若者こそ知るべき日本会議と菅内閣の関係。彼らは自分の敵か味方か?=原彰宏
政権は安倍政権に引き続き、若年層の支持率が高いという調査結果が出ています。若者たちは支持政党が持つ国家観と、それに影響を与える支持団体の存在を理解しているでしょうか?(『らぽーる・マガジン』原彰宏)
目次
・若者に支持される自民党
・本当に若者に優しい政策になっているか?
・国の役割とは?
・国家観を見ずに「エサ」に飛びついてはいけない
・支持団体の意向次第
・現政権の国家観に影響を与える「日本会議」
・日本会議を理解するキーワード「保守」とは?
・新興宗教「生長の家」が“大もと”
・菅政権も「日本会議」と密接な関係にある
・日本会議が目指す社会とは?
・政治は私たちの未来を作る、政治家を選ぶのは私たち
・・・・抜粋↓
神社本庁は、伊勢神宮を本宗とし、日本各地の神社を包括する宗教法人です。全国の神社には、憲法改正を訴えるチラシが置いてありますね。
日本会議の活動を担うと言えば、各地神社だけでなく霊友会や崇教真光などや、さらに、若者層に食い込む日本青年協議会や、若手経営者たちの日本青年会議所(JC)なども、日本会議の運動に取り組んでいるようです。
国会においては超党派による「日本会議国会議員懇談会」が設立され、国会議員と日本会議が意思の疎通をはかっています。・・・・・
菅政権の閣僚20人のうち、14人がこの組織に所属していて、菅総理自身も含めて、21人中16人が、日本会議と何らかの形でつながっていると言えそうです。