どの競艇場でも必ず目にする設備が「発走信号用時計」。
文字盤の直径3メートル以上、いわゆる「大時計」だ。
これなしに、競技は成り立たない。
時計の針は2種類。
「一回転1分」の白針。
「一回転12秒」の黄針。
掲載画像は、ちょうど白と黄色が重なっているところだ。
競艇のスタートは「フライングスタート方式」。
回転を始めた大時計の黄針が、文字盤の頂点「0を越え、隣の1を越えない」うちに、
スタートラインを通過しなければならない。
早くても遅くても失格となる。
だから、選手は、大時計の針の動きを見ながらアクセルを握るのだ。
最初にして最大の見せ場、スタートを司る重要な大時計だが、
誕生した頃の姿と殆ど変わっていない。
競艇が産声を上げようとしていた当時、
主催者の長崎県・大村市は「服部時計店(現セイコー)」に製作を依頼。
しかし、届いた見積もりは予算を遥かに上回る高額。
しかも、これほどの大型のサイズは実績がない…という注釈入り。
頭を抱えた関係者を救ったのは、地元・大村の「松永鉄工所」だった。
日本屈指の時計メーカーの20分の一の価格で請負い、初開催10日前に完成。
以来、半世紀を超え、全国の競艇場でレースの要として活躍している。
…さて、今回の投稿は、先頃「三国競艇場」で撮影したものだ。
レース運行中は、大時計を睨みながら競技の行方を見守る。
固唾を飲む他、何にも口に入れない事もしばしば。
一日の区切りを迎える頃には「腹時計」が鳴る。
…という事で、この日、本場を後にした僕は、近隣の食堂に立ち寄った。
福井と石川の県境、国道8号線沿いの店…「丸太」である。
北陸の山間部にあるドライブイン。
なのに「本場 沖縄そば」の幟。
軽く戸惑いながら、一歩、店内に足を踏み入れ、賑やかさに驚く。
ご当地・福井メニューあり、定番アリ、沖縄系グルメもアリ。
初訪問のため勝手が分からず、豊富な張り紙に狼狽する。
迷いながら、二度、三度と、辺りを眺め回して目に留まったのはコレだ。
「丼ランキング」上位6傑から1号艇「ブタバラ丼」を指名。
細切りの玉ねぎ&パプリカ、ニンニクの芽と共に、甘辛味の豚バラ肉がオン・ザ・ライス。
漬物、小松菜のお浸し、大振りの味噌汁が付いて、お値段600円は大満足。
懐は寂しかったが、お腹いっぱいになりました。
ご馳走様でした。
次回は、2~3品頼めるように頑張りマス!(笑)
文字盤の直径3メートル以上、いわゆる「大時計」だ。
これなしに、競技は成り立たない。
時計の針は2種類。
「一回転1分」の白針。
「一回転12秒」の黄針。
掲載画像は、ちょうど白と黄色が重なっているところだ。
競艇のスタートは「フライングスタート方式」。
回転を始めた大時計の黄針が、文字盤の頂点「0を越え、隣の1を越えない」うちに、
スタートラインを通過しなければならない。
早くても遅くても失格となる。
だから、選手は、大時計の針の動きを見ながらアクセルを握るのだ。
最初にして最大の見せ場、スタートを司る重要な大時計だが、
誕生した頃の姿と殆ど変わっていない。
競艇が産声を上げようとしていた当時、
主催者の長崎県・大村市は「服部時計店(現セイコー)」に製作を依頼。
しかし、届いた見積もりは予算を遥かに上回る高額。
しかも、これほどの大型のサイズは実績がない…という注釈入り。
頭を抱えた関係者を救ったのは、地元・大村の「松永鉄工所」だった。
日本屈指の時計メーカーの20分の一の価格で請負い、初開催10日前に完成。
以来、半世紀を超え、全国の競艇場でレースの要として活躍している。
…さて、今回の投稿は、先頃「三国競艇場」で撮影したものだ。
レース運行中は、大時計を睨みながら競技の行方を見守る。
固唾を飲む他、何にも口に入れない事もしばしば。
一日の区切りを迎える頃には「腹時計」が鳴る。
…という事で、この日、本場を後にした僕は、近隣の食堂に立ち寄った。
福井と石川の県境、国道8号線沿いの店…「丸太」である。
北陸の山間部にあるドライブイン。
なのに「本場 沖縄そば」の幟。
軽く戸惑いながら、一歩、店内に足を踏み入れ、賑やかさに驚く。
ご当地・福井メニューあり、定番アリ、沖縄系グルメもアリ。
初訪問のため勝手が分からず、豊富な張り紙に狼狽する。
迷いながら、二度、三度と、辺りを眺め回して目に留まったのはコレだ。
「丼ランキング」上位6傑から1号艇「ブタバラ丼」を指名。
細切りの玉ねぎ&パプリカ、ニンニクの芽と共に、甘辛味の豚バラ肉がオン・ザ・ライス。
漬物、小松菜のお浸し、大振りの味噌汁が付いて、お値段600円は大満足。
懐は寂しかったが、お腹いっぱいになりました。
ご馳走様でした。
次回は、2~3品頼めるように頑張りマス!(笑)