私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

第三十四回『お~いお茶新俳句大賞』二次審査通過!

2023-04-20 08:48:27 | 俳句
2023年4月20日(木)

俳句の話を書くのはほぼ1年3ヶ月ぶりなのだが・・・

一昨日、第三十四回『お~いお茶新俳句大賞』の二次審査通過のお知らせが2通!

20230418

締め切りの2月28日の15時頃まで、それどころじゃなくて、すっかり忘れてて
とりあえず風呂に浸かり、季語もほぼ無視したいい加減な六句を送って
「まあ、今年も無理だろうな(昨年もダメ)」
「頑張ってるかみさんへの2通なんだろうな」と思ってみてみたら
1通はかみさん、もう1通は私。
どっひゃあ~!

選ばれた句は、最後にふざけながらつくった句。
なんでだ?


名前も俳句も伊藤園さんからの申し合わせで秘密のままにしないといけないのだけど
一昨年に続いての二次審査通過はうれしい☟
第三十二回『お~いお茶新俳句大賞』二次審査通過?!

まったく不勉強なまま、かみさんへの対抗心だけのド素人なのに4回チャレンジして2回通過してるから
やっぱり一昨年に入選率は高いのでは?と計算してみた推論はかなりあたっていると思うんだよなあ☟
第三十二回『お~いお茶 新俳句大賞入選作品集』が届いた!

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マダラコシボソハナアブ Baccha maculata ?:クサイチゴの花にⅠ

2023-04-18 08:55:12 | アブ・ハエ・カ・ガガンボの仲間
2023年4月18日(火)

マダラコシボソハナアブ Baccha maculata かなあ?

20230416 10mmほど

コシボソハナアブ族には数種いて、その中から見た目で素人判断したからあてにならないけど・・・

一昨日、地元の河原土手を散歩してて・・・
クサイチゴの花にヨツボシハムシがおとなしくしていたのを見つけて


「このデザインは何度見ても美しいよなあ」と足を止めてパチリ!


と、付近の花にジガバチを小さくしたような虫がやってきて・・・


「ハチの仲間は複雑すぎて、私ら素人の手には負えんけど、ま、撮っとこ」と。


帰宅後、画像を確かめビックリ!
「ハチじゃないじゃん! アブじゃん!」


こんなスタイリッシュなアブがいるとは・・・
端から端まで図鑑に目を通したつもりでも見えてないんだよなあ。

4~8月、ほぼ日本全国の低山から山地の開けた場所の花たちに集まるそうだ。

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アブラコウモリ Pipistrellus abramus :知人の勤務先へ

2023-04-16 09:10:21 | 哺乳類
2023年4月16日(日)

アブラコウモリ Pipistrellus abramus

20221010 40mmほど

古い記録で申し訳ない。
私が有機栽培・無農薬の田んぼの生き物調査を手伝っていた日、知人の勤務先の天井に張り付いていたコウモリ。
知人はメールで記録を送ってくれていたのだが、なかなか書く機会もないまま・・・

耳の大きさや顔つきから、まだ幼体のような気もする。
が、なんせ素人なもので、よくわからない。

知人は、とりあえず夜まで保護した後に野に放ったそうだ。


もふもふで可愛らしい顔つきではないか!

日本に棲息する30数種類のコウモリの中で、唯一人家を利用するコウモリ。
だから、最も身近なコウモリで、その習性からイエコウモリ(家蝙蝠)とも呼ばれる。
ユスリカなど小さな昆虫たちをエサとしてるから、人の日常生活にも役に立つ。
だから、かつては家にいると縁起がよいとされていた。

いつからなのだろう?
コウモリが「気味が悪い・不吉で縁起が悪い」動物というイメージに変わっていったのは・・・

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ショウジョウバカマ Heloniopsis orientalis :沢のほとりに

2023-04-14 09:29:49 | 植物
2023年4月14日(金)

ショウジョウバカマ Heloniopsis orientalis

20230408 花茎20cm 花径2cmほど

里山散歩中、友人が小さな沢で見つけた。
花の形はなんとなくコウヤボウキに似ていると思ったが、ロゼッタ様の葉・花径は全然違う。

ロゼッタ様の葉


花茎と花の形


離島を除き、ほぼ日本全土の湿り気のある場所に生えているそうだ。
そうであるならば、農道や沢をよく散歩してきた私は見たことがあるはずだ。
なのに、初めて見た植物だった。
地元では数が少ないのかもしれない。
または、植物にほとんど関心がなかったまま見逃してきていたのかもしれない。

少し、離れたところに2本。

丁寧に探してまわったわけではないにせよ、いくつかの沢やため池周りを散歩しての結果。
やはり数は少ない気がした。

ショウジョウバカマは「猩々袴」と表す。
「猩々」は、オランウータン様の空想上の動物。
トンボにもショウジョウトンボという名があるように、「赤い」を表しているのでは?
「袴」は、ロゼッタ様の葉の重なりが袴のように見えることかららしい。

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ヒメスナホリムシ Excirolana chiltoni ?:幼魚でもウオノエでもなく

2023-04-12 10:13:16 | 昆虫以外の節足動物
2023年4月12日(水)

ヒメスナホリムシ Excirolana chiltoni かなあ?

20230410 大7mm 小4mmほど

「某スーパーで地元産ノレソレが売られているらしい」
「その近くの海岸でフグみたいな黄色い幼魚の群れを見た」という友人からの連絡。

地元のノレソレならたぶんアナゴのレプトセファルス幼生だろう。
フグの幼魚なら地元では黒っぽいのしか見たことがない。
どちらも見てみたい・記録したい・食べてみたいと出かけた。

トホホホホ・・・ノレソレは売り切れていた。
次回の入荷もはっきりしていないとのこと。

ならばフグの幼魚だ!
海岸へと向かう。


トホホホホ・・・長靴を積み忘れていた。
群れてはいないが、目的である黄色い遊泳生物を数個体、友人が見つけた。
タモ網を伸ばして少し靴をぬらして採った!


トホホホホ・・・
「幼魚ちゃうやんっ! 節足動物の等脚類や・・・たぶんウオノエの仲間ちゃうか?」と私。
「ウオノエ泳ぐんな?」
「よくわからんけど・・・」

5年半ほど前に、この海岸近くの漁港でタナゴ竿仕掛けでサッパを釣り

20171105

釣った中にウオノエの仲間が背に張り付いた個体もいて


サッパノギンカ (旧名サッパヤドリムシ)Anilocra clupei という寄生動物がいることを学習していたからだ。


頭の中で、妄想がはじまる。
なるほどな!
ウオノエの仲間は節足動物だから、孵化後、ミジンコのような浮遊性プランクトンとして過ごし
成長とともに遊泳能力をのばして、やがてその一部が宿主となる魚と出会い張り付き、成長とともに黒ずみ、触覚が縮むんだ。

大間違いもいいところ。
そもそも今回のはウオノエではない!
スナホリムシの仲間なのだ!
スナホリムシの仲間は世界に数百種いるそうだ。

その中から、日本に生息する普通種を確かめて
第2触覚が長いとか




2対の触覚の間に目立つ突起があるとかいった特徴から

ヒメスナホリムシなのかなあと素人判断した。

脚はとっても発達していて、これなら泳ぐのも得意かもしれないとも思った。


ただ、今回調べてみて感じたのは
「スナホリムシはつかまえるとかじるので痛い」という情報ばかりがめだっていて
「それはあまりに自分勝手(利己的・人間本位)ではないか」ということ。
スナホリムシの立場でいえば、人間に出会うこともかじることも本来あることではないし、何より本質ではないハズだから。

有毒動物ならある程度それもやむを得ないかもしれないけれど、無毒なようだし小さいし。
もっと彼の生活史がどんなものなのか、簡単でもいいから知りたいもんだなあ。

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