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小沢掲示板で知りました。賛同できるので皆様も是非お読みください(^^)
「現状分析と対抗戦略」討論欄
民主党小沢代表と日本の民主主義を擁護しよう2009/3/20 本田 50代
本田と申します。
2009/3/13 原 仙作「共産党は国策捜査を見逃していていいのか?」に賛同し、数年ぶりに投稿します。
現下、日本の民主主義が危機に瀕していること、鋭い指摘が腑に落ちました。原様、ありがとうございます。少し元気が出ました。
確かに民主党小沢代表は、その出自からして保守政治家であり、金権政治家でもありましょう。
しかし日本共産党中央は、政治が理解できない。現時点では、「金権」よりも「権力による弾圧」の方がより重大な問題であり、このことを追求しなければならない。さもなくば、かつて小林多喜二や宮本顕治が弾圧されたあの歴史に通ずることが分からないのか?
だから、大異を捨てて、日本の民主的変革を願う者は、今こそ小沢代表に結集し、彼とその政党を擁護しなければならない。
共産党の党勢拡大など、この際、枝葉末節。日本の議会制民主主義が脅威にさらされている。それに対抗する為、民主党と小沢代表を守り、何としても来る総選挙にて勝利を勝ち取らねばならない。
最後に、私もかつてその党員として活動した日本共産党が、資本主義を揺るがす歴史的経済危機の最中に行われようとしている総選挙における政権交代を、反動的政権政党による「国策捜査」に「協力」することによって、阻止する側に立っていることは、真に痛恨の極み、断腸の思い、怒髪天を突くものであることを申し添えます。
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小沢続投論は敵の”折り紙付き”だ。共産党は惨敗の危機にある。2009/4/4 原仙作
1、はじめに
共産党(jcp)執行部による小沢批判は相変わらず盛んで、今では記者会見で「こういう悪質なことはこれまでにない」(志位講演、「時事通信」配信、3月29日)とまでエスカレートしているようである。検察の異常な捜査=小沢秘書の逮捕劇をjcp浮上のチャンスとばかりに、事態を単純にとらえたjcp執行部の愚かさ、政治情勢認識の誤りがjcpを重大な危機に陥れている。
その危機に夢にも気づかず、jcp浮上の機会とするべく、唯一政治献金にクリーンなjcpと訴える志位や小池晃の意気軒昂ぶりはドン・キホーテさながらであるが、悲喜劇を通り越して、日本の政治もjcpの運命も重大な局面に遭遇していると言うべきである。
かつてマルクスは、重大な政治的な事件が起こるたびに、歴史という煉獄の炎で諸党派を試すと言っていたが、政権交代を前にした小沢秘書の逮捕劇もその一つであり、jcpもその業火にさらされている。
2、jcpの支持率はこの1ヵ月、増えていない
jcp執行部のやり方(小沢批判一辺倒)は、一見して、jcpの支持率を上昇させる効果が少ないようにみえる。”漁夫の利”を手放しで喜び、はしゃぎまわっている様子がありありとわかり、国民の沈鬱な気分とはかけ離れているからである。
まず、この間の世論調査を見てみよう。小沢秘書の起訴直後の調査を小沢秘書逮捕直後の調査と比較すると、jcpの支持率は、朝日新聞では3%と変わらずである。日経新聞の場合は4%から5%へと1%上昇(朝日も日経も小数点以下四捨五入の数字)、共同通信の調査では逆に3.3%から1.5%に半減している。
各社とも1000人前後の回答者数であり、支持者数が少ないぶんだけjcpの支持率にはばらつきが見られるが、3社の増減率を平均するとjcpの支持率は横ばいないしは若干の減少傾向さえ示しているのである。
jcpの政治情勢認識やその思惑からすれば、唯一政治献金にクリーンなjcpは大きく支持率を伸ばしそうなものだが、なぜ、思惑どおりにならないのか?
3、jcp支持者の大半は政権交代論者である(1)
jcp支持者の政治意識の特徴をみると、比例はjcp、小選挙区は最有力野党候補(民主が中心となる)というように”戦略投票”をするような政権交代論者が多いのである。一昨年の参議院選直後に行われた党創立85周年記念講演で、志位が女性のメールを紹介したように、熱烈なjcp支持者でも”戦略投票”をしているほどである。
彼らの政権交代論は小沢の政治資金問題があっても変わることはほとんどない。彼らの交代論は腐敗した万年与党である自民党政権を忌避する感情から生まれているのであって、民主党の魅力に基礎を置いているわけではないからである。
その政権交代論者からみれば、志位らの小沢批判は政権交代に不利に働き、麻生政権に有利に作用すると判断されるのであって、支持者のjcp離れを促進する原因となる。jcpは自党の浮上作戦優先、党外の支持者は政権交代優先と、”政治戦略”の相違が明白となり、jcpの小沢批判は政権交代優先派を攻撃しているからである。
「共同通信」の調査結果に表れたjcp支持者の半減はjcp離れの表れと見ることも可能である。参考までに「共同通信」の調査で社民党を見ると1.2%から2.2%へと1%のアップとなっており、jcp支持票が社民党へ流れていることを示唆している。
4、jcp支持者の大半は政権交代論者である(2)
また、jcp支持者以外からjcpに投じられる票はこれまでの世論調査では他党支持者より無党派層のものが多いのであるが、この無党派層でもjcpに来る票は政権交代論者が多数派なのである。
というのは、小沢秘書の逮捕以前の調査である2月7、8日の「共同通信」の世論調査では民主党中心の政権を支持する割合が55.3%と過半数を越えていたからである。自・公支持者が3割程度あるから、自・公支持者以外の7割の国民のうち、その8割近くが政権交代支持者なのである。jcpに投じられる無党派層の大半が政権交代論者と見なしうる根拠がここにある。
実に、自・公支持者以外の8割近くが政権交代支持であるという事実の持つ意味は非常に大きい。日本の政治史上、画期的なことが起きているという事実を押さえておくことが、今回の国策捜査への対処法を考える上で最も基本とするべきことなのである。
++++++++++++++++++++中略++++++++++++++++++++++++
9、政権交代論はすでに国民の多数派である
検察批判を盛んにできるかどうかを測る第二のものさしは、国民の間にある政権交代論の強さの程度である。「共同通信」の2月の世論調査では55.3%が政権交代に賛成であったことをみると、この現象は戦後政治史の一大画期とみるべきものである。すでに述べたが、この数字は自・公支持者以外の8割の国民の声と読み替えるべきなのだ。
国民の政治意識の内部では、すでに政権交代が行われており半世紀にわたる自民党政治の終焉が生じているからである。政権交代派は自信を持っていい。それほどの事態であるからこそ、政権側の常道ともいうべき禁じ手=国策捜査という反動的暴挙も誘発されたのである。
中略します。