飛騨の山猿マーベリック新聞

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◆吉良と赤穂、ともに供養 討ち入り日にあわせ 両国で「義士祭」

2024年12月15日 18時19分59秒 | ●YAMACHANの雑記帳

 江戸時代に赤穂浪士が吉良上野介邸(現東京都墨田区両国)に討ち入った14日、迎え撃った吉良家家臣と赤穂浪士双方を供養する「義士祭」が吉良邸跡地の本所松坂町公園で催された。
 公園は跡地の一部で、1934(昭和9)年に地元の両国三丁目町会有志が発起人となって土地を購入し当時の東京市に寄付。公園として整備され、吉良上野介の座像や吉良家家臣二十士の碑などがある。義士祭は地元の両国連合町会が50年から開催してきた。この日の式典には地元関係者ら約60人が出席。祝詞奏上などの後、連合町会長の小池喜幸さん(80)があいさつ。小池さんは、9日に吉良家の菩提(ぼだい)寺である中野区の功運寺を訪れた際、吉良家家臣の墓にお線香がなかったことに触れ「年に1度2度は皆さんでお参りに行けたら」と呼びかけた。
会場には多くの一般客も訪れた。毎年足を運んでいるという江東区の北村邦雄さん(79)は「討ち入りの日に命をかけた吉良、赤穂それぞれに思いをはせている」と話した。(中山高志)

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