拙ブログをご覧の皆さんは「糸瓜束子(へちま たわし)」をご存じだろうか?
僕は、幼い時分にそれを作ったり、使ったりした。
糸瓜はインド原産。
日本には江戸時代の初めに渡来したと言われている。
細い茎を伸ばしながら巻きひげで辺りに絡みつき、すくすくと成長。
夏には、茂った葉の間から、雄花、雌花を次々と開く。
鮮やかなイエローは、ルーツの熱帯アジアを連想させる。
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初秋には実が徐々に大きくなり、やがて長さ50~60センチのビッグサイズに。
熟すと中には、強くて固い繊維がびっしり。
漢字名の由来だ。
水に漬け、皮や果肉を腐らせ、繊維だけを取り出す。
流水にさらし、臭気を抜いたら「糸瓜束子」が完成。
入浴の際は身体を、水仕事では鍋・フライパンなどを洗った。
僕が子供の頃、糸瓜を育て、実を収穫し、束子を作った場所は「津幡小学校」。
確か、理科の授業の一環と記憶している。
校舎が変わり、時代も昭和から令和に変わったが、
その課程は続いているらしい。
掲載画像は、今朝、小学校の敷地内で撮影したものだ。
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さて、以前の投稿でご紹介したとおり、
来年(2023年)春、わが母校が創立150年の節目を迎えるにあたり、
側面からサポートしようと、卒業生有志による応援団が発足した。
僕「りくすけ」も一員である。
きのう(2022/08/10)参加メンバー全員が集合。
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今後の活動指針と役割分担が決まった。
左程遠くない未来--- 来月末~再来月には、具体化してくると思う。
津幡小学校に所縁を持つ方々、色々と情報提供をお願いすることもあるだろう。
その際は、何卒よしなに!
確かに小学生の頃、へちまの観察とたわし作りやりました。
でも、糸瓜と書いてヘチマ、束子と書いてタワシ、今の今まで、知りませんでした。自身の無知を恥じるばかりですが、お陰様で、この齢になって、2つだけ賢くなりました。ありがとうございます。(笑)
では、また。
そうですか、
関東でも糸瓜栽培と束子づくりやりましたか。
育てやすく、観察が容易な糸瓜は教材として優れ、
かなり広範囲で行われていた事が窺えました。
ありがとうございます。
ヘチマもタワシも、
日常使いならカタカナで充分。
漢字表記を知りたがるのが、
僕の余計な性癖だと思います(笑)。
では、また。