改定綱領を手に 未来への展望語ろう
安倍政権倒し野党連合政権を
創立100周年へ 強く大きな党必ず
日本共産党28回大会 3議案採択し閉幕
14日から静岡県熱海市の伊豆学習会館で開かれていた日本共産党第28回大会は18日、綱領一部改定案と第8回中央委員会での提案報告及び結語および大会での中央委員会報告と結語、第一決議案、第二決議案とそれぞれについての報告と結語を、全員一致で採択しました。大会決定を先頭に立って実践する中央委員193人、准中央委員28人からなる221人の新中央委員会を選出し、5日間の日程を終えました。内外情勢が激動する特別の歴史的時期に開かれた大会は、文字通り歴史的成功を収めました。
221人の新中央委員会を選出
幹部会委員長 志位和夫氏
書記局長 小池 晃氏
副委員長(筆頭) 山下芳生氏
他の副委員長に市田・緒方・倉林・田村・浜野氏
政策委員会責任者 田村智子氏
ジェンダー平等委員会責任者 倉林明子氏
冷たい雨が降る中、午前9時半に大会最終日の日程は始まりました。
志位和夫委員長が綱領の一部改定案について、小池晃書記局長が第一決議案について、山下芳生副委員長が第二決議案について討論の結語を行いました。
選出された新たな中央委員会は第1回中央委員会総会を開き、幹部会委員長に志位和夫、書記局長に小池晃、幹部会副委員長に山下芳生、市田忠義、緒方靖夫、倉林明子、田村智子、浜野忠夫の各氏を選出。浜野氏が1中総で決定した新中央委員会人事の選出の経過について報告を行い、山下氏が筆頭副委員長として書記局長と同等の立場で委員長を補佐するとしました。また、田村智子副委員長が新たに政策委員会責任者につき、倉林明子副委員長は新設されたジェンダー平等委員会の責任者につくことを発表しました。
閉会あいさつで志位委員長は、新たな中央委員会の体制の最大の特徴として、「ジェンダー平等を綱領に掲げた党にふさわしく、女性幹部を積極的に起用することに現状で最大の努力をした」と報告。女性役員は前大会の48人から61人へ、比重で22・4%から27・6%へと高まり、人数・比率ともに史上最高を更新したとし、日常的な全党の指導機関である常任幹部会でも女性が4人から8人に倍増したと述べました。
志位氏は最後に、共闘発展、党の躍進で野党連合政権への道を切り開くこととともに、「党創立100周年に向け、大会で決めた強く大きな党づくりの目標と方針を必ずやりぬき、国民と深く結びつき、温かい連帯の絆で結ばれた、日本共産党を建設しようではありませんか」と呼びかけ、参加者は大きな拍手で応えました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2020-01-19/2020011901_01_1.html
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