<はじめに>
おととい(2021/10/07)、千葉県北西部を震源とする地震があり、
東京、埼玉、神奈川などで震度5強の強い揺れを観測した。
該当地域にお住まいで拙ブログをご覧の皆さまは、いかがだろうか。
しばらくは警戒が必要と聞く。
心より平穏無事を願っております。
<本編>
僕は今、滋賀県・甲賀市のホテルでキーボードを叩いている。
きのう(2021/10/08)滋賀県・大津市の「びわこ競艇場」に赴き、
「開設69周年 G1びわこ大賞」最終日に参戦したのだ。
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新型コロナ第5波が引き、全国的に宣言が解除された。
事態の終息を願ってはいるが、未来は分からない。
今が好機と捉えおよそ1年2か月振りの旅打ちを決心した次第である。
久しぶりの「本場(ほんじょう/競艇場のこと)」に心が躍り、
賭け事もそこそこに場内散策を楽しむ。
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競争水面の外を、大きな外輪船---観光船「ミシガン号」が往くのはここならでは。
手前室内に映る後ろ姿のご同輩たちは、気持ちのいいくらいに無関心。
出走表や予想紙に目を落としている。
コレもここならでは(笑)。
皆、次の舟券の組み立てに夢中である。
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本番レースの合間に水面を「レスキュー艇」が行き交う。
何か障害になるような浮遊物がないか、パトロールに精を出していた。
この船は、事故が起こった際に出動もするし、
後述のウイニングランなどでも活躍する。
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レース用のボート展示。
全長約3m×横幅約2m・総重量約68kg。
レーサーたちは操縦席に正座し、左手でスロットル(アクセル)を握り、
右手でハンドルを操り、最高速80km/hで水上を疾走する。
視点が水面際に近く体感は100km/hを超えるという。
その推力を生み出すのが後部に取り付けられた「モーター」だ。
水冷2サイクル・ガソリン機関で最大出力は毎分6600回転・35馬力である。
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昼食はレストラン「ボートパパ」の「ホルモンうどん」(600円)。
カツオ醤油の汁の湖に浮かぶのは、コシのないやわ麺と、
ショウガを効かせ甘辛く煮込んだ牛ホルモン。
これが旨い!
舌鼓を打ちながら一滴残らず完食した。
びわこ競艇場は、全国で唯一「県」が主催。
その売り上げは1990年度の518億円をピークに減少傾向だった。
2005年には181億円まで落ち込んでいたが、ここにきて回復。
2020年度は、前年度比68・4%増の675億3千万円と過去最高。
コロナ禍の「巣ごもり需要」を背景にネット投票が大きく伸びたためだ。
全国24場の中で伸び率1位だったという。
大変結構なことである。
今後は、来場者獲得に力を尽くして欲しいと思う。
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びわこ競艇場が開場したのは昭和27年(1952年)。
全国で2番目に公認コースとしてレースが開催された。
全国初の「選手養成所」も設置されるなど、歴史と由緒ある場所なのだ。
--- 上掲画像手前、階段に人影が疎(まば)らに腰掛けているのが、
往時の面影を残す「旧・観戦スタンド」。
建設から既に 半世紀あまりが経過し、施設の老朽化が激しい。
場内警備員さんに話を聞いたところ、ここ2年のうちに取り壊される予定とのこと。
致し方ないが、少し寂しい気もする。
見えない時が降り積もり朽ちてゆく切なさを愛する僕としては、
成熟した「滅美(ほろび)」を記録しておきたいと考え撮影。
モノクロに加工して以下に掲載する。
<歓声が消え、昭和の面影が残った。>
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/64/b63d540a92a4730ac13da62a0e6b1918.jpg)
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--- やはり久しぶりに本場訪問したせいだろう。
初心者みたいに大はしゃぎで場内散策してしまった。
さて、僕の舟券収支である!
マイナスである!(笑)
途中までは悪くなかったが、終盤2つのレースに厚く張り見事に空振り。
全て吐き出してしまった。(泣)
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夕闇迫る中で行われた優勝戦。
展示航走(本番前のお披露目)が良く見えた、
6号艇の「椎名豊(しいな・ゆたか)」を軸にしたものの4着止まり。
的中ならず。惜しかった。
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優勝は1号艇の「峰竜太(みね・りゅうた)」。
僕は彼のファンではないが、一応祝福しておこう。
「はい、おめでとうさん」
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以上、滋賀県・大津市の「びわこ競艇場」での
「開設69周年 G1びわこ大賞」最終日に参戦した模様でした。
今回の旅ブログは続く。
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