僕は、およそ7年前から「競艇」ファンである。
以来、幾何かの銭を賭け、
的中したり、ハズれたりを繰り返し楽しんでいる。
他の公営競技(競馬・競輪・オートレース)に手を出す機会は少ないが、
興味を持って観戦する事は多い。
ちょうど本日(6月7日)は、G1レース「第70回 安田記念」が発走。
世間の耳目は「アーモンドアイ号」に集まっているようだ。
今回取り上げるのは、名牝ならぬ「鞍上の美女」。
ほんの手すさび手慰み。
不定期イラスト連載、第百四十三弾は「ミカエル・ミシェル」。

「C・ルメール」、「M・デムーロ」を筆頭に、
日本の競馬界では多くの外国人騎手が活躍している。
その理由は幾つかあるようだが、門外漢ゆえ詳細は他に譲りたい。
「ミカエル・ミシェル」は、フランス人。
プロライセンスを取得したのは2014年。
2018年、年間72勝の「女性騎手フランス国内最多勝記録」を樹立。
2019年夏、札幌競馬場で行われた「ワールドオールスタージョッキーズ」で初来日。
ここでの活躍により、地方競馬での短期免許取得基準を満たし、
2020年1月、川崎競馬で日本デビュー。
離日までのわずか2ヶ月間余りで30勝を挙げ、大いに注目された。
そして、注目を集めた大きな要素は、やはり彼女の容姿。
“美しすぎるジョッキー”の異名は伊達ではない。
確かに美人さんだ。
要するに、僕も含め、ミーハーのオッちゃんはメロメロ。
再来日を心待ちにしているのである。
だが、もしも彼女の名前が違っていたとしたら、
関心は、ほんの少し薄れていたかもしれない。
何故なら、その語感はあの曲(バラード)を想起させる。
Michelle, ma belle
「カワイイヒト」 ミシェル
These are words that go together well My Michelle
この言葉は君にピッタリだ ああ愛しいミシェル
Michelle, ma belle
「カワイイヒト」 ミシェル
Sont des mots qui vont très bien ensemble Très bien ensemble
キミヲ コトバニスルナラ コレシカナイ カワイイッテイウシカナイ
I love you, I love you, I love you That's all I want to say
「好きだ」「愛してる」「愛しい人」 伝えたい気持ちはそれだけなんだ
Until I find a way
他にいいやり方が見つかるまでは
I will say the only words I know that You'll understand, My Michelle
この言葉に想いを込めよう どうかわかっておくれ 愛しいミシェル
(※赤文字 原典:レノン=マッカートニー /意訳:りくすけ)
20世紀を代表するバンド「ザ・ビートルズ」。
「ミシェル」(※ミッシェルの表記もアリ)は、
6枚目のアルバム「ラバー・ソウル」に収録。
当時、昭和40年(1965年)は「年間2枚のアルバムリリース」をこなしていた頃。
セッション開始から、およそ一ヶ月足らずで全オリジナルの13曲盤を完成させた。
しかも、ツアーの合間を縫い、録音できる曲のストックがない状態で。
「ミシェル」に加え「ドライヴ・マイ・カー」、「ノルウェイの森」、
「イン・マイ・ライフ」などが並ぶ出色の出来栄えは、まさに「天才」のなせる業。
作風の好き嫌いはともかく、彼等が傑出した存在である事に異論の余地はないだろう。
--- さて、件(くだん)のバラード・ナンバーだ。
リードボーカルは「ポール・マッカートニー」の甘い声。
ジョン、ポール、ジョージ、3人のハーモニーが、弥が上にも切ない恋心を煽る。
そして、ラストの転調。
そこから浮かび上がる「ミシェル」の面影は、僕の心を囚えて離さない。
およそ40年前に初めて聞いた時からずっと。
以来、幾何かの銭を賭け、
的中したり、ハズれたりを繰り返し楽しんでいる。
他の公営競技(競馬・競輪・オートレース)に手を出す機会は少ないが、
興味を持って観戦する事は多い。
ちょうど本日(6月7日)は、G1レース「第70回 安田記念」が発走。
世間の耳目は「アーモンドアイ号」に集まっているようだ。
今回取り上げるのは、名牝ならぬ「鞍上の美女」。
ほんの手すさび手慰み。
不定期イラスト連載、第百四十三弾は「ミカエル・ミシェル」。

「C・ルメール」、「M・デムーロ」を筆頭に、
日本の競馬界では多くの外国人騎手が活躍している。
その理由は幾つかあるようだが、門外漢ゆえ詳細は他に譲りたい。
「ミカエル・ミシェル」は、フランス人。
プロライセンスを取得したのは2014年。
2018年、年間72勝の「女性騎手フランス国内最多勝記録」を樹立。
2019年夏、札幌競馬場で行われた「ワールドオールスタージョッキーズ」で初来日。
ここでの活躍により、地方競馬での短期免許取得基準を満たし、
2020年1月、川崎競馬で日本デビュー。
離日までのわずか2ヶ月間余りで30勝を挙げ、大いに注目された。
そして、注目を集めた大きな要素は、やはり彼女の容姿。
“美しすぎるジョッキー”の異名は伊達ではない。
確かに美人さんだ。
要するに、僕も含め、ミーハーのオッちゃんはメロメロ。
再来日を心待ちにしているのである。
だが、もしも彼女の名前が違っていたとしたら、
関心は、ほんの少し薄れていたかもしれない。
何故なら、その語感はあの曲(バラード)を想起させる。
Michelle, ma belle
「カワイイヒト」 ミシェル
These are words that go together well My Michelle
この言葉は君にピッタリだ ああ愛しいミシェル
Michelle, ma belle
「カワイイヒト」 ミシェル
Sont des mots qui vont très bien ensemble Très bien ensemble
キミヲ コトバニスルナラ コレシカナイ カワイイッテイウシカナイ
I love you, I love you, I love you That's all I want to say
「好きだ」「愛してる」「愛しい人」 伝えたい気持ちはそれだけなんだ
Until I find a way
他にいいやり方が見つかるまでは
I will say the only words I know that You'll understand, My Michelle
この言葉に想いを込めよう どうかわかっておくれ 愛しいミシェル
(※赤文字 原典:レノン=マッカートニー /意訳:りくすけ)
20世紀を代表するバンド「ザ・ビートルズ」。
「ミシェル」(※ミッシェルの表記もアリ)は、
6枚目のアルバム「ラバー・ソウル」に収録。
当時、昭和40年(1965年)は「年間2枚のアルバムリリース」をこなしていた頃。
セッション開始から、およそ一ヶ月足らずで全オリジナルの13曲盤を完成させた。
しかも、ツアーの合間を縫い、録音できる曲のストックがない状態で。
「ミシェル」に加え「ドライヴ・マイ・カー」、「ノルウェイの森」、
「イン・マイ・ライフ」などが並ぶ出色の出来栄えは、まさに「天才」のなせる業。
作風の好き嫌いはともかく、彼等が傑出した存在である事に異論の余地はないだろう。
--- さて、件(くだん)のバラード・ナンバーだ。
リードボーカルは「ポール・マッカートニー」の甘い声。
ジョン、ポール、ジョージ、3人のハーモニーが、弥が上にも切ない恋心を煽る。
そして、ラストの転調。
そこから浮かび上がる「ミシェル」の面影は、僕の心を囚えて離さない。
およそ40年前に初めて聞いた時からずっと。