某アニメ関連のイベントで頭がいっぱい私ですが、せっかくの夏なので隙を見つけていってきました。
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品川プリンスホテル サマーフェスティバル2007 "Yes!プリキュア5&ゲゲゲの鬼太郎の夏がやってきた!"
場所:品川プリンスホテル/アネックスタワー5F・プリンスホール
日時:2007年8月10日(金)~8月19日(日) 10:00~18:00(最終入場17:30) |
時代の寵児、夢原さんと鬼太郎くんがもてはやされてるその横で。
ひっそりと我らの美翔さんもブースを開いておられました。
出し物は限定グッズの販売と、未DVD化映像の3Dシアター上映。
限定グッズ…といえば聞こえは良いですが、ぶっちゃけ様々なイベントを終えての在k…
でもいいんです。元気な美翔さんの姿が見られれば。
ここぞとばかりにいっぱい買ってあげました。
そして何よりイベント時のみ公開の3Dシアター!
出不精でイベントには行ってなかったので、いまだに見たことがなかったのです。
そう、世の中にはまだ、未視聴の美翔さんの映像が残ってたのです!行かないでどうする!
今こそ、正真正銘最後の「スプラッシュスター」分を補給するとき!
・ふたりはプリキュアSplash Star 「マジッ ドキッ 3Dシアター」
本日のイベントの主役は夢原さんたち。
そんな会場の端っこで、肩を寄せ合うようにして日向さんと美翔さんの上映の始まりです。
OP、EDすらない、わずか12分の簡素な内容ですが、美翔さんの未知の動画が見られるだけで大興奮が止まりません。
タイトルに「3D」と入ってるように、飛び出す眼鏡をつけての観賞です。
実際、かなり飛び出して見えるのですが、まぁそこは割愛。
特記するなら、素直に手を伸ばしてる喜んでるお子様の姿に、こっちまで楽しい気分に。
さて作中時間は霧生さんの恐怖に晒される直前くらい。
暢気にお外を闊歩していた美翔さんたちですが、突然にフラッピが悲鳴を。
見やると頭から草が生えてます。冷静に考えるとかなりグロい。
日向さん:
「抜けばいいんじゃないの」
さすがは危機打開能力に長けた日向さん。
後先考えないのは貴女のいいところですが、無理やり抜いたら脳が大変なことになります。
相方の美翔さんにはそれを止めていただきたいところですが…
美翔さん:
(無言で、とんでもないことになってるフラッピを高速スケッチ)
嗚呼、この頃の彼女はまだ絵画依存症にかかってるんだった。
フラッピ:
「描くなラピ!!」
美翔さん:
(冷たく一瞥して)
「はい。動かないで」
嗚呼、この頃の彼女はまだ態度がでかいんだった。
霧生さんに心を折られる前の美翔さんの姿に郷愁を感じてると、そこにゴーヤーンの放った「絶望の種」が襲来。
まぁ要するにウザイナーですが。
フラッピくんに芽吹いていた草の正体・「希望の種」を根絶するべく、いきなり襲い掛かってきました。
当然、美翔さんたちは応戦。懐かしのミックスコミューン起動。
花鳥キュア:
「輝く金の花!」「煌く銀の翼!」
「ふたりはプリキュア!!」
『ふたりは』プリキュア。心なしか気合が入ってます。
今回の彼女たちのお仕事は「希望の種」を守ること。
モノが種なだけに、花キュアさんだけいればいいような予感がしてなりません。
鳥キュアさん、またミソッカス扱いされるんだろうなぁ…
鳥キュアさん:
「でぇりゃぁらぁっっっ!!」
ギョルギョルギョルパシギョルパシクルギョン!
!? 鳥キュアさんがアクション頑張ってる!!
はしたなくも天地逆転して高速横回転。
鳥バリア全開で華麗な空中殺法をご披露してくれました。
凄い。美翔さんが超絶格好いい。だから貴女のことが大好き。
今更ですが、鳥バリアって「羽毛的な緩衝空間を前方に作り出し、そこで相手の攻撃や体を絡め取って投げ飛ばす」みたいなバリアだったのですね。
確かにテレビ放映版でもそれっぽい動きはしてましたが…。
鳥バリアというと4話の↓このイメージが強くてどうにも。
ほとんど役に立ってないように見えますが、一応、上記の仮説通りの防御展開にはなってると思う。
閑話休題。
何かが吹っ切れたように大活躍する鳥キュアさん。これをテレビでやっていれば…。
ですが所詮は鳥キュアさん。数に任せて襲い掛かってくる「絶望の種」の前に敗北。
あっさり負けちゃったプリキュアさんたちは、謎の空間で緊縛プレイ。
かなりエロいです。これをテレビでやっていれば…。
頼みの綱の精霊パワーもどんどん吸い取られていきます。
そこに止めを刺そうと巨大な「絶望の種」ウザイナー登場。絶体絶命。
これはもう諦めるしかない場面…
花キュアさん:
「
根拠はないけど絶対に負けない!!」
鳥キュアさん:
「そうよ!
絶対に諦めないんだから!!」
日向さん…。美翔さん…。もう言葉も出ない。。
精霊パワーを吸い取られまくってた彼女たちですが、腕力で拘束を引きちぎって形勢逆転。
さりげなくパワフルです。美翔さんもやればできるじゃないか。
そのままの勢いでいつもの浄化攻撃を打ち放ち、見事に勝利。
浄化された「絶望の種」は何故か「希望の種」に姿を変え、どこぞに飛んでいきました。
美翔さん:
「『絶望』が『希望』に変わった…」
現実逃避しません。良い子だからちゃんと現実を見なさい。
一方、フラッピの頭に生えてた「希望の種」も、勝手に花を咲かせて再び種子になって飛散。
なんだかよく分かりませんが、とりあえず希望が周囲に満ちた、ということでめでたしめでたし。
日向さん:
「よく分かんないけど、明日も絶好調ナリ!!」
私もそうであって欲しいと切に願う。
エンディング。
日向さん:
「それじゃあみんな」
美翔さん:
「またどこかで会おうね」
全くだ。こっちは会う気満々なので、ちゃんと機会を用意してください。
…そんな感じの12分。
時間が短かったですが、アクションシーンが頑張ってたのでかなり楽しかったです。
イベントは18日(土)、19日(日)もやってるので、未視聴の人で暇な人は行ってみましょう。多分、これがラストチャンス。
会場は幼女でごった返してますが、係員さんたちも慣れてるのか、成人がやってきても別段奇異の目を向けるでもなかったです。(実際、非子供づれの大人は男女を問わずちらほらと)
少なくとも私はそう自分を納得させて、のほほんと眺めていました。
せっかくなのでと、わざわざ2回も。
でもさすがに2回目には係員さんに疑問符を投げつけられた。
係員のお姉さん:
「今から始まるのは(交互に上映してる「鬼太郎」ではなくて)『プリキュア』ですがいいんですか?(貴方、さっき「プリキュア」見てたじゃない)」
だって美翔さんが格好よかったんだもの。2回見たっていいじゃない。
これ、色々と追加で書き下ろし映像つけて、DVDで出してくれないかなぁ…。
そしたら喜んで買うのに。
上演終了後。
良い子で眺めていた幼女の一人が、ぷんすかと係員のお姉さんに愚痴っていました。
おやおや、こんなに面白いのを見た後に、一体何がご不満なのかしら。
幼女様:
「なんでプリキュアが出てこないのー!?」
美 翔 さ ん だ っ て プ リ キ ュ ア で す 。
さしもの係員さんもレスポンスに困ってしどろもどろ。
そして何より、舞台裏から押し殺した嗚咽が聞こえてきます。
心の奥の最後の何かがばっきりぼっきり折れる音や、がっくりと膝をつく様子も。
これはもう立ち上がれない。
美翔さん、あんなに頑張ってたのになぁ…。