のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

夏のイコロの森 -3

2012-07-21 | お散歩

引き続き、バラ達をアップします^^


アンリ・マルタン(M)



ギスレーヌ・ドゥ・フェリゴンド(R)
白やピンクのバラが多い中、こういう色は新鮮ですね。










マダム・ルイ・レベック(M)



プティ・ドゥ・オランドゥ(C)





オノリーヌ・ド・ブラバン(B)



アッシュ・ウエンズディ(HRubi)
以前、苗売り場で蕾をみてどんな花が咲くのかに気なっていたバラです。
微妙な色合いの花が素敵ですね。



デビット・トンプソン(HRg)



カーディナルヒューム(S)
夏の緑が濃い季節は、緑の中に咲いている赤いバラがとてもきれいです。
特にこのカーディナルヒュームの色合いは素敵でした。



ロサ・ラクサを発見!!花が咲いた気配はありません。
来年見られるかな~



キャプテン・ジョン・イングラム(M)
赤いトゲが素敵ですね~


花はこちら。パッとする紫がかったピンクです。



テレーズ・ブニェ(HRg) 大株に育ってました。秋の紅葉もきっと素敵だろうなあ^^



マリア・リサ(HMult) すごい花数です。バラとは思えないほど~



バラはこれで終わりです。本当はシュラブ系のバラがもっともっと華やかだったのですが、
独断と偏見でオールドローズばかりになってます^^

次回は宿根草の方をアップします。

夏のイコロの森 -2

2012-07-20 | お散歩


濃いピンクのセミダブルはマーガレット・ヒリング。Hybrid Moyesiiだそうです。



ブラッシュ・ノアゼット 花は少なめでした。
寒さによるものなのか、うさぎ剪定なのか・・?


ケープダイアモン(K)


ガザンリク(D)やはりこれも花が少なめです。


ボツァリス(D)


エムプレス・ジョセフィーヌ(D)、花びらの質感、花色が他のバラとちょっと違います。


ブランシュ・フルール(K) ケンティフォリアのバラは花びらは多いけれど、
小型で引きしまっていてとても素敵ですね。


イコロは四季咲きシュラブが通路側に植えられていて、オールドローズは
花壇の奥の方の方にあります。そして花数も少なめ。
個人的にはオールドローズが好きなので、もっと前の方でみたいけれど、
花が沢山のシュラブの方がガーデンとしては一般受けがいいのでしょうね。
しょうがないのかな~^^


ブラッシュランブラー(HMult)


イコロはハイブリッド・ムルチフローラの系統も多いです。
工藤さんがお好きなのかな~?


耐寒性が強くて、枝が伸びるもの・・・最適なんでしょうね。





トリーア(HMult)
花の形が可愛らしい^^シベが黄金色です。


咲き進んだものも素敵です。


セブンシスターズ(HMult)



ラッセリアーナ(HMult)、ボタンアイが見えます。



ファイルヘンブラウ(HMult)


ひとくちにハイブリッド・ムルチフローラといっても色々な花形がありますね。



日差しが強いので、時々木陰に入って一休みです。


つづく

夏のイコロの森 -1

2012-07-19 | お散歩

今日は晴天、カラっとした夏らしいお天気になりました。
イコロの森のバラもかなりいい感じになっていると思い、早速出かけてみました。

いつもは都市部の住宅地に住んでいるので、
広い景色を見るのは久しぶりです。
高速道路の運転をしながら、青い空に緑の木々が非常に気持ちがよかったです。

千歳が近いので飛行機も沢山見えます。観光でいらっしゃる人も多いのかな~
やはりこの時期の北海道はいいですよ~^^

緑のトンネルをくぐるとイコロの森につきました。


駐車場からガーデンへ・・・


これはポプラかな~

バラのコーナーに入ると・・・シュラブ系のバラが満開でした。








ポラリス(HRg) 名前もいいですが非常にかわいい花です!


ロサ・ガリカ・ベルシコロール(G)


ヒポリット(G)



今年は、冬にうさぎ剪定が入ったようで、大型のつる性のバラも枝が伸びていませんでした。
こればかりは自然のことなのでしょうがないですね。



シュラブは元気なのですが。旧枝咲きのバラは花が少ないように感じました。
でも、元気な葉が沢山出ています。
冬に枝が守れれば、来年は沢山花が咲くのにな~





銅葉のスモークツリーも赤い煙をモクモクと~


そしてイコロと言えば、やっぱりシュネーコッペ(HRg)ですね。
大きな株が色々なところにありました。









うんうん、やっぱりいいですね。
匂いもとてもいいです。
シュネーコッペとポラリス! HRgは花びらの質感が抜群です。


つづく


シーフォーム

2012-07-18 | ティー(T)・チャイナ(Ch)・シュラブ

シーフォーム(SeaFoam, シュラブ, アメリカ,1964, Ernest W. Schwartz)
交配親 White Dawn × Pinocchio

「海の泡」という名前を持つバラです。



梶みゆきさんの「オールドローズガーデン」の写真集で紹介されていて、
梶さんは本の中で「ウエディングのバージンロードの脇に並べたい感じ」と述べられていますが、
本当にそんな雰囲気の清楚で可愛らしいバラです。

葉は照葉で病害虫にも強く健康的。
蕾はほんのりピンクが混ざり、



開き始めはアイボリー。
花は小さめで房咲きになります。



咲き進んでもさほど汚くなることもなく、最後は真白に。



枝は横に広がるので、枝垂れるように咲かせるといいようです。



昔、親株はカミキリ虫にやられたのですが、駄目もとで挿した挿木が生き残り、
この庭で初めて地植えにされて、足かけ15年・・・ようやく今大きく育ちはじめています^^;
秋にもまた可愛い姿をみせてね~。

ジャクリーヌ・デュ・プレ

2012-07-17 | ティー(T)・チャイナ(Ch)・シュラブ

ジャクリーヌ・デュ・プレ(Jacqueline du Pré, シュラブ,1988,Harkness)
交配親 Radox Bouquet × Maigold

イギリスのチェロ奏者、ジャクリーヌ・デュ・プレは天才的な才能を発揮して16歳にして早くもチェロ演奏家として国際的な名声を得ました。



ですが1971年(26歳)に指先などの感覚が鈍くなるなどして次第に満足のいく演奏が出来なくなり、
1973年には多発性硬化症と診断され、チェロ演奏家を事実上引退。
その後病状の悪化で1987年、わずか42歳で亡くなった天才チェリストです。



「あなたの名前のバラを」とハークネス社から申し入れられた時には視力が衰えていたために
香りを手がかりにこのバラを選んだというそんな悲しいエピソードを持っています。



ジャクリーヌ・ドゥ・プレ・・・その名前の持つ響きが忘れられず、
また、真白な花びらに赤いシベがひときわ美しいこのバラの美しさが忘れられず、
今の庭にも2代目を植えました。



そして今では、冬が来る直前の一番最後に咲く貴重なバラとなり、



晩秋の頃に時間をかけて咲くジャクリーヌは、その名前の通り、格別の美しさを持っていると思います。