~っ! 結婚した日じゃん!・・・どこでも行くで」

何年目になるのかもよくわからないが、何か区切りがいい年らしい。

まず、道の駅の秋桜畑を愛でに出かけた。


「うわあっ! きれいじゃねえ」


通路沿いには、赤・ピンク・白以外にも二色系も・・・


「きれいじゃけど・・・見とるだけじゃつまらんね。」 すぐに飽きるかみさん。

私も正直、人の手で作られた(品種改良まで加えた)単一の生物相は肌に合わない。

5分後にはランチビュッフェへ。

2人とも大食漢ではないため、これまたすぐ食べるのに飽きてしまう。

「戻って釣り行こ」
「ええよ。今日は近くの突堤にしようや」


最近ずっとオモロイ顔だちをしたショウキハゼを釣らんと挑んでるのである。

ヒイラギ・サッパ・サヨリ・大きなボラがわんさか群れてる。
大量のアキアミが押し寄せていて、食わんとする魚たちと壮絶なバトルをしとるわ。

底石の岩陰辺りにエサを落とそうとしても、ヒイラギたちが次々に食いついてきて・・・
と、そのとき

「お父さん! 大きいっ! 大きいよお~っ!」
「ゆっくり、ゆっくり、竿をたわめて・・・ガマン比べじゃっ!」

と、弱ってきた頃合いに道糸をたぐって、そっと持ち上げてやった。(久しぶりの共同作業)
鉛筆ほどの太さの180cmタナゴ竿だもの。
突堤へそのままあげたらかなりの可能性で竿が折れてしまう。



「今まで釣ったキチヌより何倍も大きいね」 と、かみさん満足そうな笑顔。
そう、観察ケースにはとても入る大きさではないのだ。

並べられた花を見るよりも、並んでる料理を食べるよりも
濁った水の中から何を手に入れるのか挑む方が楽しかったみたい。
気取らない、飾らない人だからね。


キチヌは、私からのささやかな贈り物ということに、今決めた。(単に偶然だケド)

私はヒイラギとイダテンギンポばかり。
ショウキハゼはだめだったケド、いい記念日にはなったのかな?




水の生き物観察会と西日本豪雨の爪痕

2018-10-14 23:35:26 | 魚全般
2018年10月14日(日)

9月30日(日)に 予定されていた「水辺の生き物観察会」が台風で中止になった。
私の参加する会は軟弱者ばかりなので延期せず中止。
過去10数年の記録の中で2018年は空白になってしまうね。

そこで先日のこと、友に誘われ、中止にせず延期した強者たちが集まる会の観察会にお邪魔させてもらった。
ほぼ近いポイントで調査を行うのである。

西日本豪雨の被害はいまだにアチコチの導線を分断し、放置されたまま・・・

いくつもの沈下橋が壊れたまま・・・


河川敷内の生活道路は深くえぐられたまま・・・


川は淵が埋まり、早瀬が壊れ、平坦な平瀬ばかりが増えていた。


激流をもろに浴びた淡水魚たちの種類も数もずいぶん減っていた。

何人もタモ網ガサをして、そこそこいたのは常連さんである

カワムツと


カワヨシノボリと


カマツカ



かなり少なかったのは

ギギの幼魚



1,2匹しか採れてないのは

オオシマドジョウと


アカザと


オイカワ幼魚と


イトモロコ


の8種類。

被災地ではない地域の人たちの生活でさえ、さまざまな不便を被ったままなのだから

川の生き物たちのことなんて後回しにしていい。


こうして観察会をして記録を残そうとする人たちがいるだけで十分だ。

羨望の二刀流ガサ : アヂアヂ台湾お魚旅㉛

2018-10-13 18:49:46 | 夏の台湾の魚たち
2018年10月13日(土)

台湾5日目(8月3日)

若の案内でやってきたポイントで採集した魚たちの紹介。

タイワンオイカワとタカサゴオイカワ、パールティラピアは紹介済みなので省くとして・・・
他のも手にしたことのある魚たちばかり。

タイワンアカハラくん


タイワンハナマガリちゃん


スイシャハゼくん


短吻紅斑吻鰕虎(和訳:マルクチアカテンヨシノボリ)さん


可愛らしいヨシノボリなもんで
レッドスポッテッドゴビーなんて通称もつけられてるから
そのうち日本のペットショップでも販売されるようになるのかなあ。

カダヤシさん


確かに釣りしてる時に虫よけ塗ってなくて、たくさん蚊にかまれたもんな。

最後にタモ網二刀流ガサを披露してくれた若。


いやあ、上から見ていてホレボレするほど、見事に2本のタモ網を操ってる。
遊泳魚も底魚も、実に理にかなった採り方を見せてくれる。
採った魚は、水ごとジップロックへ入れ、腰袋へ。

皆さんにお見せできないことも残念なのだが・・・
諸事情により私には習得しにくい技であることもちょっぴり無念なのであった。

そして何より残念無念なのは、若の言っていたタイワンタナゴも、その近縁種も採れなかったこと。

「もうおらんようになったんとちゃうか?」と、ジジイのクソ意地にも笑顔で応じる若。

若いって、いいねっ!