首相「捜査の推移見守る」 きちんと説明を―福島氏

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010020301000189.html
鳩山由紀夫首相は３日午前、小沢一郎民主党幹事長が自身の資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で不起訴の方向となっていることについて「憶測の域を出ていない。検察の捜査が行われている最中だから冷静に推移を見守る。私としてはその立場しかない」と述べた。公邸前で記者団に答えた。
　この後、参院本会議の代表質問では自民、公明両党が「政治とカネ」問題を追及。社民党党首の福島瑞穂消費者行政担当相は小沢氏に関し「刑事事件とはかかわりなく、本人がきちんと説明をするべきだ」と指摘した。
　首相は、小沢氏について「ともに苦労を分かち合いながら、政権交代を成し遂げた同志の『自分は潔白だ』という言葉を信じることは当然だ」と重ねて強調した。　政治資金規正法違反容疑で逮捕された民主党衆院議員石川知裕容疑者の処遇に関しては「自浄能力については捜査による事実解明を待つことが肝要だ」と述べ、東京地検による刑事処分を見極めた上で、民主党としての対応を判断すべきだとの考えを示した。
（共同）

益々、一致団結して予算を通過させよう。