2023年5月19日「衆議院」財務金融委員会「財源確保法案」質疑 米山隆一議員「それを増税って言うんですよ。財務大臣が国民に対して何度聞かれても増税という言葉を言わないなんていうのは欺瞞です」
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2023年5月19日「衆議院」財務金融委員会「財源確保法案」質疑 米山隆一議員 防衛費大幅増額のスキームにおきましては、本来の所得税に2.1%上乗せし2037年までの25年間にわたって個人が負担する復興特別所得税を1%下げると同時にですね、所得税を1%上乗せして防衛費に充て、かつ復興特別所得税の徴収年限を最長13年間延長するとされております。これに対してですね、財務大臣ずっとですねこれは復興特別所得税の流用ではないとおっしゃられております。流用でないということになりますと、これは結局復興特別所得税の課税額と課税期間を課税総額を変えずに変更した上で、防衛費増税のために所得税を1%増税したということになると思うんですけど、それでよろしいですね。 鈴木財務大臣 現下の家計の負担増にならないよう配慮する観点から、新たな付加税と復興特別所得税をあわせた付加税率が現在と変わらないようにしつつ、復興財源の総額を確実に確保するとの考え方によるものであります。政府としては、経済成長構造的な賃上げを実現をして、税制措置による将来世代の負担感を払拭できるよう努力してまいりたいと思います。 米山隆一議員 質問していないことをずっと説明されて時間を浪費するのやめていただけませんですかね。大臣としての職責の放棄だと思うんです。復興特別所得税を変えてないって言うんですから、流用してないって言うんですから、それならば増税しているか、していないか、しているしかないんですよ。どちらか答えてください。 鈴木財務大臣 2.1%から1%下げて新たに1%加えたということでございますので、その1%部分については新たな負担をお願いしているとこういうことでございます。 米山隆一議員 増税ですね。イエスかノーかで答えてください。 鈴木財務大臣 その部分については、新たな負担をお願いしているということでございます。 米山隆一議員 それを増税って言うんですよ。そしてね、財務大臣が国民に対して何度聞かれても増税という言葉を言わないなんていうのは欺瞞です。私が増税か否かと聞きましたら、鈴木大臣、負担増をお願いすると言って増税だとは言わなかった。そうしますとね、鈴木大臣の認識の中では増税ということと負担をお願いすることは違うという認識だと思うんですけれども、その違いは何かお答えください。 鈴木財務大臣 新たな負担をお願いをする税制措置についてそれは、今までになかったものを増やすということでありますから、増税だという先生のご指摘、それを否定するものではありません。 米山隆一議員 やっとご答弁をいただきました。つまり増税です。ここまでしなければ言ってくれないんですけれども、これは明らかに国民に増税をお願いするものです。
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