4月21日===鳳凰
鳳凰:湖南省の湘西土家族(トウチャゾク)苗族(ミャオゾク)自治州に属する県
古くから苗族と土家族が暮らし
独特の風習と街並みに触れることができる
その為、2001年中国文化遺産保護制度「世界歴史文化名城」と指定された
もともと私にとってこの旅行の目的地がここでした
数年前のNHK「世界の街歩き」で見て以来
いつか行ってみたい憧れの地でした
先ずはその前に===南方長城見学
鳳凰古城の郊外に位置する長城で
高さ3m、幅2m、長さ380km(1622年完成)
苗族の万里の壁と云われている
明代に造られた南方からの少数民族に対する防衛用城壁
大きな帽子を被った小柄な女性は多分苗(ミャオ)族
ここでは花の冠やアクセサリーを売っていました
こういう少数民族の衣装も興味深いところです
ついつい万里の長城と比較してしまいがちですが
ここは規模がだいぶ違い小さいです
万里の長城とは用途も全然違って
この長城は湘西の漢民族を中に入れず
苗族は外に出さない役割を担っていたらしい
===そしていよいよ鳳凰古城
明清時代300年前の古い町並み
古城とは城では無く古い町並みが残るエリアのことを言うのだそうで
ここは中国で最も美しいと賞賛さている古城です
町の中央を流れる沱江(ダコウ)
以下
手漕ぎ船に乗り遊覧しながら写した風景です。
雪橋が見える
沱江に架かっている4つある古代橋のひとつ
古代橋は鳳凰出身である画家の黄永玉が寄付して建造され
沱江の上流から順に雨橋、雪橋、風橋、霧橋とある
今もこの川は生活の場なんだね~
吊脚楼と呼ばれる独特の建築様式の特徴が一番出ている建物
川に沿って建てられた家屋の床面積を広げるためにせり出した部分を支柱で支えているようです
建物はレトロでも
殆んどが観光客相手のカフェやレストランのようです。
民族衣装を着たお掃除のおばさん達
貸衣装で記念撮影
観光客相手にご商売も忙しそう!
この遊覧船に乗りました
いつか絵にしたいお気に入りスポット~!
ここは若い観光客にも人気のようです
橋の上から一望
素晴らしい眺めです~☆
~~~♪
街中のようす
鳳凰が羽を広げた飾り瓦が特徴、火災防止らしい
赤い傘のディスプレイが美しかった
民族衣装のお姉さんもスマホの時代!
この衣装はこれから行く先々見かけます
何だか妙に印象に残る豚の燻製
あらら、あの子供 穴あきズボンだわ!
都会では減少傾向だそうですが
内陸部では未だ主流だとか?
そうそう、今回の旅行中どこの露天にも臭豆腐が売っており
周りに強烈な匂いが立ち込めていた
う~ん、この匂いだけは苦手だわ~!!!
====
さ~て、夜はナイトツアーだ!
昼の雰囲気がガラッと変わり
ライトが一斉に灯る夜の古城
煌びやかな色彩が古城を一層 引き立たせている。
私のカメラの技術では
その美しさが出せないのが残念!
ライトアップも豪快だね~!
さすが中国~☆
好厉害(ハオ リーハイ)すごいな~!